【笑福亭鶴瓶】Dear Doctor ディア・ドクター【瑛太】at CINEMA
【笑福亭鶴瓶】Dear Doctor ディア・ドクター【瑛太】 - 暇つぶし2ch375:名無シネマ@上映中
09/07/05 14:10:54 jiCtleoK
>>367
>井川はスタイル良すぎの美人医師ですが、AV見慣れた者にとっては(失礼w)珍しいことではなく、

AVがどういう関係あんのよwww

376:名無シネマ@上映中
09/07/05 14:58:19 mMVVriMv
ああ、そうですかぁ~。

377:名無シネマ@上映中
09/07/05 14:58:55 ThNh2Bj9
話題性もあるだろうし鶴瓶師匠、日アカデミー主演男優賞ありうるんじゃない?

378:名無シネマ@上映中
09/07/05 16:43:50 c2IeXCn4
いままで鶴瓶をショーヘイのことだとおもってた。
映画観てて最初の頃はなんでショーヘイでてこないんだ?って
疑問になってた。

379:名無シネマ@上映中
09/07/05 16:57:25 G+vIQ5rj
伊野は診察ができないから適当に胃潰瘍の薬を出してたんじゃなくて、鳥飼さんが癌であることは
ちゃんとわかってたんですよね?
それなのになんで胃潰瘍の治療をしてたんでしょうか?
あと最後の場面もどう解釈すればいいのか・・・
でたらめな治療をしてたんだから会わせる顔がないだろうに・・・
自分が顔出せば喜んでもらえると思ってるのかな?
あと松重豊と竹原慎治の見分け方も教えてください。

380:名無シネマ@上映中
09/07/05 17:05:27 Fw1D0ftL
>>367
瑛太の髪形と服は心理を象徴している。
鶴瓶に傾倒していくと、ピアスを外し垂れた髪を耳にかけ、赤から黒のTシャツへ。
村から去って後の都会の病院では、オールバックでモスグリーン?の開襟シャツと
黒いズボンで年配の患者に穏やかに接する。

車の運転も片手運転から両手へ。

381:名無シネマ@上映中
09/07/05 18:11:55 yDLuO0Y7
なんだか、ストーリーを全然分かってない人が昨夜あたりからずっと質問しているような。

382:名無シネマ@上映中
09/07/05 18:24:54 bArSQwd/
>>371
だから語呂だって言ってんだろうがw
やっぱり、パクリはこんなもんでしかないんだな。

383:名無シネマ@上映中
09/07/05 18:38:02 QqiCyV4M
>>380
あー、そうなんだ。ピアス外したのは気付いたんだけど、服の色、髪型でもそんな移り変わりを表現してたんですね。
診療所に着いてすぐの、生き返ったおじいちゃん事件の場面でも、医者の仕事しにくそうな髪型でしたもんね。
後日の「ホント彼女いないっすから。」と患者とやり取りするシーンも、なんか落ち着いちゃってるとは
思ってましたが、そんな違いがあったとは。いやあ、恐れ入りました。

384:名無シネマ@上映中
09/07/05 19:13:25 SQFjKYos
>>379
をいをいw釣りなのか?
お人好しの俺でさえ、マジレスするのを流石にためらうw

385:名無シネマ@上映中
09/07/05 19:22:43 G+vIQ5rj
>>384
最後の1行は冗談ですが、あとは普通にわからないから聞いてるだけです。
知ってるなら教えてください。

386:名無シネマ@上映中
09/07/05 19:35:16 yDLuO0Y7
このストーリーのいちばん中心の部分なんだが。
もう1回見てみれば。

387:名無シネマ@上映中
09/07/05 20:41:42 8g0DAdy6
>>379
ラスト付近のリツ子のセリフ
「あの先生なら、どんな風に母を死なせたのかしら」

かづ子は末期ガンなので手遅れ、延命は可能かもしれないがもう直らない
あれがでたらめな治療かどうかは終末医療のあり方の微妙な問題
この映画のテーマのひとつ

俺からも言うがもう一回見に行ってくれ

388:名無シネマ@上映中
09/07/05 20:52:02 5KNHEGrE
タイトルはディア・ハンターからとったのかな

389:名無シネマ@上映中
09/07/05 21:01:54 uYAYbRD8
>>388
deer
dear
きみは学校行ったのかな

390:名無シネマ@上映中
09/07/05 21:22:42 c2IeXCn4
胃潰瘍の薬って胃がん患者の痛み止めの作用ってあるの?

391:名無シネマ@上映中
09/07/05 22:04:26 hdjiuvc4
胃潰瘍の薬に痛み止めの作用があるわけじゃなくて、
胃潰瘍にも胃がんにも共通する痛み止めの薬があるんじゃないか

392:名無シネマ@上映中
09/07/05 22:13:23 5KNHEGrE
踊る大捜査線みたいなもんだろ

393:名無シネマ@上映中
09/07/05 22:24:57 yDLuO0Y7
「踊る大紐育」+「夜の大捜査線」で「踊る大捜査線」になったのと同じように
「ディア・ハンター」の響きがかけてあるってことか。

394:名無シネマ@上映中
09/07/05 22:45:21 4TnGWUAK
>>388
ローリングストーンズの曲からとったらしいね
ディア・ドクター聞いてみたいな

395:名無シネマ@上映中
09/07/05 23:21:49 +3Hi2OZV
>>394
これ?
URLリンク(eonet.jp)

396:名無シネマ@上映中
09/07/06 00:50:24 3cUsRelJ
さっき観てきた。
とても良かった。西川美和のベストだと思った。

特に、伊野がボケた父親に電話をして
ペンライトの件を謝るシーンで胸が潰れそうになった。
俺の親父も医者だから、医者のバカ息子の苦悩はよーく分かるw

397:名無シネマ@上映中
09/07/06 00:52:15 unJuz3iR
死ぬ事を考えろって声が聞こえるって妄想に取りつかれてるお婆ちゃんのシーン
その嘘にそのまま乗っかって付き合ってあげる香川
「やめとけ、拍車がかかるやろ」「一人くらい味方がいてもいいじゃないですか」
この辺も伊野と薬屋の関係性を暗示してるんだね
薬屋はなんだかんだで伊野の事評価してたんだと思う

398:名無シネマ@上映中
09/07/06 01:03:03 30ipKWOA
薬屋は、伊野のこと強請ってたよね~?
500万を700万にするって言ってたし。
あれはバラされたくないから、口止め料を
はずんだってことでオッケイ?

399:名無シネマ@上映中
09/07/06 01:19:19 x4qHCiG7
>>367 >>380
そうだったのか。鶴瓶に気を取られててちゃんと見てなかった。
私も恐れ入りました。

400:名無シネマ@上映中
09/07/06 01:22:14 unJuz3iR
>>398
あれは金じゃなくて薬の数かなんかじゃないかな。万とは言ってないはず
脅しには違いないが薬屋は金は要求してない
刑事とのやり取りみても伊野に何かしらのシンパシーを感じていたんだろうね

401:名無シネマ@上映中
09/07/06 01:37:19 vFf/7b9z
医薬品の営業は薬売ってなんぼだから、ノルマ達成のために薬を買ってもらってたんだよ
だから、そんなに使い切れんと言って最初の要求を伊野は渋ってる
MRの事情とか分かってないと分かりにくいかな?

402:名無シネマ@上映中
09/07/06 05:01:35 miVswvKP
>>206
伊野が痴呆の父に電話してた駅は上菅谷@水郡線

>>379
かづ子が本格的なガンの治療を望んでないから、伊野は内視鏡で写真撮って生検でガン確定したら資料読んだりして
自力でできる限りの治療+本物の医者・りつ子には嘘とばれないように入念に小細工してたろ?
りつ子がアイス食べようとした時、かづ子が飲んでる薬のカラ見つけたシーンで
胃潰瘍とは関係ない鉄剤のフェロミア処方→消化管からの出血で貧血起こしてる(=溶けていくアイスが暗喩)→ガンじゃね?と推理したから、りつ子は伊野を訪ねてきた
伊野が治療も嘘も全力尽くしてたのが分からない>>379の目と脳が適当すぎる

ラストのマスク越しの笑みは「もう医者の真似事はやめたけど、傍にいますよ」的な優しさだと思う

403:名無シネマ@上映中
09/07/06 06:45:23 MH/OdXS0
二回目観てきて気づいたシーン。最初の妄想婆さんちで薬屋が暴れた後の会話。
薬屋「ひとりぐらい味方してあげなきゃ」
伊野「あんな事したらよけい酷なるやろ」
薬屋「あれですか。医学的見地ってやつですか(笑)」
伊野「お前。前からいっぺん話そうとおもてたんやけどな(怒)」
わかって観てると薬屋がイヤミ言ってる

404:名無シネマ@上映中
09/07/06 06:47:42 Qs0KlzZf
親切な人っているもんなんだなぁ

405:名無シネマ@上映中
09/07/06 06:51:39 MH/OdXS0
あと、八千草さんが刑事に「(伊野は)なーんにもしてくれなかった」と笑顔で語るシーン。
ちょっと引っかかってたんだけど、
伊野が夜初めて八千草の家を訪ねたシーンで、はっきりと八千草が伊野に、「先生、何にもしないでください」って懇願してた。
自分の中で非常にすっきりしました

406:名無シネマ@上映中
09/07/06 08:47:01 x+BJeHwl
八千草さんが悲恋ものの落語の「立ち切れ」を最後まで聞けずに眠ってしまうってのは、落語の内容と違って死ぬ前にまた会えるって暗示だったのかな。

407:名無シネマ@上映中
09/07/06 09:14:55 HyHzsfm3
>>405

> 「先生、何にもしないでください」って懇願してた。

このセリフを覚えてなくても

> 刑事に「(伊野は)なーんにもしてくれなかった」と笑顔で語るシーン。

これは充分、理解できるけどなあ。

失礼なようだが、行間読み取ることが苦手な人に
こういうタイプの映画はキツイだろうね。



408:名無シネマ@上映中
09/07/06 10:16:52 zmr8Py+3
> 失礼なようだが、行間読み取ることが苦手な人に
> こういうタイプの映画はキツイだろうね。
ゆれるの時もこういうのが湧いてきてたけど
上から目線で講釈たれるのも恥ずかしいと思うが・・・
行間とかそんな大げさなモンでもないよ
マイナー系の邦画であるパターンだけど
普段あんまり観ないから慣れてないとかだろう

興味持ったら、ミニシアター系の邦画も色々観てみると良いよ

409:名無シネマ@上映中
09/07/06 10:36:29 HyHzsfm3
慣れの問題?そうなのか。

でもさ、ここに時折出てくるトンチンカンな質問とか
セリフにないことは理解できてない人とか
想像力が欠如してると思う。
映画に限らず普段の生活でもそうなんじゃないの。

410:名無シネマ@上映中
09/07/06 10:58:40 wW43Tqei
>>397
なるほど、それは気がつかなかった

>>406
あれ立ち切れ線香だったのか…
最後の場面は色々な解釈が出来るねぇ

411:名無シネマ@上映中
09/07/06 11:06:43 wW43Tqei
「立ち切れ線香」ってことは、八千草と伊野を暗示すると共に
八千草の娘が一年来ないと聞いて、伊野が医者をやめる決断をした
ことの説明にもなってるのかな。

412:名無シネマ@上映中
09/07/06 12:40:26 Pz/ZPD0J
落語のチョイスはつるべのアドヴァイスらしいね

413:名無シネマ@上映中
09/07/06 12:41:01 gkjRE723
たちぎり…やはり最後の伊野は幻だったか

414:名無シネマ@上映中
09/07/06 13:08:28 unJuz3iR
暗示の面もあれだけど、伊野がいなくなってからも鳥飼さんが「立ち切れ」をどんな想いで聴いていたのかを考えると切ないね
いたたまれず夜中玄関先に立って遠くに聞こえる原付の音に耳をすます…

415:名無シネマ@上映中
09/07/06 13:36:31 30ipKWOA
エレベーターのシーンは、伊野が、「もし乗り込む前に誰かが
呼びかけてくれなければ、このまま逃げてしまおう」という、
ある種の賭け(運試し?)をした、と思ったんだけど、違うカナ?

