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舞台は1930年代の満州の原野。「♪ここはぁ~お国を何百里~離れて遠き」とおセンチな日本人
兵士が疲弊しながら歌っていたのと裏腹に、日本に占領されたお国のことなんか全くどうでもよく
自らの私欲やプライドに賭けて豪快に生きる朝鮮人も跋扈していた。
冒頭のシーンでいきなり「カネマル、カネマル」と連呼されるので、どういうハングルなんだと怪訝
に思ったら、日本人大物の苗字でした。政界のドンと言われた亡き金丸信と関係あるのか? Wiki
pediaで見たら、金丸信は日本代表の「柔道使節団」として2度、満州に渡っていること、関東軍電信
三連隊第二中隊に配属されて満州に渡ったことが判明。関係ないっちゃないっし、あるっちゃあるな
あ。
とにかくその「金丸」氏が乗り込んだ特別列車(満州鉄道)を襲い、金丸氏の持つ地図を奪えと、配
下の男、パク・チャンイ朴昌二(イ・ビョンホン)に命じる朝鮮人の老人キム辧主。政治家なのか財界
の大物なのか不明。
その地図がどこの何の地図だかも解らないまま、場面は原野を驀進する列車へ。ところがチャンイ
が率いる馬賊らより一歩早く、金丸氏と側近の乗った車両に踊りこみ、金丸氏や軍人にはべっていた
花柳界の女2人を人質に、有り金一切を奪おうとする一匹狼の列車強盗ユン・テグ(ソン・ガンホ)が。
また、列車の外にはただ一人、ライフルを駆使して確実に馬賊を倒していく男、実は賞金稼ぎのパク・
トウォン(チョン・ウソン)もいた。三者の思惑が入り乱れ、列車の機関手は串刺しにされて殺され、乗客
も散り散りに。結局、問題の地図はその価値を全く知らないユン・テグの手に渡った。