09/02/02 01:56:52 tq2k0J3S
い
や
な
の
3:ドレミファ名無シド
09/02/02 02:00:32 7BDaDuwb
やるときは準備運動だけはする
これだけ
練習なんて毎日もしないし、決まったメニューもなければ時間もマチマチ
4:ドレミファ名無シド
09/02/02 04:36:54 h199WV9H
ママンママン
5:ドレミファ名無シド
09/02/02 06:18:06 n80KJv0w
==========終了==========
6:ドレミファ名無シド
09/02/02 08:28:20 OIv5nNhD
週末、時間のある日は時間割を作ってる。
7:ドレミファ名無シド
09/02/02 09:00:12 fFp/FeZ8
布団の中で、箱は小さくても客は満員のステージに立ってる自分を想像してニヤニヤする
8:ドレミファ名無シド
09/02/02 13:10:51 dGaWlOgI
その満員の客中にかわいい子発見
9:ドレミファ名無シド
09/02/02 14:12:23 ekbGlfn2
その娘に笑いかける。
10:ドレミファ名無シド
09/02/04 00:57:10 Gp549L/F
そしてオナニーす(ry
11:ドレミファ名無シド
09/02/05 05:55:48 BgFahuZn
その娘は、ステージに駆け寄り、
彼の固くなったものを、ブリーフ越しに数回撫でると、
ニヤッと微笑みながら、彼に一瞥をくれると、
おもむろにブリーフに千円札を挟み、
走り去っていった。
12:ドレミファ名無シド
09/02/06 00:31:51 X2ZOwmZw
彼は、楽屋にもどると、
軽く息を吐きながら、
ブリーフから千円札を引き抜き、
それを蛍光灯に透かしてみた。
13:ドレミファ名無シド
09/02/06 06:56:26 l4nqIcdl
「なにかメッセージでも書いてあるのかい?」
戸口にもたれかかって男が言った。
この箱の、経営者だ。
彼の名は、不二太田(でんと発音してください)
昔は、ハンバーガーチェーンを全国展開し、
一世を風靡していたが、
今では、場末のストリップ小屋の経営者だ。
14:ドレミファ名無シド
09/02/10 11:29:38 wgzBZwwI
「不二太さんか…」振り向いて彼は言った。
「さっさと服着てくれ」不二太は言った。
「風邪引かれるとこまるからな」
「ワンステージ起たせっぱなしで踊れるのは、
乙八しかイネェンだからョ」
そう、彼の名は、遠藤乙八(おとはちと発音して下さい。)
15:ドレミファ名無シド
09/02/13 02:31:43 VC4nsyBT
遠藤は、この小屋の看板息子だ。
「ところでお前さん、将来何やるんだ」不二太は訊いた。
「年取ったらこの仕事はムリだベ」
「特に男のストリップはよ」
不二太は心配だった。
遠藤の代わりが出来る男は、なかなかいない。
遠藤が引退したら、この小屋の経営は難しくなるだろう。
16:ドレミファ名無シド
09/02/15 00:33:49 /LnXbka4
age
17:ドレミファ名無シド
09/02/15 11:45:39 Lv+KF1M1
>>16
オイ、上げるなョwww
コッソリやってんだから
18:ドレミファ名無シド
09/02/17 05:26:49 8Dc53kFS
セーターを頭から被りながら遠藤は言った。
「おれは、ギター弾きになりたいんだょ」
不二太の尾てい骨に静電気のような衝撃が走った。
「何だって?」
「ギター弾きダヨ」遠藤は繰り返した。
不二太は嘗て、アメリカで初めてハンバーガーを
口にしたときのあの何とも言えない…
御叱呼をした後の身体が震えるような、
感覚を思い出した。
「アノ時と同じだ」
不二太はアメリカにいた。
19:ドレミファ名無シド
09/03/02 10:32:00 72Eq3TkJ
19xx年ニューヨーク
そびえ立つ摩天楼。
不二太は人ごみの中を歩いていた。
彼は手ぶらだった。
必要なものは、旅先で調達する。
それが不二太の主義だった。
20:ドレミファ名無シド
09/03/09 07:29:57 34867ASP
彼の目的はただひとつ
全米トップクラスのギター弾き。
そのために何をすればいいのか
不二太にはわからなかった。
