09/07/12 10:30:50 gmi8BYBv
行為より動機だ、というのが表のテーマ(裏は仲間)にしては、
それぞれの人物の動機がいまひとつ弱い。
柴崎の動機は?仕事だから?
地図をつくるってそんなに大事か?
軍という全体主義の一部になってて、個人の動機が見えない。
長次郎は何度も手伝いが動機であると言ってたのに。
柴崎たちがあれほど信仰の対象を侵す事にためらいを感じていたのに、山岳会はどう思っていたのか?
趣味で登るのは、国の一大事、旧来の信仰より大事なこと、という動機があっても当然なんだがそれもない。
人物に深みがないどころか、テーマ周辺すら弱い。
昨日みたとこなのにラストシーンが思い出せない。
柴崎は妻のとこへ帰ったっけ?
四等の点の記は残らないけど、
地図を完成させたっけ?
柴崎と長次郎は駅で別れたっけ?
点の記からロールは記憶にあるけど、人物に記憶がない。
つまり、人物よりブツ撮りやスタッフの労苦の方が大事という本末転倒。