416:名無シネマ@上映中
09/07/06 13:37:46 8bq3V5NR
>>153
産気づいた妊婦役で出てたよw

417:名無シネマ@上映中
09/07/06 14:15:13 zmr8Py+3
そういえば、新屋英子も出てたね

>>415
深読みしすぎ
単にこのまま逃げだそうかと躊躇してただけでしょ
気胸の件で改めて人の生き死を左右する立場なんだと実感して怖くなったんでしょ

418:名無シネマ@上映中
09/07/06 15:48:06 MH/OdXS0
>>403だが、香ばしいのに誤解されっぱなしというのも癪なので弁明
一回目観たときの解釈は、このスレの上の方で書いてるんだが(携帯なので検索略)
「医者としては何にもしてくれなかった(けど…)」と後の言葉を飲み込んだのかと思ってたが
見直してみるともっと直接的な表現だったってこと

419:名無シネマ@上映中
09/07/06 16:00:01 eOMkNwzw
つるびん

420:名無シネマ@上映中
09/07/06 16:06:09 JF5GeITL
昨日観て来ました@神戸
映画は良かったんだけど、たまたま聴覚障害の方用に
全編日本語字幕つきの日だったようで・・・
受付などで一言知らせてほしかった。
字幕が目障りでした・・・。

421:名無シネマ@上映中
09/07/06 17:16:31 gbf8vBOw
名前:名無シネマさん[sage] 投稿日:2009/07/06(月) 17:03:42 ID:FZtZCUPU
《7/4 ~ 7/5》
1 1 ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破
2 2 ROOKIES-卒業-
3 3 トランスフォーマー:リベンジ
4 4 劔岳 点の記
5 5 ターミネーター4
6 NEW MW-ムウ-
7 NEW それいけ!アンパンマンだだんだんとふたごの星
8 6 愛を読むひと
9 7 天使と悪魔
10 11 ディア・ドクター

ディア・ドクターランクインおめ!

422:名無シネマ@上映中
09/07/06 17:46:26 joXu6SvA
>>421
教えてくれてありがとう 嬉しい話ですね
あともう一つ嬉しい話 井川さん女の子ご出産おめでとうございます


423:名無シネマ@上映中
09/07/06 21:37:58 P9bLRze5
公式見たら、夏以降も順次上映していくみたいですね。
あと落語は全くわからないけど、どんな内容か興味持ちました。
鶴瓶師匠が主演の作品ならではの、粋な演出だなあ

424:名無シネマ@上映中
09/07/06 21:55:35 cg5NUCRv
2週目で上げてくるって何気にすごいな
しかも上映してるとこなんてランクインしてる作品に比べたら
屁みたいな数だってのに

425:名無シネマ@上映中
09/07/06 22:28:15 YF9XSXqS
【映画】日本興行成績:「ヱヴァ―破」がV2!5位までは先週と変わらず 初登場は6位「MW」など2本・「ディア・ドクター」も2週目で初ランクイン
スレリンク(mnewsplus板)

426:名無シネマ@上映中
09/07/06 22:58:23 Qydx4sIc
>>397
妄想おばあちゃん 演技とは思えないくらい上手かった
話の飛び方や声の抑揚が凄くリアルなんだと思う

427:名無シネマ@上映中
09/07/06 23:31:35 iBIlxKTd
しっかしさあ・・・
俺たちも何十年後かにはあの村の誰かみたいになるんだよな・・・。

428:名無シネマ@上映中
09/07/06 23:36:29 KADq3e3i
すっごい楽しみだよな

429:名無シネマ@上映中
09/07/07 00:04:23 SgihOk8V
あの村には子供がたくさんいたけど、あれは地元の子供かな?
年寄りばかりだったから子供がいる夫婦みたいなのみかけなかったけど。

430:名無シネマ@上映中
09/07/07 06:36:23 A1+hC9Qn
村中集めてあの四、五人じゃね?とすれば、その親世代の数も知れてるわな
まあ村人1500人だから、さすがにもう少しいるか

431:名無シネマ@上映中
09/07/07 06:37:51 A1+hC9Qn
ごめん いま思い出したら、BMWに群がってたな…
川のシーンしか思い浮かべてなかった

432:名無シネマ@上映中
09/07/07 12:51:37 jNyHov7R
>>429
親は働きに出てるから夜しかいないんだよ

433:名無シネマ@上映中
09/07/08 16:19:03 IEn+jcvG
鶴瓶さんこのまえEXILEの番組に宣伝で出ていた
この映画のお陰で気になる人です

434:名無シネマ@上映中
09/07/08 16:28:42 xgCaw6sf
終盤の鶴瓶は蛇足だなぁ
観客に擦り寄りすぎだろう
スパッと消えればよかったのに・・・


435:名無シネマ@上映中
09/07/08 17:51:03 /RGotU0E
まあファンサービスである事は確かだが
劇中の伊野の性格設定なら、八千草さんが気になってあれぐらいしてもおかしかないかな

436:名無シネマ@上映中
09/07/08 17:57:59 8tfhYaYi
この間 彼女と観たんだが、彼女の感想は「やっぱり女性監督作品だなぁ~」だった

どこが?と聞くと、八千草薫が病院で刑事に鶴瓶の事を聞かれたとき
顔色すら変えないでサラッと受け答えしてたシーンだそうな。
あれは女性だとよくわかる…と。なんか複雑な気分だ…

437:名無シネマ@上映中
09/07/08 22:23:37 WXWsHVMp
いやあれは顔色さえ変えてないって演技じゃないたろ
けっこうわざとらしく、白々しく答えてるよ

438:名無シネマ@上映中
09/07/08 22:33:06 Tu2OfkNH
西川美和監督! 35歳のお誕生日おめでとうございます!
今後はせめて2年に1本でw。

439:名無シネマ@上映中
09/07/08 22:41:20 In9O/va2
西川さん、誕生日おめでとう
映画も小説も素晴らしかった!
ありがとう。
大好きです。


440:名無シネマ@上映中
09/07/09 00:21:08 rxVYb5S2
渋谷で見てきた。また見に行きたい、って思う映画だった。偽医者が去ったあとの空の診療所をの場面はいろいろ考えさせられたよ。

まったく話とは関係ないけど、テレビにうつる野球がどちらも横浜の試合っていうのは西川監督の趣味なのかね。たしか「ゆれる」では横浜-阪神戦だったような。

441:名無シネマ@上映中
09/07/09 00:41:51 Z6KZ1YA+
「ゆれる」も含めて全部、横浜球場の試合だよ。

442:名無シネマ@上映中
09/07/09 00:48:25 mB7erN8C
どっちにも噛んでるテレビマンユニオン
URLリンク(ja.wikipedia.org)

主要株主 TBS

無関係ではなさそう

娘が帰省中に八千草さんが野球見てるシーン好きだな

443:名無シネマ@上映中
09/07/09 00:58:16 Z6KZ1YA+
鶴瓶に野球中継の見方を教えてもらって(野球中継が出てくる場面1=横浜阪神戦)
井川が帰省したときにもTVで野球を見てる(野球中継が出てくる場面2=横浜広島戦)
ことで、八千草さんが鶴瓶を受け入れていることを表現しているんだよね。
さりげなく上手な演出。

444:名無シネマ@上映中
09/07/09 03:47:39 FfunfGva
レビュ評価日に日に上がってきてるね。 
いい映画だから沢山の人たちに観てほしいなぁ

445:名無シネマ@上映中
09/07/09 08:25:10 2iKZImur
自分も観にいきたい 自分の目で確かめたい

446:名無シネマ@上映中
09/07/09 10:16:21 +e168c4p
>>436 君の彼女はいい答え方をするね。看護士(余貴美子)が刑事にあれこれ
質問されながら、自分の頭を叩くシーンは秀逸だと思った。女性監督ならでは
の細かい感情表現がうまい。

アイスクリームが溶けていくシーンとか、八千草薫さんが野球を見るようになる
シーンとか、この監督は演出がうまい。それに俳優の個性を引き出すのもうまいね。
ひょっとしたら、「おくりびと」の後を狙えるかも。鶴瓶がレッドカーペットの上
を歩くのかもね。国内の映画賞はこれで決まったようなものだし。

447:名無シネマ@上映中
09/07/09 12:13:45 lsGm6ALm
パンフレットの表紙はがしたらポスターだったよ。裏面が棚田のビジュアルで笑った。ゆれるんときは、実家ポストカードだし。

448:名無シネマ@上映中
09/07/09 12:36:47 TAcVMW96
>>436
彼女は意味を取り違えてると思うよ。



449:名無シネマ@上映中
09/07/09 12:45:44 KO/mm76n
昨日観てきた。
何かで宣伝見かけて「面白そうだなぁ」くらいの気持ちで行ったんだけど、
始まってみたらただただ見入ってしまったw
細かな描写とかまで楽しむために、もう一度観に行ってこようかと思う。

450:名無シネマ@上映中
09/07/09 12:50:00 Oqqkl7Cg
かづ子さんは平静を装ってとか、嘘をついているのではなくて、
伊野に感謝しているんだと思うけど。
「何もしてくれなかった。」と感謝しながら独り言みたいにつぶ
やいたんでしょう。


451:名無シネマ@上映中
09/07/09 15:45:50 cNkwA/Gp
>>449
浦和で観たけど、後ろの子連れの客は逆だったみたい。
上映後に「ちっとも面白くなかったな、もっと楽しいヤツかと思った」
と子供にブツブツ言ってた。子供だんまり

たぶん、バラエティー番組の鶴瓶を期待したんだろうなw
三谷幸喜な作品を期待して子供を連れてきたのかも

452:名無シネマ@上映中
09/07/09 15:57:12 7mkgooab
子供はアニメか怪獣映画でないと楽しめんのよ

453:名無シネマ@上映中
09/07/09 16:41:14 hHwAc9e2
完全にブラック・ジャックのパクリです。本当にありがとうございました。

454:338
09/07/09 16:55:07 IHnxxYEm
7月5日まで(9日間)で1億2200万円いったそうだ。ガンバレ。

455:名無シネマ@上映中
09/07/09 16:55:56 IHnxxYEm
上の名前の「338」は手違いによるものです。スミマセン。

456:名無シネマ@上映中
09/07/09 17:38:21 YTdUCnXB
>女性監督ならではの細かい感情表現がうまい。

もちろん西川監督は演出の秀逸な人だけど、演出の
上手い男性監督だってたくさんいるよな。
どこら辺が女性監督ならではなわけ?

457:名無シネマ@上映中
09/07/09 21:46:59 xRvoVBpV
感情表現であって、演出とは言ってないようだけど?

458:名無シネマ@上映中
09/07/09 23:21:19 Gyg3lHDh
子供連れで見るような映画じゃないよな、これ
鶴瓶ってだけで勘違いしちゃったのかね

459:名無シネマ@上映中
09/07/09 23:44:47 fL+c6J/4
子供って本当のコドモなのか。そりゃ無理だ。
でも老境に達した親と、壮年の子供が一緒に見るには、最高の映画かもしれない。

460:名無シネマ@上映中
09/07/10 00:00:09 xRvoVBpV
別に子供が文句垂れてたわけではないじゃん
親が子供にブツブツいってただけで

461:名無シネマ@上映中
09/07/10 00:01:34 HCKdzvUu
後輩のシンプレ渡辺談
「べえ師匠って、人懐っこい笑顔しはるけど、目の奥は笑ろてへんで~~!」

462:名無シネマ@上映中
09/07/10 01:00:24 FfHps3z2
>>453
君の場合、ロボットでてきて人間助けたら
鉄腕アトムのパクリと勝ち誇るんだろうね

463:名無シネマ@上映中
09/07/10 09:10:14 sMenqjBs
鶴瓶に 脈をとられて もらい泣き

464:●⊂⌒`つ゚∋゚)つ ◆ZaBeanKwwI
09/07/10 12:03:43 lEX+X9Zx
昨日新宿のレイトで見ました。
色々思い返してみると、結果的に伊野=鶴瓶は適役なんじゃないですかね。

>僻地で働いている医師に聞いたら、口を揃えて『志の高い人ほど続かない』
URLリンク(www.oricon.co.jp)

多分この映画のテーマの一つだと思うんだけど、伊野が相馬に本音を言うところは、
「家族に乾杯」の綺麗な鶴瓶から「悪べぇ」に変わる瞬間で、
あのシーン見て、「ああ、これは笑福亭鶴瓶にしかできないかも」と思ったくらい。
補足的に言うと、wikiにも載ってるけど、駿河学少年万馬券的中事件というのがあって、
適当やってたら人に感謝されてしまう驚きと居心地の悪さというのは体に染み込んでるのかも。

しかし、西川監督は最初は伊野を誰にやらそうと考えてたんでしょうかね。
「ゆれる」のキャストなら誰でも無難にこなせそうだけど・・・

465:名無シネマ@上映中
09/07/10 16:54:13 JnexBnfS
この映画はぜひ見に行きたいな

しかし鶴瓶には家族に乾杯のイメージが強くて、シリアスな内容に入り込めるかどうか・・・

466:名無シネマ@上映中
09/07/10 17:01:53 Pl8zDC57
>>464
最初は、オダギリ&瑛太の思考もあったと聞いた

467:名無シネマ@上映中
09/07/10 17:04:01 3iQ+1kXz
特定の人であてがきはせずに書き進めていったとか言ってたけど

468:名無シネマ@上映中
09/07/10 17:09:20 Pl8zDC57
>>467
配役を考える時に


469:名無シネマ@上映中
09/07/10 17:12:48 3zX4y1z4
あてがきしたのは八千草さんだけ
その役を演じてくれたらいいなと願いながら書いたらしい

