【笑福亭鶴瓶】Dear Doctor ディア・ドクター【瑛太】at CINEMA
【笑福亭鶴瓶】Dear Doctor ディア・ドクター【瑛太】 - 暇つぶし2ch928:名無シネマ@上映中
09/07/23 00:06:12 grEG8JhF


鶴べえはどうやって医者になったの?
医療メーカーの営業やってて偽医者のなった経緯は?
あとあの村にはなんでいるの?
 



929:名無シネマ@上映中
09/07/23 00:06:26 CjqWDuF5
>>927
いいシーンだとは思うが終わるの早すぎないか?

930:名無シネマ@上映中
09/07/23 00:07:30 zJW5LNDp
監督の演出その他について教えていただいた皆さん、レス有難うございました。
えーと、このスレはまだ初回というか、建って最初のスレですよね。
ヨイショするわけじゃないけど、結構濃い感じで読むのが楽しみです。

931:名無シネマ@上映中
09/07/23 00:09:26 REG+UDEl
すごく現実的な話のようで、核心部分は観客それぞれがいろんな解釈ができる。
不思議とファンタジーのような。
私は、日本昔話みたいだと思いました。大人のお伽噺

932:名無シネマ@上映中
09/07/23 00:13:01 5eIL0vvi
最初、おじいちゃんの息が詰まったところの伊野の行動の解釈はこうですがどうでしょうか。

・じいちゃんはよう往生せいやと、周囲は9割9分思っている
・伊野は最後一瞥した女性が、おじいちゃん生きていてほしいと願っていることを察する
・そこで考えを変え、背中を強く叩いて赤貝を吐き出させ、助ける。

いかに長く生きるかでなく、建前・口先だけ「長生きしてー」と言われるでもなく。
伊野の行動の裏にあるのは決していのちに対する賛歌ではない。おじいちゃんの扱いが軽過ぎる。監督は伊野やおだぶつ間際の老人たちを通して生き死にを軽いタッチで描いている。
みな不誠実である。「人情」「相手の弱さを受け入れる・不実を許す」はある。伊野はすごく繊細で、人の期待・気持ちのうつろいを敏感に感じ取り、それに応えてしまう人だ。ただし繊細なだけに、気も弱く、ちょくちょくSOSを出してくる。
「おれ免許ないんや」「(若槻大学卒の刻印のある)ペンライトは親父のや。俺のやない」「(はっきりと)ニセ医師なんや。医者の資格がないんや」などと、心のどこかで気づいてほしいと思っている。

また、人々も潜在的に弱い面をさらけ出す。瑛太含め、村の人たちは盲目的に伊野先生を礼賛しようとする。何か絶対的なものを仕立てあげ、それに寄り添おうとする衆愚の弱さ。
伊野もまたひどくか弱い。しかし人間はみな弱いもので、なおかつ相手の弱さを受け入れる優しさを持っている。
相手の無理を聞いてやる・相手の欠点・不実を許す。それはしばしば、「愛」や「誠実」さよりも人間の関係を潤し、人間の心を豊かにする。
実際、伊野は人々の弱さをはことごとく受け入れたため、村はとても平和で幸せだった。
最後まで最善を尽くす終末医療はとても誠実な行いであるが、人を幸せにしない場合が多い。皮肉っぽく手厳しい刑事は誠実な害悪の象徴である。
しかし弱く不誠実な人間は苦しむ運命。中盤から浮き彫りになる伊野の苦悩・葛藤はまさにドラマである。
白衣を脱ぎ棄てるところはもはや誠実なまでの弱さ・優しさの極致。彼は八千草の願いをかなえ彼女に寄り添うためだけに今の地位を捨て、犯罪的行為を選択した。

すみません、途中から自分の考えをまとめる場にしてしまいました。
国語の問題っぽい映画だな。意見が分かれてもしかたない。
でもすばらしい映画だったと思う。

933:名無シネマ@上映中
09/07/23 00:32:00 d547NDbq
>>932
初めの3行の解釈にはほぼ同意。
後は読むの面倒だ・・・。

934:名無シネマ@上映中
09/07/23 00:50:42 5eIL0vvi
>>933
むしろ3行読んでくれてありがとう。おやすみ。
いやー 「ゆれる」も観てないけど観よう!

