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「ドレッサーの前で髪をとくシーンは、どうしても入れたかった。色気とかを出せるんじゃないかと思ったんですよね。宮崎さんは、
絶対にこんなシーンを作らないと思うし」鈴木プロデューサーは、さまざまな場所で米林監督を指して「ジブリの新世代」と話している。アニメーターを
務める中で染みついた“宮崎イズム”を継承しながらも、まねをしているだけではないことが、その言葉につながっている。関係者向けの試写終了後、
宮崎監督は米林監督の手を取って「よくやった」とねぎらいの言葉をかけたという。「うれしかったし、ホッとしましたね。企画者である宮崎さんがどう思うか、
気になりましたから。でも、宮崎さんが喜んだから『ヤッター』ではない。あくまで通過点。公開日に、お客さんがどう思ってくれるかが勝負です」今は、
自らの作品がどう受け入れられるかを静かに待っている。
◆米林 宏昌(よねばやし・ひろまさ)1973年7月10日、石川県生まれ。37歳。金沢美術工芸大学商業デザイン学部を
中退した後の96年、スタジオジブリに入社。「もののけ姫」(97年)で初めて動画を、「千と千尋の神隠し」(01年)で原画を担当。
「ゲド戦記」(06年)では作画監督補を務める。今回が初の監督作品。
URLリンク(hochi.yomiuri.co.jp)
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