瑛太にはゆれるが終わったあと次に映画を撮る時にはでて欲しいとオファーしてあった
ただし監督は瑛太の演技イメージを持たずに脚本を書いたので
あてがきはされていない

470:名無シネマ@上映中
09/07/10 19:01:04 tmw2hGKk
監督は当初、相馬に関してあまり興味の向かない存在だったらしい。
誰だったか忘れたけど、「監督は相馬に対しての愛着に欠ける」
と指摘された程。

撮影に入り、瑛太が演じるにあたって、その相馬のキャラを
瑛太自身が解釈し、肉付けした結果、監督は相馬に対して
愛着を持てるようになったんだと。

この映画の中では、皆さんベストアクト&ベストキャスティング
だと思うが、俺の中での新しい収穫は、鶴瓶&瑛太&井川の演技力。

471:名無シネマ@上映中
09/07/10 19:11:31 AWp0AQxb
余貴美子はうまいなあとしか言いようがないです。
大事なことは、みんな彼女の口から聞きたい。
それがウソでもいいです。

472:名無シネマ@上映中
09/07/10 21:25:24 mhkdOmUP
 後半の刑事パートで、伊野がニセ医者だと判明してから
 村の人間が手の平を返して刑事に自分達はニセ医者の被害者だと
 訴えてたけど、

 その後の刑事が瑛太を尋問するシーンでぽつりと
 「今、もし、伊野が帰ってきたら村人たちはどうするんだろうな・・・
  あんがい俺たち警察を山に埋めて、伊野をうけいれるんじゃないか?」
 
 と言ってたのがゾクリと来た
 村人達は本当は伊野をまだ慕っているともとれるし、
 エゴイズムを嫌悪しているともとれる

 最初はまだ伊野が密かに慕われているのを刑事が
 感づいて、理解できずに苛立ってるだけかと思ってたが・・・

473:名無シネマ@上映中
09/07/10 22:20:08 oLqtpN54
>>472
刑事のせりふは漫画のマスターキートンで、偽の神父を村人が守るっていうエピソードを思い出させられた。

村人も伊野が偽の医者だと薄々気付いていたんじゃないかと思っていたんだけど、違うのかな?

474:名無シネマ@上映中
09/07/11 00:44:22 h3+p1G1Y
実際にこういう事件が起こったとして、真相を知らされた
村人にインタビューをしたら、きっと映画のように不満を
ブチまける人もいれば、「良くしてくれました」と感謝を
述べる人もいるはず。で、報道などで紹介されるのは前者
だけ、という気がして、いろんな意味でリアルだなぁ~、
と感じた。

普通~の監督さんなら、「無免許だったが、伊野は本物の
先生様だったよ」というようなコメントを、最後に言わせ
たがるんじゃないかなー?(村長の笹野高史さんあたりに
は特にネー(*‘ω‘ *))。

475:名無シネマ@上映中
09/07/11 01:13:36 JprORykE
>>471
余はああいうのはまるよ
風吹ジュンもそうだけど生活感出たのやつれ具合にリアリティを感じるんだよな

476:名無シネマ@上映中
09/07/11 04:18:15 0THYq6im
こんな医者の権威を失墜させ、医師を冒涜する映画は無いと思ったから、
映画終わりのクレジットで医療監修やら協力で、病院名や医師名がたくさん出てきたときは驚いた。

ところで40代男性の胃カメラの写真と70代女性の胃カメラの写真って
違いないもんなの?


あと、おれもつるべえが最後、八千草にお茶入れて現れたシーンは意味不明だった。
つるべえは何を想って現れたんだい?

477:名無シネマ@上映中
09/07/11 06:43:40 f3fIpKp3
免許はないが医者のいない町の人のために医者の真似をするってエピソードはブラックジャックにあるね。
こちらは最後にはあらためて大学に行き直すって話だけど。でも、展開的にそっくりだった。

あと最後の方のシーン、伊野と刑事がニアミスするシーンは必要性を全く感じない。
エンディングも含め、最後の最後でつめの甘い作品になってしまったな。

478:名無シネマ@上映中
09/07/11 07:38:11 Hj4Wt677
もしかして村人の多くは正体に気付いて鶴瓶を利用してたのかも。
序盤の蘇生断ったのもさすがにそこまで頼まないって事にも思える。


479:名無シネマ@上映中
09/07/11 08:45:57 eB6F8EiI
最後のシーンは賛否両論だね。伊野の行動は性格設定と矛盾はしてないから、
後は観客に見せるべきかどうかだよね。
個人的にはあっても良かったと思う。


480:名無シネマ@上映中
09/07/11 10:12:45 pJA5Xq1N
みんな評価高いな。
ど田舎を舞台にしてるせいか、テンポが悪すぎていまいちだった。
野球のシーンや瑛太の身なりなんかベタ過ぎ。

481:名無シネマ@上映中
09/07/11 10:22:09 M2TCINjG
平日昼間はおばちゃん連中で満席だった
集客はつるべのおかげかもな

482:名無シネマ@上映中
09/07/11 10:26:44 e94Dh8cB
>>481
瑛太のファンの中心もおばちゃん。西川監督もおばちゃんに人気。

483:名無シネマ@上映中
09/07/11 10:37:21 PqaCyzka
>>464
最初はソンガンホみたいな人にやらせたかったって
札幌で言ってたよ。
2枚目顔じゃない人にやらせたかったって。

484:名無シネマ@上映中
09/07/11 11:23:56 pjQL2IFw
CSでフジの、男おばさんに
監督がゲストに出てるの見ました。
面白かったです。

写真を使って紹介するのもね

485:名無シネマ@上映中
09/07/11 11:49:14 fRkFiRru
蘇生頼まなかった意味、履き違えてる人いるね

486:⊂⌒`つ゚∋゚)つ ◆ZaBeanKwwI
09/07/11 11:49:41 OS95ZDN0
>>466
何かキャラ被ってそうな・・・

>>483
じゃあ、「ゆれる」で選ぶなら木村祐一ってとこですか。
最後のシーン考えると、ちょっと軽さも持ち合わせた方がいいでしょうし。
木村つながりでいうと、ソン・ガンホ似って言われてふと木村進(新喜劇の)を思い出しました。
元気だったら、それもアリだったかも。ちょっとコテコテ過ぎかな。

487:名無シネマ@上映中
09/07/11 12:20:50 DWBDSeHx
王様のブランチの本紹介コーナーで
西川監督の「きのうの神さま」が、直木賞の本命として推されてたよ
(ダントツでコレに決まり!候補は無いんですが、と前置きしていたが)

488:名無シネマ@上映中
09/07/11 12:22:30 m4NWyWHz
昨日渋谷で見た。
何か自分にはしっくり来なかった。
ゆれるのような二転三転の展開がなくひじょうに緩い展開だったので、
あれ?終わり?って感じ。
しかも最後に釣瓶が登場したときめちゃくちゃ怖かった。サイコホラーのラストみたいで。
そうとった人は殆どいないだろうけど。

でも編集というか構成はすごく上手だと思う。
過去と現在の見せ方といろんな事実を浮き彫りにさせていくさじ加減が凄い。
香川が、狂ったおばあさんのところで言った「医学的見地からのなんたら~」とかいう
台詞とか、ぞくぞくする。

釣瓶の演技はやっぱりヘタだと思う。
ヘタなところまで計算に入れて、心情をぼかすというやり方に少しあざとさも感じた。

489:名無シネマ@上映中
09/07/11 12:28:23 0e6MFNUf
>>480
ああいうとこはベタでもわかりやすい方が良いよ
その辺りの描写にこだわってると、テンポが悪くなるし焦点がぼやける

490:名無シネマ@上映中
09/07/11 13:09:44 kfDWJq3s
>>477
そもそも、ブラックジャック自身が無免許医なんだがw
所謂、偽医者ってのとは違うけどさ。

491:名無シネマ@上映中
09/07/11 13:32:39 7ui+yXAE
>>485
履き違えてるわけじゃなく、そういう風にも見れるって話をしてる。
俺の話を君が履き違えている。


492:名無シネマ@上映中
09/07/11 13:35:46 UjMCIcGT
この映画は観客の年齢層高いだろうし、
緩めのテンポで、ユーモアなんかもベタ寄りでいいと思う。

俺が観た時も、
伊野「念のためCT撮ります?」
相馬「え、ここCT撮れるんスか」
伊野「撮れませんけどね」
みたいな何てことないやり取りでも結構笑いが起きてたぞ。
普段どっちかというと若い客が多い映画を観ることが多いんで、この映画の笑いが起きるポイントは
結構新鮮に感じた。

493:名無シネマ@上映中
09/07/11 18:32:33 AYWFZYTJ
ラストはあれでいいと思う。
ツルベ=うそつき・偽者、という感覚で終わらせるのが
本意ではないのだし。
しかし、ラストで感動の再会みたいのやられると
それはやりすぎ。
ツルベの顔は映らない、八千草の表情で物語らせる
あのラストでいいと思った。


494:名無シネマ@上映中
09/07/11 21:07:46 gF+2k00/
>>477
「古和医院」だね。
俺もその話思い出したよ。
やったことのない手術を一か八か震える手でチャレンジするシーンなんてかなり意識していると感じた。

495:名無シネマ@上映中
09/07/11 22:49:10 ZUnK/5ln
>>493
では、どういう感覚で終わらせるのが本意なんでしょうか?
あのシーンがどういう意味なのかわからないのですが?

496:名無シネマ@上映中
09/07/11 22:57:30 8463/q32
>>495
 あなたの疑問を満足させられるのは監督だけでしょうね。
 
 あのシーンの意味なんて、人それぞれで解釈が違っちゃってるもの。



497:名無シネマ@上映中
09/07/11 23:04:12 ZUnK/5ln
伊野としては鳥飼さんの希望に沿って自分なりに精一杯の治療をしたつもりかもしれないけど、
それでもだましていたことは変わらないし、結局最後は全部ほっぽり出して逃げてしまったわけだ。
その後、ラストシーンで鳥飼さんの前に現れた理由がわからない。
偽医者だったことをわびるためか、普通にお見舞いしたかったのか、
その後の経過を知りたかったのか・・・
どれも違う気がするし、どんな会話をしたのか想像できない。

498:名無シネマ@上映中
09/07/11 23:16:26 V3PJNRc2
よさそうだから来週観にいくわ

古和医院ということでネタはわかったけど、江戸時代の医者なんてこんなもんだったんだろうな。

499:名無シネマ@上映中
09/07/11 23:28:07 b/i23bCu
ネタは分かったと言うが、映画のほうでは「偽医者」はオチでなく、むしろ出発点だ。
そのへん、脚本が巧妙に構成されている。

500:名無シネマ@上映中
09/07/11 23:32:21 AYWFZYTJ
当事者にしかわからない事ってありますよね。
しかし世間的には罪とされて当然、ということもわかっている。
だから鳥飼も相馬も刑事に対しては「常識的な」コメントを残し
それはかなり強調されていたと思う。

>>495
題名にもあるように
「dear」というキーワードで締めくくりたかったんだと思いますよ。
つまり「dear」というのは過去完了形なのではなく
現在進行形であるのだと。



501:名無シネマ@上映中
09/07/11 23:38:00 615XAMbI
>>497
この映画はハリウッドなんかの善悪二元論とは違うので、
まず偽医者=悪者という固定観念を捨てて考えてくれ

502:名無シネマ@上映中
09/07/12 00:23:35 B2flvg/a
予想に反して、すごく良かった。
八千草に白衣を振って去っていくシーンで自然と涙が出たなぁ

503:名無シネマ@上映中
09/07/12 00:26:36 ZC3XuUTu
>>501
そうだよね。むしろあの村では、あの医師のほうがニーズに応えていた。
本当の医療って何だろう?と考えさせられる。偽医者という設定だからこそ。

そしてまた考えさせられるのは「自分は(自分の職業)の本物なんだろうか」という疑問。
「本物って何なんだろうか」ということも。

504:名無シネマ@上映中
09/07/12 00:44:16 10L7ZcOS
ラス前
・駅売店にてタバコを注意される
・刑事とニアミス
・列車通過後、画面から消える

この一連の流れ
監督の意図はいかに???

505:名無シネマ@上映中
09/07/12 01:25:37 ryLWG2ad
娘が盆暮れには帰郷するとしても
いずれすべて露見するのは間違いないわけで
自爆覚悟の嘘だったってこと?