あてどなく歩き、
ただ生きているだけという毎日が続く。
21:ドレミファ名無シド
09/03/09 08:55:51 gc7j8k4+
はじめての、アメリカだった。
不二太はウインドウショッピングをしながら
どこに泊まるか考えていた。
と、ガラスに映った男と目が合った。
男は、すぐに目をそらした。
不二太の感が身の危険を知らせた。
22:ドレミファ名無シド
09/03/10 03:20:37 zUPygAsy
アドレナリンの分泌を感じながら不二太は、
ショーウインドウの中の商品に視線を向け、
視界の隅で男を観察した。
不二太は落ち着いていた。
身長は175~180cm位、
髪はブラウン、
どこにでもいるような、
典型的なニューヨークのビジネスマン
といった出で立ちだ。
23:ドレミファ名無シド
09/03/12 19:55:57 nU5qId08
商品から商品に視線を移しながら、
不二太はゆっくり移動した。
男はタブロイド紙を読む振りをしながら
不二太の動きを追っている。
不二太の動きは自然だった。
24:ドレミファ名無シド
09/03/13 08:00:33 k2GKN7Vv
不二太は二件目のショーウインドウを見終えると、
路地に入っていった。
男が三人ガムを噛みながら、不二太を値踏みしている。
通路の左側に二人、右側に一人。
「チンピラか」不二太は思った。
そのまま通り過ぎようとすると、
左側の白人が不二太の左肩を掴んで言った。
「坊や、ここは関所なんだぜ。通行料を置いていきな」
25:ドレミファ名無シド
09/03/14 05:05:38 ZBQeXzVr
不二太は左足を引きながら、
左の肘を男の顔面に入れた。
前屈みになった男の首の後ろ側を、
左手の小指側で引っかけ、
引き寄せながら、左膝蹴りを顔面に入れた。
再び左足を蹴り上げ、
その後ろにいた男の顎に左前蹴りを入れた。
最後に、
右後ろ回し蹴りを後ろにいた男のこめかみにいれた。
ここまで、四秒ジャスト。
テンポ60は彼にとっては遅い。
しかし、連中が手を出すには早すぎた。
不二太は空手四段である。
26:ドレミファ名無シド
09/03/15 08:01:07 ZDddCyHd
故大山倍達は、
「リズム感の良い者は空手も上手い」と言った。
(と思う。言い回しは少し違うかもしれないが、
ほぼ同じようなことを言ったと思う。
マンガが手もとに無いので確認できないが。)
不二太も似たようなことを漠然とではあるが
思っている。
二人の間に面識は無い。
27:ドレミファ名無シド
09/03/16 07:21:45 5leMmFhn
面識はないが二人は同時代を生きた。
方や半島出身の特攻志願兵で、
特攻に出る前に終戦を迎えた、
特攻隊の生き残りである。
(だったと思う。
マンガが手許に無いので確認できないが。)
方や陸軍中野学校で諜報員として養成され、
実践に投入される前に終戦を迎えた。
28:ドレミファ名無シド
09/03/16 07:27:37 5leMmFhn
×実践
○実戦
29:ドレミファ名無シド
09/03/16 18:26:40 VTt8sqlW
×方や
○片や
30:ドレミファ名無シド
09/03/17 08:51:25 auIsMtOd
>>29 忝い。
その後大山は、空手家として世界を旅することになるが、
不二太はジャズマンを目指し渡米した。
しかし、元諜報員であったが為に
不二太には試練が待ち受けていた。
31:ドレミファ名無シド
09/03/21 12:34:38 juK1OzxG
不二太の存在は国家機密だった。
知っている者は、ほんの数人にすぎなかった。
んがしかし、彼の情報は少なからず漏れていたのだった。
不二太はフクロウという符牒で呼ばれていた。
空気の様に音もなく忍び寄り・・・・
風の様に斬る!シャキィィィィィィン
32:ドレミファ名無シド
09/03/22 16:59:15 2ns/st8O
終了
33:ドレミファ名無シド
09/03/23 00:27:54 aYETOsEu
きもちわるいから晒しage
34:ドレミファ名無シド
09/03/23 07:06:49 qOW16wmG
どんどんつまらなくなるな
35:ドレミファ名無シド
09/03/23 08:26:50 E5+SR/nn
完