09/06/17 17:30:24 GCnisGWv
マーカスライトが機械であるというのも丁寧にネタばれしといてくれる。
人物と人物がであって、そこにドラマが生まれるためには、必ず壁が必要。
カイルリースとジョンコナーの出会いはだから最悪。
カイルリースとジョンコナーは最初は憎みあってるぐらいでないと、
二人の出会いのドラマは盛り上がらない。
次にひどいのが音楽
常にクライマックスかとおもうようなドンチャンドンチャン。
ターミネーターのメインテーマのような運命を感じさせるような切ない音楽など一切なし。
最初から最後まで飛ばしてくれます。
そしてひどいのが映像。
アクションシーンとCGには金がかかってるんだけど、未来のシーンは、超手抜き。
制作費ケチりまくったのか使い方をまちがえたのか、かなり悲惨な未来描写。
それをごまかすために、常にカメラに「フィルター」をつけて、モノトーンっぽく演出してるんだけど、それが映像をだいなしにしてる。
機械の支配する町の本拠地のシーンの工場も、一瞬「非常口」という文字がうつったり、
人間が転倒しないための手すりなどが設置されていて、説得力のない工場。
人間の工場を転用したという設定なのかもしれないが、転用であっても人間の工場にしかみえない。機械が機械を作ってるという雰囲気はゼロ。
サラコナークロニクルズレベルの映画を期待してる人には満足できるかも。
監督の力量がたりないとかは言うまでもない。