506:名無シネマ@上映中
09/07/12 01:38:01 /ARDeJQU
>>505
嘘ってどっちの?
かづ子と二人でついていた嘘の方ならその覚悟はあったんじゃね

507:名無シネマ@上映中
09/07/12 01:49:32 VI52yMf3
>>504
ペンライトの件等、伊野がいままでついてきた嘘を清算しようと自首を考えたが、
鳥飼の嘘の約束だけは守り通したいがため、自首をやめたという
暗示的なシーンと勝手に想像している。

508:名無シネマ@上映中
09/07/12 01:59:26 ryLWG2ad
>506
そっちの嘘
冒頭の大往生もどきといい
おそらく安楽死すれすれのこともに手を貸してたんだろうな

509:名無シネマ@上映中
09/07/12 02:07:43 ZC3XuUTu
父が死んだとき、医師が3回延命治療したけど、「無理やり生かしてる」としか思えなかった。
母と弟と話し合って、4回目は止めてもらった。あれはつらいぞ。偽ドクターは空気読んだんだな。

510:名無シネマ@上映中
09/07/12 02:15:26 10L7ZcOS
>>507
なるほど
タバコを吸ってむせていたというのは慣れてない証拠で
しかも駅での喫煙場所さえ知らないのならその日が最初とも受け取れる。
自首する前の一服ってことだったのだろうか。


511:名無シネマ@上映中
09/07/12 02:33:38 /ARDeJQU
>>504 >>510
公衆電話のシーン以降の伊野は偽医者ではなくだたの人
それをイメージしたシーン
だからタバコ吸うし逮捕もされない
自首とかは関係ないと思う

「伊野は最後、何者でもなくなる」とラジオで監督が言ってた

512:名無シネマ@上映中
09/07/12 02:45:25 OfWjigKH
てて

513:名無シネマ@上映中
09/07/12 02:46:37 10L7ZcOS
>>511
そうなると
>・列車通過後、画面から消える
のところが依然として謎ですね。


514:名無シネマ@上映中
09/07/12 03:32:01 o9rRoqCH
偽医師としての重荷から解放され、肩書き無しのただの人って事。
なので、医者としてのオーラすら無いから
刑事たちも伊野の存在には気付かずに
結果、すれ違いさえ起きてしまった。

もし3人全員が消えてたらば、また違う意味を持っちゃうから、
伊野だけ居ないって事なので>>511さんの説で正しいかと。

515:名無シネマ@上映中
09/07/12 03:37:40 10L7ZcOS
>>514
うーんよくわからないな
なぜ、伊野だけ急に居なくなったのですか?

516:名無シネマ@上映中
09/07/12 03:49:56 10L7ZcOS
連投ご勘弁
ついでに514さんに質問ですが
>医者としてのオーラすら無いから
>刑事たちも伊野の存在には気付かずに
>結果、すれ違いさえ起きてしまった。

伊野の顔はわかっていて捜査をしているわけですからね。
それは刑事をなめ過ぎというものです。
オーラがないから捕まらないとか見過ごすとか、少し違うと思うんですよ。
どうでしょう?

517:名無シネマ@上映中
09/07/12 06:41:46 0XFShKKm
ラストシーン。最後の最後でA級映画になりきれなかった。これだから女監督はダメなんだな。
観客に想像させることができず、自分の希望どおりのシーンを入れるなんて3流監督のすることだ。

518:名無シネマ@上映中
09/07/12 07:50:05 LVQhtpt3
女は関係ないな
観客にすり寄るのは興行面を考えたP側の要望だったりする
というか、邦画の場合男の方が説明的すぎる気がするが

519:名無シネマ@上映中
09/07/12 07:56:47 LVQhtpt3
ただ、終盤の鶴瓶のくだりが入らないのには同意
思いっきり安っぽくなった
八千草との別れは笑顔で白衣を振って脱ぎ捨てて行ってしまう場面で十分だ

520:名無シネマ@上映中
09/07/12 08:11:07 SwuwbOdF
伊野は鳥飼親子に対する葛藤や
僻地医療に対する重圧に耐えかねて逃げ出してしまったけど、
人としては鳥飼かづ子さんのことをずっと心配していた。
あのまま逃げ出して終わっていたら、
伊野が僻地でやってきたこと(あえて医療とは言いたくない)が薄れてしまう。
都会医療(ここでは冷たい象徴として)への対比として必要だとオレは思った。
ただ違う設定にしても良かったとは思う。確かに安っぽかったw

あと、八千草薫さんが可愛くてしかたがなかった。
うちの嫁さんもあんな風に年取って欲しいw


521:名無シネマ@上映中
09/07/12 08:26:19 mTP866gz
>>519-520
安っぽいてw
ラストまで何観てたんだ?

522:名無シネマ@上映中
09/07/12 10:44:31 Wppa27/g
>>511
の通りだと思うんだが、あそこまではずっと現実的な描写、演出だったのに
あそこだけ抽象的というか、上手い言い方が見つからんが
演出の性質が浮いてるんだよな。
だから>>516みたいな疑問も出てくる。
伊野が何者でもなくなって、医者(もしくは偽医者)としての伊野を探す者の眼には見えない存在に
なったっていうんなら、そんな非現実的な存在になってもおかしくないような、向こう側に越境する瞬間
ってのが必要だし、そんな存在が出てきてもおかしくないようなトーンで映画の雰囲気を統一するべきだと思うんだが、どうだろうか。


523:名無シネマ@上映中
09/07/12 11:08:23 10L7ZcOS
>>522
私もそのほうがしっくりくるんですけどね。大筋としては。
でも普通の人説だとどうも行きづまってしまう。
ラスト近辺が陳腐とか要らないとか安易に片付けたくないんですね。
私の考えは今のところ自首説なんです。
流れはこうです。

画面から消えたというのは
刑事の存在に気づきとっさに逃げた ではなく
(刑事の顔を知らない普通の人にかぎ分けられるわけがない)
>かづ子さんのことをずっと心配していた。
という思いで衝動的に病院に向かったのではないか。
刑事とのニアミスは逮捕にせよ自首にせよ
いつかは調べを受けることになるだろう、顔も知られてるのだから
ということを表しているのではないか。
拘留されてしまったらかづ子には会えなくなる。
残念な言い方だが、その前に会わないと一生後悔することになる。
という、とっさの思いだったのではないだろうか。

いったい何のために、伊野が病院に行ったのか
目的が良くわからない、という意見が非常に多いですが
上のようなことだったのではないでしょうか。
詫びるとか、明確な目的がなかなか探しにくいのは
そのためだと思うんです。


524:名無シネマ@上映中
09/07/12 13:03:53 d2FuV0s+
西川監督の普通の人という言葉の解釈は大切だと思うが
普通の人→逮捕されない
普通の人→非現実的な存在になってもおかしくない
となってしまうとそれはもはや
普通の人ではなく特別な人となってしまう。


525:名無シネマ@上映中
09/07/12 13:22:55 10L7ZcOS
>>524
確かにそれでは特別な人という方向へ向いていってしまいますから
私もそれは少し違うんじゃないかと感じてました。
普通の人とは
西川監督の著書「きのうの神様」に関連させて説明した言葉だと思いますね。
きのうの神様、は、今何なのか?
今は普通の人です、と。
神様と人間を対比させて説明したということでしょう。

捕まらないとか特別な人ではないと思います。


526:名無シネマ@上映中
09/07/12 14:16:33 BM4pN9HA
ちょっとずつだけど書き込みが増えてっているのは
同じ映画を観たものとしてうれしい。


527:名無シネマ@上映中
09/07/12 15:10:53 1tQy0hLB
2時間ドラマでいいじゃんこんなの

528:名無シネマ@上映中
09/07/12 15:36:44 oWk/nzKN
>>527
場面の解釈など個人によって様々なところをみると
まだまだこの映画は奥が深い。
527には早すぎる。
2時間ドラマ並の事しか感じ取れていないんだもの。

529:名無シネマ@上映中
09/07/12 15:47:51 ZC3XuUTu
厳しいなw。

530:名無シネマ@上映中
09/07/12 15:51:18 gU5DC1mL
>>517-518
最初は刑事とニアミスするシーンで終わる予定だったらしいよ。
たしかプロデューサーに言われて
今回のようなラストシーンにしたって、
監督が札幌で言ってた。

531:名無シネマ@上映中
09/07/12 15:54:09 ObLJnnC1
鶴瓶も脚本読んで、ラストだけ腑に落ちずに監督のとこに行って話あった上で、二人の間にだけ通じる「愛」の形がそこにあると納得して主演を受けたらしい。

532:名無シネマ@上映中
09/07/12 16:36:06 ObLJnnC1
鶴瓶が診療受けてないお年寄りを問診に回ってたのって、薬屋から口止めに課せられてたノルマを果たす為だよね

533:名無シネマ@上映中
09/07/12 16:53:10 JfdRzYNl
正直、「ゆれる」が少し物足りなかった自分でも満足できそうだろうか?


534:名無シネマ@上映中
09/07/12 16:57:30 Vemd7zMk
二億いったみたいだね。

535:名無シネマ@上映中
09/07/12 17:01:58 ZC3XuUTu
どっかに数字出てる?

536:名無シネマ@上映中
09/07/12 17:16:38 HnKxWYhY
うちの地方新聞日曜版に、
「がんばる日本映画 女性監督の活躍」
という特集で、西川監督が一番大きく取り上げられていました。
監督業だけでは生活が安定せず、著述業なども と書かれてました。
西川監督には頑張ってもらいたいです。

537:名無シネマ@上映中
09/07/12 18:47:28 /v8Hi8/3
鳥飼さんのうちにペンライトを置いていったのって、
もう偽物辞めたいって事だったんでしょうか。

538:名無シネマ@上映中
09/07/12 19:55:18 10L7ZcOS
>>537
それってわざとマットレスの下だったか
に蹴飛ばしたときのこと?
もういちどかづ子の家に来るための口実作りではないかと。

539:名無シネマ@上映中
09/07/12 20:55:30 e6zt1I/3
「ゆれる」がよかったので、期待大で観にいってきた。
途中まではよかったんだけど、ラストが、うーん……。

映画館を出てから考えていると、あのラストでもよかったかなって思えたんだけど、
今また考えていて、ああいう実際に顔を合わせる形じゃなくて、
例えば二人にしかわからない品物(ペンじゃない方がいい)が、
かづ子さんが目を覚ますとベッドの脇とかに置いてあって、
それを見たかづ子さんが、
「ああ、(鶴瓶は)元気で生きてるんだ。ここに来てくれたんだ」
って察して微笑むみたいな方がよかったかなって思った。
2人でご飯食べたり、一緒に過ごす時間が長かったんだから、
2人にしかわからない思い出の品物っていうのが作れたような気がする。

540:名無シネマ@上映中
09/07/12 21:15:56 EnL8QkRP
映画見た後に、あのシーンのあの人物の想いはどうたったんだろう?
と考えたくなる映画っていい映画だよな。

その映画のことを好きになっているんだよ。

541:名無シネマ@上映中
09/07/12 21:21:22 10L7ZcOS
>>539
そのラストだと少し綺麗すぎるかな。
伊野という男はそんな起用な男ではない。
だから実行動としては結びにくくシックリこない、という感じも同時にしてます。

さて、私は前に衝動で病院へ、と書きましたが
なにかをする目的で病院に行くというのではなく、病院に行くことそのものが
目的だったと思いますから
伊野にとってはどうやって登場すべきか、というのは悩みどころだったはず。
だって堂々と出れる立場じゃないことくらい解ってますから。どうにもバツが悪い。
だから「照れ隠し」ならぬ「バツ隠し」があの「お茶~」という
表現になったということでしょう。
そしてそのバツが悪そうな男の表情を撮る事をあえてしなかった。
不要というか、ヤボというか。
せりふで充分ということでしょう。
このあたり、私はなかなか良いラストシーンではなかったかと思うんですけどね。
伊野の表情を切り捨てたあたり、私は好きですね。
最後まで不器用さを残した感じがなんとも言えないですね。


542:名無シネマ@上映中
09/07/12 22:11:32 DEYnWaU7
>>538
うん、そん時。そのあと玄関たたいて忘れ物しましたー、ってきたよね。
あれは心配だったの?ご飯が食べたかったの?

