09/07/11 16:39:32 ttafMzSe
(続き)
Key in CmでF Dorianを保ったままGに移行すると (サブドミナント→ドミナント) 困ったことにF Dorianには
Gの3度に当たるBがなく、逆にF Dorianの5度に当たるCは、Gドミナントスケールにおいてはご法度、つまり
アヴォイドノートです (G7sus4のsus4はCですが、G7sus4はドミナントコードではない)。
そこでF Dorianの音列 (F, G, Ab, Bb, C, D, Eb) は、Gドミナントに移行すると:
G, Ab, Bb, (C→)B, (D→)Db, Eb (Cmのコードトーン) という摩訶不思議な音列に変化します。
これがGオルタードスケールです。
D→Dbは、Bb, B→D, Ebの跳躍が別のharmonic minor (Ebm) を連想させるためかな?なんて考えていますが、
オルタードスケール自体も実は「借り物」と言え、これは半音上のmelodic minorスケールそのまま。
つまり、Gオルタード=Ab melodic minorなんですね。
何が言いたいかよく分からなくなりましたが、
>>ほんとうは C - E7 - Am - Dm - G になるんですよね。
>>で、このAmをはぶいたってことですね。
省いたという意味がよく分かりませんが、AmがなくてE7単独でも、聴感上のトーナリティはKey in Amです。
前述のようにDmに至ってもメロディラインは、Key in Amとも、Key in Cとも言えます。Gに移行すれば
Key in Cにおけるドミナントが意識されますけれどね。