09/07/19 12:10:00 o1qm5lrV
映画のパンフは売り切れで買えなかったんだが、
もうひとつの劔岳 点の記
山と溪谷社 (著)
URLリンク(www.amazon.co.jp)
を買った。
いろいろな情報が載ってるけど、最後の方に「剱岳登山ガイド」が写真入りで載っている。
最初に、測量隊と同様の長次郎谷のルートが解説されていて
「現在は、別山尾根が通常のルートとして多くの人に登られているが、仮に別山尾根から鎖や梯子を取り去って自然の状態に
戻せば、長次郎谷が最も登りやすいルートと言えるだろう」
「ただし、長次郎谷の雪渓は千変万化する。ピッケル・アイゼンを装備し、雪上技術を身につけた人が、自分の感覚と技量で
登るバリエーション・ルートである」
そして長次郎谷ルートの説明の最後に「十分な装備が必要なのは当然だが、雪渓の登降に熟達した同行者も必須である」
要するに長次郎のようなガイドかリーダーがいないとこのルートに足を踏み入れてはいけませんよ、ということだな。
どこかで見た気がするけど、今年の夏は映画の影響で経験の浅い登山者が剱岳に押しかけることが予想されるので、例年より
入念に登山ルート (別山尾根) の整備がなされ、鎖を新しく付け替えたりしているとか。
俺は剱岳に登ろうなどと夢にも思わないけど、「剱岳で転落死者続出」とかにならないことを祈る。