543:名無シネマ@上映中
09/07/12 22:19:00 sv1uEtW+
『ディア・ドクター×西川美和』より、鶴瓶インタビュー

実は最初に脚本を読んだとき、僕ね、あのラストの意味だけは
ようわからなかったんですよ。行動としてわからないし、何か
ヤヤコシイないかな、むしろないほうがエエんと違うかなと。
で、最初に西川さんに会ったとき、正直にそう言うたんです。
そうしたら監督が、なぜああいう終わり方にしたいのかついて、
手紙をくれたんですね。

あのラストをどう捉えるかは、もちろん観る人それぞれでいい。
ただ自分としては、すべてのしがらみから解放されて空っぽに
なった伊野を、もう1回ゼロの状態で、かづ子のそばに置いて
あげたいんだと。要は、贋医者として彼女を見続けることは
果たせなかった伊野先生が、白衣を脱いで、あらゆるものから
自由になった男として、約束を果たしに来るわけですよね。

ああ、なるほど、わかったと。西川さんがそういう終わり方に
したいんやったら、絶対それでうまいことやろうと思いましたよ。
だから撮影中はずっとその手紙を持ち歩いてね。そのシーンを
撮影するまで何べんも読み返しましたね。

544:名無シネマ@上映中
09/07/12 23:02:36 10L7ZcOS
>>535
2億いったとのソースは知らないけど
今までの推移をまとめておきます。

6/27~28 = 0.35億
6/29~7/3 = 0.56億(累計0.91億)
7/4~7/5 = 0.31億(累計1.22億)

週末の落ちが少なく、平日に多く入っているのがわかる。
このペースなら本日までで2億前後に達したと推定される。


545:名無シネマ@上映中
09/07/12 23:41:18 Vemd7zMk
今後は日本映画も心を入れ替えて
一億くらいの制作費で良質な作品
作ってやっていくんだね。
もうDVDなんて誰も買わないんだから。

546:名無シネマ@上映中
09/07/12 23:53:20 OWaxH9RS
>>544
凄いじゃん

547:名無シネマ@上映中
09/07/13 00:25:21 CeHI4c5o
いやこんな神演出オンパレードの監督とは知らなかった。
海外だと「タイタス」のジュリー・テイモアとか「レナードの朝」のペニー・マーシャルとか
好きな女性監督の作品もあるが、
日本は河瀬みたいなオナニー監督ばかりだから期待してなかったんだが、
クオリティ高過ぎて驚いた。

八千草が「お芋、せっかくこれから大きくなるのに」とか言ってると、
爪切ってた井川が反対向いて涙ぐんで、
八千草が微笑みながら「でもそこまで言うなら検査受けようかしら・・・」のシーンは、
「空気」の出し方が神過ぎて、鳥肌を通り越して吹いた。
「レボリューショナリー・ロード」の朝食のシーンに匹敵するクオリティだと思う。

今の日本にここまでドッシリ構えた演出できる監督っていないんじゃないか?
俺なんかには解らない難しいメッセージなんかも込められてるんだろうけど、
決して「監督のオナニー」にならないところといい、
俺のような一般客も2時間集中させる娯楽性も合わせ持った絶妙なバランス感覚といい、
頭いい人なんだろうな。
他の作品も観てみるわ。


548:名無シネマ@上映中
09/07/13 00:35:08 6BpsufZ9
『ゆれる』を観てないのか?
観ろよ。凄いぞ。

549:547
09/07/13 00:42:38 CeHI4c5o
>>548
おう、絶対観るわ。


550:名無シネマ@上映中
09/07/13 00:58:17 DsyH6RiN
>>549
「蛇イチゴ」もおすすめ

551:名無シネマ@上映中
09/07/13 01:04:44 S0TXBaBs
刑事との喫煙シーンだけど、私は井川遥の言葉を
刑事が鶴瓶に伝えたのかと思ってた。
だから、八千草薫のもとに現れたことで「あの先生ならどう死なせるか」に
応えたのかなと。

本当は安楽死させるために来て、それに気づいた八千草薫が笑ったのかと
思っていて、ここのレスを読んでて反省した…。

552:名無シネマ@上映中
09/07/13 01:21:52 1T/L2rid
>551
すごいよアナタ

553:547
09/07/13 01:26:46 CeHI4c5o
>>550
サンクス。それも観るわ。

>>551
いや反省どころか>>543なんかを見ると、それが正解なんじゃないか?


554:名無シネマ@上映中
09/07/13 01:31:47 6BpsufZ9
ひとつ言えることは、あの駅の場面で終わりにしたら
『ゆれる』そっくりだと非難されただろうということだ。

555:名無シネマ@上映中
09/07/13 01:47:40 pQIsjU6Y
大した映画じゃなくね

結局、八千草は意に反して東京の病院へ行くことになっちゃったし

つるべは何もしてあげられなかった

556:名無シネマ@上映中
09/07/13 01:53:38 EN2IyI1Z
ラストシーンで、恐怖を感じた人はいないのかなぁ?
自分は、何でもないように、病室まで入り込んでくる
鶴瓶に、ストーカー的な薄ら寒さを感じたんだが・・。

557:名無シネマ@上映中
09/07/13 01:57:26 0ZwesyUu
自分が刑事とのニアミスで思ったのは
釣瓶が吸えない、もしくは長く吸ってなかった煙草を吸ってた。
刑事は周りの人からの情報で、釣瓶は煙草吸わないって思ってる。
そんな人物像の人間が喫煙所で堂々と煙草を吸ってたら
気が付かなかったりするんじゃないかな?なんて。

皆が白衣を着ただけの自転車のおっさんでも
医者が戻って来た!?と、一瞬勘違いしちゃったのと同じで
刑事も伊野って言う人の情報だけで、伊野の姿なんて判ってないんじゃ
ないのかな??何て思っちゃいました。

昔と現在進行形の形やイメージって、人の見方で随分変わるから
「彼は一体どんな人だったんですかね?」って刑事の質問から
そんなモノは元々有ったり無かったりって不確定で
「伊野は最後、何者でもなくなる」ったんじゃないのかな?

や、疑問系ばっかですんません。


558:名無シネマ@上映中
09/07/13 02:01:00 oJuJAg7D
きのうの神さま、今日はもう何者でもない

559:名無シネマ@上映中
09/07/13 02:13:11 0ZwesyUu
うまく言えないんだけど
ある村では「名医」でも、「偽医者」
各人が語る色々変化する「親の仕事話」
「煙草吸えない」「喫煙者」
見る人、見る所、見方などなどが違えば
本物なんて有って無い様なモノかな、なんて。

560:名無シネマ@上映中
09/07/13 02:36:50 aUxav8ID
今日ようやく見た。

完璧だな。俺が映画に望むものが凝縮されている気がした。
タイトルだけは違った方がよかったかな。中身の評価とは関係ないけど。

ラストをサイコホラーと思った奴、わかるけど(「恐怖の誕生パーティー」とかね)
そういうの読みすぎw

いやあこの監督、年下かあ。そっちのが空恐ろしいわ。
次は2年以内にお願いいたします。

561:名無シネマ@上映中
09/07/13 07:41:16 EyoEOg3T
最初は私もラストシーンが陳腐だな、と思ったんですが、ここの書き込み読むといろいろ深読み可能なシーンなんですね
違った見方を教えてもらえてありがたいです


562:名無シネマ@上映中
09/07/13 07:56:48 Eu8gSgN7
>>556
オレもそのクチ。
釣瓶の演技が肌に合わなかったらしく、最後まで何を考えているのかわからんかった。
それであのラスト。ぞぞっとした。

563:名無シネマ@上映中
09/07/13 09:37:14 EGv94eBC
ラスト、実際に会いに来た、そこに深い意味があるとすれば、
551さんが書いているように、安楽死?
なんか、それも怖いような、
でも死を目前にした人間には怖いとかいう問題じゃないような。

564:名無シネマ@上映中
09/07/13 09:44:41 fO4Chdky
>>553
刑事達は単に気が付いていなかったと、監督がインタビューで答えている。

565:名無シネマ@上映中
09/07/13 10:32:32 Qd2swkIn
駅ホームの消失シーンは、伊野が当面は逃げ切ったことを
象徴的に描いただけだと思ってた
タバコについては、ら医者を騙ってる間は
矜持として禁煙をしていたけど、
もうそうする必要もなくなったことでまた喫ってみたんだと思った

566:名無シネマ@上映中
09/07/13 11:40:33 1VCzwIWP
>>565
俺もそう思ったよ。っていうかみんな深読みすげーな。

567:名無シネマ@上映中
09/07/13 12:02:31 T2fwQFsz
西川監督の映画に出てくる登場人物って
全体の演出がしっかりしてるから
例え突飛な行動を起こしても
この人ならそうするんだろうなっていう説得力に長けてて
見る側は素直に受け入れて納得してしまう。

568:名無シネマ@上映中
09/07/13 13:09:09 XAzOVZyf
つまらない、退屈だ、面白くない、冗長、と思うと、
内容について考えてない、見識が甘い、理解力がない、人間が浅い、
と摩り替るように作ってあって「ずるい映画を上手に撮るなぁ」と見ながら考えてました。
2時間座りっぱなしで見る物としては、よく出来てるのに足りない何かがあると思わずにいられません。
あえて補完の余地を残す設定や人物描写に僕は突っ込みません。
そこを考えてしまうと監督の掌の上です。足りない何かを映画館から出てから探す気力は僕には起きません。
映画を見終わった瞬間にどうだったか。
そこがこの映画の真の感想だと思われます。僕は娯楽として映画を見るので合いませんでしたね。

深読み比べが好きな人ほど否定できず、
監督の術中から逃れられないようになっている、大変よく出来た映画だと思いますよ。

569:名無シネマ@上映中
09/07/13 13:15:11 lUEvgz1M
そういうのを深読みっていうんだよ。
もっと素直に見ればいいのに。

570:名無シネマ@上映中
09/07/13 13:47:36 Qd2swkIn
こういう場所があるから
あ~だこ~だ言ってるだけで
観てる間も観終わった後も
特に足りないなにかが足かせになった気はしないし
あらためて補完作業をしないと取り込めない映画でもないと思うよ

>深読み比べが好きな人ほど否定できず、
>監督の術中から逃れられないようになっている、
>大変よく出来た映画だと思いますよ

単に“合いませんでした”で済ませればいいのに
何でわざわざ皮肉めいたこと書くのかなあ

571:名無シネマ@上映中
09/07/13 14:06:16 8246o9tW
自分は映画の中で明確には描かれていない「何か」を、
感じたり考えたり想像することがとても楽しい。
自分にとっては、西川作品もインディー・ジョーンズ(たまたまWOWWOWでやってた。他意はない)も、
広い意味での「娯楽」である。
刺激された想像力を駆使する能動的な娯楽ばかりでは疲れてしまうし、
差し出される情報に身を委ねる受動的な娯楽ばかりでは退屈してしまう。

572:名無シネマ@上映中
09/07/13 16:29:11 0qTS4rnY
過去と現在いったりきたりで
わけがわかりませんでした。

573:名無シネマ@上映中
09/07/13 16:37:17 TQ+VGe9T
プラットフォーム喫煙所でのニアミスシーンは
「タバコを吸うと馬鹿になるぞ。目の前に容疑者がいても気づかないぜwwww」
という強烈な禁煙メッセージだと思います。

574:名無シネマ@上映中
09/07/13 17:45:37 yg1v22I8
↑お前のようなバカは喫煙者にいないがな。

575:名無シネマ@上映中
09/07/13 19:54:49 RW/q23hB
ネタにマジレスカッコいいです。

576:名無シネマ@上映中
09/07/13 20:18:43 n3vF5NnM
>>565
俺もその見方に同意
ラストシーンの後も鶴瓶は捕まらないんだろな

安楽死解釈はなる程と思ったけど、最初の爺さん蘇生のシーンから見て、鶴瓶は八千代を安楽死させに行くような人物像では無いし作品のテーマもそことは違うんじゃないかな。


577:名無シネマ@上映中
09/07/13 20:50:43 gPN68gMX
>>568
大なり小なり俺たちは周りを読みながら行動してるんだよ。
100%の情報が常にあるわけじゃない。
人間関係だってそうだろ?
映画だってそうだよ。
ただ、読むためのヒントが多いか少ないか、というのはあると思うが。
もし西川監督が鑑賞者に丸投げならこうは支持されていないだろう。


578:名無シネマ@上映中
09/07/13 22:23:33 6BzSYBA2
どう観ればラストの再会で
「安楽死」なんて出てくるんだ?


