09/07/19 14:17:14 KPcycIPr
フレデリック・フォーサイスばりのストーリー・テラーに徹した映画作り、てのが好み。
「第四の核」とか「ジャッカルの日」とか。あとイマイチだったけど「ゴルバチョフ暗殺指令」
とか。他には「コードネーム・キリル」とか。或いは「アイガー・サンクション」とか。
昨今だと「グッドシェパード」とか「ミュンヘン」とか。
・・・というのでは邦画ではヒットは見込めないんだろうなぁ。
てことでヒロインが出てきてドラマして、サスペンスじゃないと駄目なんだろうなぁ。
主に女性客対象に脚本が書かれたんだろうなぁ。女が行くとなれば、男がついてくる、
子供も連れてくる、という観客動員倍増計画だたーりして。
テロリストをもっと冷徹な性格で登場させて欲しかったなぁ。
そうするとスリリングさがグッと増して緊迫した場面が出来て、黒田の切れ者振りが強調
されつつ、翻弄されるヒロインの苦悩も深くなり、それぞれのキャラクターの譲れないもの
のぶつかり合いが生じ、本格サスペンスと呼ぶに相応しいものになったんじゃ無かろうか
とか思った。