935:名無シネマ@上映中
09/07/23 00:55:31 evYBlbJ3
いやいやいや
回りの全てが死を願ってたとしても
赤貝が詰まってるの知ってて死亡宣告したら殺人だろ

伊野は医術と父への憧憬で医者を騙ってるのだから
どれだけ空気読めないとしても安楽死には手を染めないと思うぞ

936:名無シネマ@上映中
09/07/23 01:13:40 dRoCY6EZ
>>929
あ、実際にTV観ていたシーンで終わるって意味じゃなくて、
あそこのシーンをカットして、ラスト病院のベッドのとこで、
野球中継を観てる八千草さん→「お母さん、野球なんてわか
るの?」と聞く井川→「うん、解るとけっこう楽しいものよ
(微笑)」、というシーンとして使ったらどうかな?ってこ
と。(解りにくくてスンマソン)

937:名無シネマ@上映中
09/07/23 01:27:26 NabljoLt
>>936
分かった、じゃあそうしようやw

938:名無シネマ@上映中
09/07/23 01:37:55 zmT4s1/r
伊野はゼイゼイ言ってるとか呼吸困難という病状から気管に物が詰まっているという病状判断出来るスキルあったの?
偶然だったからこそ驚いた(しかし鶴瓶がオーバーアクトだったからスレで深読みする人続出)って気がする


939:名無シネマ@上映中
09/07/23 01:59:30 KVcNTICv
>>938
俺もこっち派だな。
嫁以外には延命を望まれていないことに憐れみを感じ、
感極まって抱かかえたら    ←ココがオーバーアクト
赤貝出てきてホントにびっくり!

と素直に取ったが。

940:名無シネマ@上映中
09/07/23 05:19:56 u4E/09Qe
家族「(センセ、察してけろ。金も無ぇし、延命措置しないでいいがら。
 このまま死なせてやって)」
鶴瓶「(へいへい、了解や。わしはこの村の愛されるドクターやからな。
 住民のニーズにはお応えしまっせ)」
瑛太「(アレ、この先生、応急処置しないの)」
鶴瓶「(みんな見とるな。よっしゃ、抱きしめてパフォーマンスかましたれ)
 あんたよくがんばったなあ(あ、アカン。背中叩きすぎた。生き返って
 しもたやん)」

941:名無シネマ@上映中
09/07/23 05:34:58 vbrHK+a/
>>940は瑛太が深読みしてそう思っている感じ
あそこでそのまま死んでたら瑛太が「こいつ基本的な事も知らないしおかしい」と思うはず
ところが鶴瓶にしたら偶然だけど解決
そこで瑛太はこの先生家族の面目も立ててスゲーと感心

942:名無シネマ@上映中
09/07/23 06:50:08 u4E/09Qe
ラスト2シーンについて

これ以前で既に本編は終わっている。あとは読後感と云うか
どんな後味で終わらすか、コース料理後のデザートのようなシーン。

○ 駅で刑事二人とニアミスするシーン
観客に(あ、鶴瓶、捕まっちゃうのかなと)ドキドキさせるために
入れた。この監督得意のミスリードであり、遊びのシーンでもある。
結果、捕まらずに観客はホッとした気分になる。

○ 鳥飼さんの病室のシーン
肉体もしがらみも無い自由な状態だったら、鶴瓶はおそらく再会しに
来るんだろうなと云う100%ファンタジーの世界。最後は笑顔で〆める
のが、この映画のテイストに最もふさわしいカンジなのだろう。

943:名無シネマ@上映中
09/07/23 07:18:19 ZzIUn+bd
言ってることは良く分かるが、デザートは一つでいいのよ

944:名無シネマ@上映中
09/07/23 07:20:25 Y6Cw6pWw
さすがに余貴美子だけはニセ医者って気づいてたんだろ?

945:名無シネマ@上映中
09/07/23 07:29:36 Asrywz0+
>>944
大きく同意


946:名無シネマ@上映中
09/07/23 08:48:07 jFPVlp61
>>935
安楽死じゃないよ
心肺停止状態になった時にそのまま死亡宣告するか
息を吹き返すかは分からないけど、胸の骨折覚悟で蘇生処置も試してみるかの違い
望まないパターンも多いよ

>>944
余は緊急処置のところで気付いたか確信した
けれど、そのまま偽医者を演じることを望んだ
伊野も引き受けた

947:名無シネマ@上映中
09/07/23 10:56:40 JZe2liKp
余は前から知ってたけど
偽医者でも病気が良くなるみんなのために
黙って知らない振りをしつつこっそりフォローしてた。
自分が看護婦の領分を超えて法を犯すのが嫌だったので
あの時は怪我で救急だったから知ってるとバレるのも承知でフォロー。

と思ったけど

最後息子の発作のシーンがあったのでわからなくなった。

948:名無シネマ@上映中
09/07/23 11:11:47 R3qT6fZB
この話題ループするな。
監督のインタビューとかも合わせて考えると

・余は前々からこの先生ちょっとおかしいなぁとは思ってた
・気胸の処置の動揺ぶりで、この人やっぱりまともな医者じゃないと確信を深めた
・それでも村のためにはなってるから、目を瞑っとくか
・ただまさか医師免許すら持ってないとは思わなかった


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