579:名無シネマ@上映中
09/07/13 23:15:55 gPN68gMX
>>578
娘のせりふ「あの先生ならどう死なせてくれるのか」
をどう解釈するかじゃないかな。
そこに特別な意味を感じない人は
ラストと結びつけて
お茶に薬を入れたんじゃないか、とか可能性を疑う方向にいってしまう。
それもひとつの見方なんだろうから否定はしないけどね。

580:名無シネマ@上映中
09/07/13 23:42:48 eR6Ber4H
>>572
過去と現在が行き来する映画としてはものすごい分かりやすかったと思うけど・・・
基本的に刑事が出てくるのが現在だし

581:名無シネマ@上映中
09/07/14 00:01:25 6BpsufZ9
あの、過去と現在の行き来の巧みさで、いろいろなことが迫ってくるんだよな。

582:名無シネマ@上映中
09/07/14 00:14:20 jPjHR+zm
明日、二回目見に行きます。
どんな感じ方が出来るか、楽しんできます。
一度目見た時印象に残ったのは、
薬屋香川と刑事の取り調べで、椅子が倒れるところです

583:名無シネマ@上映中
09/07/14 00:22:26 Tbxt1BSk
>「あの先生ならどう死なせてくれるのか」
どんな風な看取り方をしてくれるのか
すなわち延命治療か本人の尊厳を重視するかとか
そういう意味以外ないだろ、どう考えても

584:名無シネマ@上映中
09/07/14 01:04:07 kTO99Rvl
568のように西川さんを嫌いな人もちょくちょく居るね。
それはそれでめずらしくはないのだが。
伏線貼りっぱなしで回収はろくすっぽやってないような作品なら
そもそも深読みなんてものも徒労に終わってしまう。
読むに値する作品ということはそれはそれですばらしいことだと私は思うけどね。
まあここでは深読みというかもっと浅いレベルでの補完確認行為が主
といったほうが適切かもしれん。


585:名無シネマ@上映中
09/07/14 01:08:32 HrbjKXzh
~以外ないとか
どういう見方をすればそうなるんだとか

どれだけ自分が映画通なんだよ。

586:名無シネマ@上映中
09/07/14 01:13:06 kTO99Rvl
>>582
そのシーンは俺も印象的だったな。
愛っていうのとは違う、ってところがね。
しかし西川監督を嫌いな人にとっては説明的、と映るんだろうねえ。

587:名無シネマ@上映中
09/07/14 01:13:25 ECXaxnTH
娘の発言の意図は>>583さんのおっしゃる通りだろう。
ただこの言葉を聞いた観客が、
ラストを安楽死と結びつけて解釈するということは、あってもいいと思う。
作者及び監督が用意したのとは違う解釈をする自由が、観客にはある。
(自分は安楽死説はとらないけどね)

588:名無シネマ@上映中
09/07/14 01:14:35 KhzlWGl0
>>568
>あえて補完の余地を残す設定や人物描写に僕は突っ込みません。
> そこを考えてしまうと監督の掌の上です。足りない何かを映画館から出てから探す気力は僕には起きません。
> 映画を見終わった瞬間にどうだったか。
> そこがこの映画の真の感想だと思われます。僕は娯楽として映画を見るので合いませんでしたね。

単純にアンタの脳みその回転が遅いだけだ。
映画を観ながら行う作業を映画館から出てからやってどうする。
洋画を観て読み飛ばした字幕を映画館から出てから探すようなものだ。
画面と字幕を同時に観る事の出来ないかわいそうな人。
映画を見ながら設定や人物描写の補完が行えないかわいそうなひと。

589:名無シネマ@上映中
09/07/14 01:16:04 Tbxt1BSk
>585
映画通とかそういうのと関係なくてさ
コミュニケーションの咀嚼の問題だよ

590:名無シネマ@上映中
09/07/14 01:23:14 Ow/ZoA7B
この映画を見始めてしばらくして思ってたのは、「なんて、らしくない、やる気の無い刑事たちなんだろう。」ってことです。
そりゃたしかに伊野の両親にTEL確認したりして一見謎解きは進めてるけど、セリフが全然やる気ないですよね。
町つーか、村に来た時から。で、刑事2人自体が、また噛みあわないことこの上ない。
おなじみ2時間サスペンスドラマに出てくる、ストーリー説明を兼ねた刑事達からしたら、息が合わないにも程がある。
刑事っていうより、新聞記者ぐらいの活動ぶりじゃありませんか。(いやほんとのブンヤさんには失礼だけれども。)

で、誰かがしばらく前に書かれてましたけど、駅のホームで伊野に気付かないのは彼らには見えてないからだって。
この刑事達は、無免許の医者を有難がった村の人を見てる、いわゆる「一般世間の目」とか、「世論」とか言われるもの
の置き換えじゃないでしょうか?(メタファーとかいうヤツかな。)松重豊がしつこく責めるでしょ、いろんなセリフで。
年収二千万以上とってやがる、とか、皆さんおかしいとは思わなかったのか?とか、結局どこも治してもらってないでしょ、とか。
その通りなんだけど、それだけじゃ決してなかったことは、関わった人がそれぞれ判ってる。だから、だれも「刑事たち」に同調しない。
醒めた発言はするが、捜査に協力して訴えようとまではしていない。
かたや、「刑事たち」自身はどうなのか?なりはそれっぽく立派だが、実際には役に立たない人達。ほんとのことも見えてない。
監督はこの刑事達を登場させて、社会や国または「ここに住んでいない、よその住人の目」の冷たさをも訴えたかったのではないでしょうか。

また深読みで夜更かししちゃいましたw

591:名無シネマ@上映中
09/07/14 01:26:45 Tbxt1BSk
というか狂言廻しでしょう

592:名無シネマ@上映中
09/07/14 01:37:10 kTO99Rvl
>>590
その刑事(松重さん)も引越し準備が終わった相馬の部屋で
話を聞いていた際
「伊野もここに必要な人物だったのかも知れないな」
みたいなニュアンスの言葉を発してたと記憶しています。

つまり刑事の伊野の方に少し傾いた心情の変化をあえて示してるわけです。
いったい何のために?
このあたりの監督の目的というかね
すこし気になるところではありますな。



593:名無シネマ@上映中
09/07/14 01:47:59 KhzlWGl0
倒れる人に思わず手を差し伸べるという心情で
伊野は偽医者を続けていたと言う事を
香川照之の説明で刑事が理解した訳だから
伊野の方に少し傾いた心情の変化が無いと不自然。

594:名無シネマ@上映中
09/07/14 02:07:17 kTO99Rvl
>>593
心情の変化はもちろんあります。
それを口に出して言わせてしまうかどうかは別問題。
相場の言葉をじっと聞いている眼差しひとつでも演技は可能。
それでも伝わる。

あまりにもベタすぎる感じもしたものですからね。
そうなると591さんの「狂言廻し説」が有力かな。


595:名無シネマ@上映中
09/07/14 02:21:47 KhzlWGl0
>それを口に出して言わせてしまうかどうかは別問題。
口に出して言わせたのは瑛太の態度。
普通ならあのシーンで、刑事より瑛太の心情に興味が行くと思う。

596:名無シネマ@上映中
09/07/14 02:33:34 ECXaxnTH
刑事のあの発言は、相馬の証言に苛立って思わず真意を漏らしてしまったともとれるし、
相馬からもっと突っ込んだ証言を引き出すために、ワザと言っているようにも思えた。
刑事自身の意識は後者のつもりなのに、
そこに自分自身も気づいていない(認めたくない)心情の変化が表れてしまったということもあり得るかな?

597:名無シネマ@上映中
09/07/14 02:36:31 kTO99Rvl
レスサンクスです。
外部から来た人間がそういう気持ちになっていくということは
村長はじめ実際に接点のあった人間で最初は非難していた人たちも
刑事と同様に気持ちの変化が訪れるのであろうか。
刑事にわかりやすい形で言わせたということは
暗に他の村人も変化していくであろうということを
示していたのだ、と私には思えてなりませんでした。
あまり一方向へ偏らないような表現をなさる監督にしては
おや?と気に留まる場面ではあったのです。


598:名無シネマ@上映中
09/07/14 08:47:57 CUfqOzwJ
>>592
そこで、伊野のしたことを分かったからこそ、最後に逮捕できなかったと
考えるとキレイに収まるけど、監督のコメントによるとそうじゃないらしい
からなぁ。

599:名無シネマ@上映中
09/07/14 13:11:02 hn3D8BTV
よく出てきてるプラットホームのシーン
オレは都会と田舎の対比と捉えてた。
人の密度とか、結びつきが違うんだという事。
あれがあの村の田舎の駅なら、刑事も気づいただろう・・・
都会のあれだけの人の中だから、気づかない
医者だってそう。都会なら一人消えたからって、なんてことない。
それから、ラストシーン・・・あれのための鶴瓶ではなかったか。
「覚えてるよ」。役でない鶴瓶のセリフだが、
ストーカー的、恐さをださずに済む人って、考えれば鶴瓶なのかなって。
そう感じた人もいるみたいだけど。
八千草の目の前で白衣を脱いだこと、それを振るためでなく、
医者やめたから、もう嘘はつけないから・・・だったから
最後に「でも覚えてるよ」が出てきたんだと思ったんです。

600:名無シネマ@上映中
09/07/14 13:29:20 bIg3+D8s
>>588
ベストレスに決定です
おめでとうございます

601:名無シネマ@上映中
09/07/14 17:39:40 jykU4dcL
ストーリーを追っかけてもしょうがないんだよね、西川作品は。
ハリウッド製の分かりやすい作品を見慣れていると、邦画の情景描写に「なに、まだるっこしいことやってんだ」とイラついちゃうねw

俳句とか読んで「いいね」と思う人もいれば、「それで?」と思う人もいるよね。
それと似ている気がする。
西川作品に文句をいう人って、俳句と娯楽小説を並べて「俳句は物足りない」って言ってるようなもんだと思う。
もちろん、上映前に「この作品はストーリーよりは画面描写を楽しんでください」とテロップが出るわけではないがw

西川作品って、演出やらセンスやらを楽しむものなんだよ、たぶん。
ストーリーなんて、始まるからネタばれしてるわけだしw

わざと描写されないシーンのあれこれを後で考えて補おうとするのも楽しみ方の一つだし、別に補おうとしないで奇妙な感覚の余韻をそのまま楽しんでもいいと思う。
ま、人それぞれですなw

602:名無シネマ@上映中
09/07/14 18:09:12 Ow/ZoA7B
>
奇妙な感覚の余韻をそのまま楽しんでもいいと思う。
>

これって、今の世の中で、結構贅沢な楽しみ方ですよね?
私、映画を見終わって直後、まさにその通りの状態でしたよ。

603:名無シネマ@上映中
09/07/14 19:38:02 bmtwhURr
MovieWalker > 見てよかったランキング 7/14更新(7/7~7/13集計)

笑福亭鶴瓶主演の『ディア・ドクター』が1位に

【MovieWalkerオリジナルランキング】『ゆれる』(06)の西川美和監督による『ディア・ドクター』が見てよかったランキング首位に。
次いで、ミッキー・ロークが全身全霊をかけた復活作『レスラー』、
4位にケイト・ウィンスレットをオスカーに導いた『愛を読むひと』と
ずっしりとした作品が並んだ。
作品アクセスでは、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』が依然上位に。
先週金曜に公開されたニコラス・ケイジ主演のディザスター・ムービー『ノウイング』がアクセスを伸ばしている。
また、早く見たい作品には、シリーズ6作目『ハリー・ポッターと謎のプリンス』、
織田裕二主演のサスペンス大作『アマルフィ 女神の報酬』が上位に。
今週口火を切る2作、世界的人気シリーズのプライドとフジテレビの意地がぶつかる。

(p)URLリンク(www.walkerplus.com)

604:名無シネマ@上映中
09/07/14 20:45:49 k4gJOEMo
>>590
上段の方だが
刑事たちはもともと失跡者の捜索というつまらない事件で来ただけで
別に医師法違反の捜査が始まってるわけじゃないから
あのやる気なし感いっぱい位でいいんじゃないかと思う

605:名無シネマ@上映中
09/07/14 21:25:59 O15HuoLO
刑事が伊野の立場で吐いた台詞は、村ぐるみで医者に仕立て上げられた誰にも言えない伊野の苦悩を外部の人間である刑事だけが見抜けた、という話じゃないか?
伊野が時折逃げたがる描写があるのは、決して責任逃れや罪悪感からだけでは無いことを示してると思う。

606:名無シネマ@上映中
09/07/14 22:36:49 XmtXHsPM
なんか今月末で上映が終わってしまう処が多いみたいですね。
そんなに人気がないのかなあ。

607:名無シネマ@上映中
09/07/14 22:58:00 k4gJOEMo
>>606
この手の映画は本来ならミニシアター単館上映位なのに
ここまで行ったんだから充分健闘したのでは?

