09/10/10 21:54:15 boe26lCp
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アメリカのオーケストラは概して厳格に440Hzの基準音を守っていることが多いです。
ヨーロッパ、特にドイツ系のオーケストラは非常にピッチが高いです。
ベルリンフィルなんかは、444~5Hzくらいに高いこともあります。
その昔、Aの音は431Hzでした。今で言うとAs(ラの♭くらい)の音でした。
しかし、現在の標準では440Hzです。
大方古い時代には今よりも低いことが多かったのですが、近代になって、明るく大きな音が求められるようになると、それに合わせてピッチもどんどんと上がっていきました。
その傾向に歯止めをかけるためと、やはり統一基準が無いと不便だということで、1939年にロンドンの国際会議でA=440hzと決めました。
日本では442hzを使用するのが多いようです。
しかし最近では、ピッチが上がると華やかに聴こえることから、日本で多いのは442Hz。アメリカでは440Hz、ヨーロッパだと440~444Hzと少し幅があるようです。
日本では、クラシックで442hz、ポピュラー音楽で440hzを使うことが多いですが、アメリカでは438hzのところもあるしヨーロッパ圏では445hzを超える所もあると聞いたことがあります。
昔は438とか435とか低かったのですが、技術が進歩してきてより響きを要求するようになり440とか442あるいは444ヘルツ(ベルリンフィル)などとなりました。
合唱の場合はほとんど442ヘルツになってますね。