単にヒットさせたいのなら何も考えなくて済むよう
もっと単純で派手なのにしないと
多数のニーズはやっぱりそっち系だから

608:名無シネマ@上映中
09/07/14 22:59:17 umyJYW3r
3週間ならまだ良いほうだよ。
最近は良い映画でも2週間で打ち切りとかザラだから。

609:名無シネマ@上映中
09/07/14 22:59:46 Ailslsa3

所詮、準インディーですから。
上映館が少なすぎ。



610:名無シネマ@上映中
09/07/14 23:03:31 umyJYW3r
準インディーって日本語としておかしいだろ

611:名無シネマ@上映中
09/07/14 23:06:05 nJe7mPgH
>>608
ふ~ん
幻の湖でさえ二週間上映したのにね・・・

612:名無シネマ@上映中
09/07/14 23:13:55 lZOEID54
まあ国産映画でヒットさせたきゃ
女向けに動物か赤ちゃん使うか
オッサンむけに有名女優のおっぱい見せるしかないからなぁ
あとはテレビ局主催で脳みそにねじ込むくらいCMするってものあるか

613:名無シネマ@上映中
09/07/14 23:16:29 jPjHR+zm
公式によると、
8月から秋にかけて、順次地方の映画館でも上映するみたいですね。
たくさんの人に観て、感じてもらいたいです。

614:名無シネマ@上映中
09/07/14 23:18:07 yzxbqHWf
というか、ヒットしてるよね
この規模として、十分

615:名無シネマ@上映中
09/07/14 23:40:43 jykU4dcL
ヒットするのは嬉しいけど、西川作品は大ヒットを目論めるようなジャンルじゃないよねぇw

大ヒットを狙うなら、ストーリー重視でTVドラマ並にクドい程の説明台詞を入れないと。
で、主役にジャニーズ起用w
それか、アート系海外受賞を狙って凱旋上映で稼ぐ、のどっちかだw

ま、それでも、「ゆれる」に比べると、本作は随分と「分かりやすさ」に配慮してるよね。
それが、ちょっと不満だ。
若干の「分かりにくさ」こそが西川作品の魅力だと思うからだ。
「ゆれる」は西川監督のセンスが冴え渡った鋭い演出が目白押しだった。
それに引き換え、本作は「こなれている」。

もちろん、「分かりやすさ」を追求しないと、商売に差し支えるというプロデューサーの言い分も分かるが。

616:名無シネマ@上映中
09/07/15 00:56:27 KBRrilY2
わぁ、無知な情報通ばかり。

617:名無シネマ@上映中
09/07/15 00:57:31 G1XJRCbi
良かったシーンが8割一致するようなのが大衆のための映画。
これは小説。映画として大ヒットを狙う物じゃない。
それでも評価や点数取るためのツボは抑えてるから4作目もあるでしょう。
果たして尖るのか大衆に媚びるのか・・・。

618:名無シネマ@上映中
09/07/15 01:21:41 5rw0u1iP
多くの人に受け入れられる映画にだって、名作はたくさん
あるだろ。つーか、この映画だって実際見れば多くの人が
感動するタイプの内容になってると思うよ。

配給会社はマジで力入れて宣伝すれば良いのに。

619:名無シネマ@上映中
09/07/15 01:38:35 6hCnxC2e
新宿に行ったんだけど一杯で(ちょっと遅く行ったのもあって)
生まれて初めて最前列で見たよ。
スクリーンの孔まで見えてそればっかり気になったら
どうしようと思ったが杞憂だった。

でも今時の、映像も音響もいい箱でじっくり見たいのも事実。
何とかして欲しい。

620:名無シネマ@上映中
09/07/15 01:44:00 3ubYUa91
>配給会社はマジで力入れて宣伝すれば良いのに。

配給がシネカノンからアスミックに変わった事とか、影響あるんだろうか?
素人なので、その辺の事は全く分かりませんが

621:名無シネマ@上映中
09/07/15 02:13:30 QHwS/p5K
>>618
どうだろ?
この映画の感動成分は薄めだと思うな
「泣けましたぁ」である必要はないのだが、西川は観客の心を揺さぶるようなことは意図してないのじゃなかろか。
もちろん、観客が西川作品で感動するのは自由だが

622:名無シネマ@上映中
09/07/15 06:31:17 CgedgmCd
ストーリーがない(雰囲気を楽しむ映画)って書き込みが多いけど
みんなのいうストーリーって「どんでん返し!」とか「お涙頂戴」とかのことかな?
この映画はストーリーというかプロットは実にしっかりしてると思うよ。けっして「雰囲気を楽しむ映画」というのとは違うと思うよ

623:名無シネマ@上映中
09/07/15 06:36:30 +PPqIpSj
だから、単館上映なんだな。

624:名無シネマ@上映中
09/07/15 06:55:58 IiCJvjLA
ストーリーがない?冗談だろ

625:名無シネマ@上映中
09/07/15 07:38:38 +50BanNJ
>ストーリーがない(雰囲気を楽しむ映画)って書き込みが多いけど

そもそも、このスレで ↑ これは違うだろ。

626:名無シネマ@上映中
09/07/15 09:47:19 Oowg+E0k
誰もそんなこと言ってないよな

627:名無シネマ@上映中
09/07/15 09:54:41 6Xfa663M
ストーリーは面白いし、よく分かる語り方がされていたと思う。
見終わったあとは、本物と偽物についてとか、善と悪についてとかの
問いかけが頭の中をぐるぐるする。これを感動というのだろう。
役者の演技も風景も楽しんだ。

628:名無シネマ@上映中
09/07/15 09:55:17 R8LZCRaC
モガリの森を思い出した

629:名無シネマ@上映中
09/07/15 10:28:23 Av0Oo9o0
当たり前だけど、役者に下手な人がいないと感情移入しやすいと思った

630:名無シネマ@上映中
09/07/15 10:39:05 RTuvLjKU
>>622さんは、>>601さんや>>615さんのレスのことを言っているんじゃないかな?

この映画にはしっかりした物語があり、自分は何回も心が動いた。
相馬が西瓜を持って伊野の部屋を訪ねてきた後のやりとりと、
かづ子が夜中に原付のエンジン音に耳をすますシーンでは、不覚にも涙が…
そして、この映画の中で「生きていた」登場人物達の「心」について、
今もいろいろと考えている。

631:名無シネマ@上映中
09/07/15 10:51:02 6Xfa663M
スイカのやりとり、伊能と相馬で「本物」や「資格」の意味が
ずれていて話が通じてないんだけど、それがかえって
「本物」とは何か、「資格」とは何かという本質的な問題に
ついて考えさせられる場面になっていた。

632:名無シネマ@上映中
09/07/15 12:26:21 LuYdU42u
なんばパークスはいつも朝一の回がおばちゃんでいっぱい。
みんな映画のあとパークスでランチして買い物するかんじ

633:名無シネマ@上映中
09/07/15 14:43:40 QpRjWH41
>>619
>>619
武蔵野館は箱としては最低だよ
駅前という立地とガード下あたりの金券ショップで若干安く買えるくらいしかメリットないもん
せめて渋谷に行けば良かったのに

634:名無シネマ@上映中
09/07/15 15:15:52 vbYgaw73
オレも武蔵野館とヒューマントラストの文化村は極力避ける

635:名無シネマ@上映中
09/07/15 15:25:23 eVNLa9c0
>本質的な問題について考えさせられる

っていうのは言葉のアヤで、マジで考えたところで、別になんの結論が出るわけでもないんだよね


636:名無シネマ@上映中
09/07/15 15:29:22 CgedgmCd
>>630
フォローありがとうございます
携帯からなので前の書き込みの検索や引用が面倒で省いちゃってました
反省です

637:名無シネマ@上映中
09/07/15 16:38:00 RTuvLjKU
>>635さん
その時は結論に辿り着けなくても、
「考えた」という行為とその内容は、その人の経験として蓄積され、
いつか別の何かを考えたり決断したり、行動する際の糧となる。
・・・ような気が、自分はします。

>>636さん
ご丁寧にどうも。
こちらこそ勝手な推測レスしちゃってスミマセン。

638:名無シネマ@上映中
09/07/15 17:45:22 pqX/MzIK
>>620
足をひっぱるのはいつも配給さ。

639:名無シネマ@上映中
09/07/15 17:51:02 vbYgaw73
宣伝投下量はスクリーンの数と関係してくるから
そっちだけ突出するわけにもいかないし
とりあえずみんながヤケドしないように考えると
これくらいが適正サイズじゃないのかな

640:名無シネマ@上映中
09/07/15 18:38:24 QNJLeDdl
直木賞の発表マダー?
本日17時の筈なんだけど

641:名無シネマ@上映中
09/07/15 20:03:55 7fblu886
>>639だよね、
確かに良作だしそれなりにヒットしてるのを見ると、
もう少しハコ押さえろ&宣伝しろ、なんだろうけど、
それって結果論だもんねぇ。

642:名無シネマ@上映中
09/07/15 20:12:20 /Ngsl6Zm
西川監督残念でした

643:名無シネマ@上映中
09/07/15 23:25:05 5rw0u1iP
>>641
そりゃ、宣伝や興行規模の話すれば必然的に結果論になるしかないだろ。
上手くいかなくても結果論だからって何も言われないなら、そんな楽な社会
はないから是非そうなって欲しいなぁ。

644:名無シネマ@上映中
09/07/15 23:29:05 QpRjWH41
まだ文学方面の受賞はいらんわ
この人はいずれ書き手に軸足を移すと思うよ
だけど、今はまだ映画で頑張って欲しい

645:名無シネマ@上映中
09/07/15 23:38:34 7fblu886
>>643
つまり、揚げ足取りたいだけなのね。はいはい。

646:名無シネマ@上映中
09/07/16 00:28:15 vGOxBErf
週刊文春7/23号で小林信彦さんが、この映画のことを書いているよ。
「本音を申せば」という見開き2ページの連載コラムが丸々この映画の話になっていて、
問題のラストシーンにも言及している。

647:名無シネマ@上映中
09/07/16 01:40:27 OdzE5BBx
>>646
小林信彦はゆれるの時もまるまる使って絶賛したよ

648:名無シネマ@上映中
09/07/16 01:45:17 DyEXsBH6
おっ文春買わねば。

好きな映画は後からレビュー読むのが趣味なんだよ。
ありがとう。

649:名無シネマ@上映中
09/07/16 02:15:23 yXvGM+dy
小林さんのように『ゆれる』を大絶賛した人で、今回もツボを押さえてほめてる人でも
あのラストには迷うんだねw。俺たち素人が迷って議論を続けるのも当然だ。

650:名無シネマ@上映中
09/07/16 02:42:24 zmFN/V7w
あのラストね
監督のお遊びが入っているような気がしたけど

真面目に演奏してきて、最後だけアドリブでちょっとおどけて切り上げるような感覚
「伊野治はそんなところにはいませんよ。ここにいたんです」みたいな

651:名無シネマ@上映中
09/07/16 07:45:47 culysJxo
ラストの病院のシーンだけなら、最後にちょこっと小石を投じてみました
みたいな感じでなんとなく了解出来るんだけど、その前の刑事との絡みの
シーンがあるから分からなくなるんだよね。

652:名無シネマ@上映中
09/07/16 10:06:43 OrwB4Mbl
>> 627
まさに、自分の中の価値観が揺さぶられる映画でした。
刑事が象徴する「正義」、「資格」が絶対の価値観ではないこともあるし、
黒澤の「羅生門」のように、なにが本当でなにが嘘かわからない、
人間の内面の計り知れなさに、頭がくらくらしました。

>>631
自分もこのシーンはとても印象的だった。

というより、瑛太と刑事のやり取りの中で、
「瑛太は気づいてた」ってことを明かされた場面がショックで、
つまり、これまでの振る舞いは、知っててあの態度なのか。
ってことなんだけど。

そうすると、そのスイカのシーンの
「あなたに資格がないなんてそんな訳ないじゃないですか(うろ覚え)」
の言葉の重みがぜんぜん変わってくるわけで。。。


余も香川も瑛太もみんな知っていた。だけど、
鶴瓶のことを必要な人間として受け入れていた。
ということに気が付かされた時に、
こういう目線でもう一度見直したいと思った。

個人的には、感情移入しにくいし、カタルシスもないので、
特に感動とかはなかったけども、
瑛太が鶴瓶の生き方に大きく影響をうけて、
鶴瓶がいなくなった後も、またあの村で診療を続けているシーンは良かったなと思う。

653:名無シネマ@上映中
09/07/16 10:14:56 +x+Ck/0A
>651
駅のシーンで警察に捕まらなかったことを端的に示しておいて
ああいう形でひょっこり舞い戻ってきたということで
特に齟齬は感じなかったな

>652
瑛太は気づいていなかったでしょう
偽医者に心酔してしまった自分を取り繕うために
ああ言ったんだと思うよ


654:名無シネマ@上映中
09/07/16 10:43:57 OdzE5BBx
鶴瓶が偽医者とわかったのは
香川ははじめから
余は気胸の処置のとき
瑛太と八千草は遁走後に刑事が素性を突き止めてからでしょ

655:名無シネマ@上映中
09/07/16 11:10:20 OrwB4Mbl
>>653>>654
自分も途中まではそう思いながら見てたけど、
刑事のシーンで瑛太が言ってた事は本音だと思うな。


1. いくら瑛太が駆け出しの若造だと言っても、
医者としての正式な訓練を受けてきてるんだから、
毎日一緒に仕事してて、気付かない訳がない。

2. 瑛太が刑事に知らされて初めて知ったのなら、
鶴瓶に対して、失望や怒りを覚えるはずだと思うけど、それは無かった。
むしろ、鶴瓶に対するある種の尊敬の気持ちが変わらない(村での診療を続ける)
ってことは、鶴瓶の資格や技能が偽物であることを知りつつ、彼の行為は本物だったと
認めていたからだ。

と、解釈したよ。

656:名無シネマ@上映中
09/07/16 11:33:02 OdzE5BBx
遁走した時に怒りと失望と何かの間違いではという感情で草むらとかに飛び込んでたよ
偽医者以前に、自分を含め投げ出されたことがショックだったんよ
その理由が無資格だったということ

あと、爺さん相手に診察のとこは別の病院でインターンとして研修してるんでしょ
あの村ではないよ
いずれ戻ってくるかはわからないけど、少なくとも研修後すぐには戻らないと思う

657:名無シネマ@上映中
09/07/16 11:33:45 +x+Ck/0A
僻地医療という極端な現場での
善悪や正誤の二元論で片づけられない状況を
彼なりに理解していたからこそ
刑事に事実を知らされても感情を荒げなかったんだと思うけどな
自分が心情を吐露した相手に裏切られたという失望と
そういうことすら見抜けていなかった自分への羞恥、
だけれどもあの人は間違ったことはしていなかったじゃないかという確信、
そういうものがない交ぜになった複雑な感情を
瑛太は抑制した演技でよく表してたと思ったけどね


658:名無シネマ@上映中
09/07/16 11:39:33 ZLpffnHX
>>657
うんうん、それに加えて自らの保身のために「分かってました」と
装う部分も入っているよね。当然のことだ。
手のひら返しの村人も含め、そうした感情もきちんと描いている。

659:名無シネマ@上映中
09/07/16 11:53:12 +x+Ck/0A
>658
そう、保身の狡猾さは未熟な青さゆえというやつで
その辺も良かった

660:名無シネマ@上映中
09/07/16 12:03:51 iEGesIqN
発覚後の村人や瑛太の保身振りは良かったなぁ。
スゲー人間らしいというか。


661:名無シネマ@上映中
09/07/16 12:12:30 PC7KKZqS
瑛太の保身には、いやらしさがなかったと思った。
村人や村長は顕著だったけど、瑛太にはない。
最初は、「演技が未熟なのかなぁ」と思ったけど、
最後の診療しているあたたかさで、その傷心や優しさが心に広がってきた。

662:名無シネマ@上映中
09/07/16 12:30:16 vzsTNNgT
瑛太が知っていたのかどうか曖昧なところで観客が迷うのなんか、監督はしてやったりだろうな

663:名無シネマ@上映中
09/07/16 12:30:18 ZCBFwu1I
鶴瓶師匠の演技に期待ですわ。

664:名無シネマ@上映中
09/07/16 12:37:53 +L9Tf0vr
瑛太は貧血の薬のときに気付いてるんじゃないの?

665:名無シネマ@上映中
09/07/16 12:45:43 8zHI9u4p
余は、偽医者だとわかっていた。
瑛太は「ん?」「えっ?」「…」と思うようなことがあっても
疑ってはいけない、伊野は名医であると疑うことを否定していたが、
あーやっぱりそうだったのかって感じだったのかなと思った。

666:名無シネマ@上映中
09/07/16 12:56:26 LZtV7qcq
余も偽物医者だとは分かっていないでしょ。観客は外から神の視線で見てるから
勘違いしちゃいがちだけど、余はこいつまともな医者じゃないなと感じてるくらいじゃないか。

667:名無シネマ@上映中
09/07/16 13:08:59 RHX2vT7q
瑛太は、?と思いながら、分かっていなかったと思う。瑛太は、30歳位の俳優?

668:名無シネマ@上映中
09/07/16 13:11:08 WQgQa9KM
ベテラン看護婦が偽医者を見抜け無いわけない。

669:名無シネマ@上映中
09/07/16 13:12:35 vGOxBErf
余が演じる看護士は、
伊野が医師免許を持っていない可能性に気づいていたと思う。
ただし彼女にとってそれはあまり重要なことではなかった。
必要な医療行為をやってくれる人なら無資格でも仕方ないくらいに思っていたのではないか?

670:名無シネマ@上映中
09/07/16 13:29:58 8zHI9u4p
余は、気付いたけど
>>669の考え+
母子家庭の自分の生活の安定のために知らない振りしてたんじゃないのかな。



671:名無シネマ@上映中
09/07/16 13:35:59 G5D7tJU6
田舎の農家に、あんな上品な婆さん(八千草薫)はいないでしょ

全体的に配役が当たり前すぎて面白みに欠けるように思う

672:名無シネマ@上映中
09/07/16 13:40:02 LZtV7qcq
だから、こいつオカシイ=偽物医者 とすぐに繋げるのは観客だからだろ
物語読む時は、神の視点バイアス意識しないと誤読するよ

673:名無シネマ@上映中
09/07/16 13:42:51 WQgQa9KM
神の視点で他人の解釈を否定しまくってる人が居ますねw

674:名無シネマ@上映中
09/07/16 13:53:22 vGOxBErf
>>672さんの見方はそれはそれでアリだと思う。
今後の参考にさせてもらいます。
ただし他人の解釈をあまり断定的に否定するのはどうかと思う。
それと観客や読者には、ある作品を意図的に「誤読」する自由もあるんじゃないかな?

675:名無シネマ@上映中
09/07/16 14:14:55 OdzE5BBx
余は疑念も持っていたかも知れないが、それでもあえて突っ込まないだろ
普段の何気ないやりとりから、何かわけありだろうと思っても探るようなこともしないだろう
でも緊急処置の時に、否応なく確信してしまった
だから搬送準備中に嗚咽をもらしたのよ


その後、村人に賞賛される憔悴した鶴瓶を車の中から重苦しく見つめる余と香川
それでも、次の緊急患者の存在を告げる
その声には暗い覚悟がある

676:名無シネマ@上映中
09/07/16 14:28:50 LZtV7qcq
>>674
もちろん、最終的な判断や解釈は観客に委ねられていると思うよ。
ただ意図的な誤読というところまでいってしまえば、それはもはや読みを放棄した
ただの妄想じゃないかな。
作者の意図を理解した上で、わざと別に読み替えて遊ぶというなら分かるけど。

今回の話題について言えば、免状を見て驚くシーンは素の驚きを表現してると感じたよ。

677:名無シネマ@上映中
09/07/16 15:07:53 iEGesIqN
>>675
搬送準備中の嗚咽は、自分にのしかかった重圧から開放されたからだと思った。
確信したのはすべて終わったあと、車中から鶴瓶の背中を見ているときでは。

だから、
>>676の免状を見て驚くシーンは、素ではないと思った。

678:名無シネマ@上映中
09/07/16 15:31:27 culysJxo
>まさか、彼女も伊野が無免許だとは思ってなかったでしょうが。

>>257のインタビューより


679:名無シネマ@上映中
09/07/16 15:43:16 vzsTNNgT
「ゆれる」の時も「オレだけが真実に迫っている」「いやいや、オレこそが」の深読み大会が繰り広げられたよなw


680:名無シネマ@上映中
09/07/16 15:45:00 zlutv5cx
埼玉県警は26日、薬局の採用面接で偽造した薬剤師免許のコピーを使ったとして、
偽造有印公文書行使容疑で、同県小川町奈良梨、薬局店員、
新井祐二容疑者(28)を逮捕した。

調べでは、新井容疑者は昨年12月2日、同県横瀬町の薬局の薬剤師採用面接で、
偽造免許のコピーを提出した疑い。以前に勤めていた小川町の薬局で、
当時の同僚(30)の薬剤師免許を盗み、名前や生年月日を書き換えたとみられる。

小川町の薬局は採用時に薬剤師免許を確認せず、新井容疑者は約2カ月、
薬剤師として勤務。横瀬町の薬局は、薬剤師登録がないことなどを不審に思い、
採用を見送って警察に届けた。

新井容疑者は「借金があった。薬剤師の友人が給料を多くもらっていると聞いてやった」
と供述。横瀬町の薬局の面接後、別の薬局に店員として採用されたという。

ソース:MSN産経ニュース 2009.2.26 18:35
URLリンク(sankei.jp.msn.com)

681:名無シネマ@上映中
09/07/16 16:21:12 vGOxBErf
観客がさまざまな解釈を行い、
私見を述べ合うことはあっていい。
たとえそれが作者の意図しない解釈であっても…
それは本来「オレだけが真実に…という深読み大会」とは、全く別のことだ。
さらに言えば「一つの真実」とは実はとても不確かなモノであることを、
『ゆれる』やこの映画を見て自分は再認識した。

682:名無シネマ@上映中
09/07/16 16:32:44 8zHI9u4p
さっきから書き込みしたり読んだりしてて
フッと思ったんだけど
余が鶴瓶にじんわりと好意を持っていたというのは深読みしすぎ?
愛ほどではなくて、一緒にいると心地良い存在として。
自分は、「母子家庭の安定のために知らんふりしてた」と書いたんだけど
それと同時に偽医者がばれればどこかに行ってしまうだろう。
だから、あえて気が付いてない振りをし続けたのか。

失踪後に刑事に自宅?で聞きこみされている時に
二人の関係は?みたいに聞かれて
前夫が医者だったから医者なんて嫌だという答えをしているけど
鶴瓶は医者ではない=嫌いではないということなのかなと。

683:名無シネマ@上映中
09/07/16 17:20:18 OdzE5BBx
>>677
あの嗚咽は人の生死を扱う責任を担保するものを持たない人間であるとわかっていながら
その人間に他人の生死に直結する立場に立たせたからでしょ
たまたま上手くいったから良かったという安堵感と
有事に責任を持って当たれるものがいないというとんでもなく怖い状況を知ったこと描いた場面だよ

鶴瓶は生死を握る怖さを改めて思い知り蒼白になるが
それでも余はその彼にまた偽医者であることを求めた

684:名無シネマ@上映中
09/07/16 17:22:05 iEGesIqN
>>678
これを読むと、
「気胸のオペをするときに贋医者だと気付いたけど、
まさか無免許だとは思っていなかった」って書いてあるね。


685:名無シネマ@上映中
09/07/16 17:24:52 iEGesIqN
連投スマソ。
>>683の解釈に納得した。

686:名無シネマ@上映中
09/07/16 20:27:44 uPoK9Kwa
>>655
熱弁振るっているところ悪いが、いろいろ勘違いしている
上にあった監督のインタビュー記事見てみなよ

687:名無シネマ@上映中
09/07/16 20:32:11 Rvoo+XqQ
監督が都合よく作ってるモノ見て、人生の糧なんかにしない方がいいよね
ま、筆が滑ってるだけで本気で書いてるんじゃないだろうけどw

688:名無シネマ@上映中
09/07/16 20:36:53 ysF0C3ST
>>677
嗚咽がほっとしたからは同意。
ただ確信したのは村人出迎えよりもっと前だと思う。
二度観てやっと気づいたんだけど、村人出迎えでの恐い顔は「伊野がこのまま逃げちゃうんじゃないか」という恐れから来てると思う。
なぜならその時村人の誰かが熱を出したと連絡を受け
伊野に伝えて、伊野が少し迷った後「行こか」と言ったのを聞いて
とてもほっとした表情になるから。

689:名無シネマ@上映中
09/07/16 22:13:34 2ynQaWVJ
>>684
こまかくて申し訳ないが

まさか無免許だとは思っていなかったが
気胸のオペをするときに贋医者だと気付いた
(贋医者=無免許)
だと思うんだが


690:名無シネマ@上映中
09/07/16 22:17:15 VErA1wAa
>>689
水掛け論になるだけだとは思うが、素直にインタビュー読めば
贋医者=まともな医者じゃない(免許だけはある)だと思うぞ。

そもそも医師資格持ってるかどうかなんて、気胸の措置じゃ
分からないだろ?

691:名無シネマ@上映中
09/07/16 22:27:27 uPoK9Kwa
・【直木賞講評】「ほとんど点差なかった」選考委員の浅田次郎さん - MSN産経ニュース
URLリンク(sankei.jp.msn.com)

1回目の投票で北村薫さんの「鷺と雪」、西川美和さんの「きのうの神さま」、
葉室麟さんの「秋月記」の3作品に絞られた。「ほとんど点差はなかった」と言う。
さらに討論が行われ、2回目の投票を行った結果、最高得点を獲得した北村さんに
決まった。

~中略~

 次点に選ばれた西川さんについては、「選考委員全員が異口同音にその
高い才能を認めた。センスがいい。いい本をたくさん読んできた人だと直感した。
個人的には今後、たとえ候補に選ばれなくても本屋で買って読みたい。
映像の人がわずか数冊の経験でここまでの文学を書くことに衝撃を受けた。
私自身、勉強させられた」と絶賛した。

692:名無シネマ@上映中
09/07/16 22:35:00 VErA1wAa
北村薫はようやく取れて良かったなぁ。

つーか、「きのうの神さま」はなんで直木賞ノミネートだったんだろ。
どっちかというと芥川賞向きじゃないか?

693:名無シネマ@上映中
09/07/16 22:38:25 Rvoo+XqQ
>>690
「伊野 治」で検索したが、いないようだなw

医師等資格確認検索
URLリンク(licenseif.mhlw.go.jp)

694:名無シネマ@上映中
09/07/16 22:46:24 nS5ZpDnw
この映画、鶴瓶は主演ではあるけど、主人公ではない距離感の描き方が良いね。
ラストに関しては基本的にはあれでよかったと思うけど、列車が通り過ぎて
伊野の姿が消えたところでスタッフロール。
ロール明けに残りを上映、って感じのほうが良かったかな。

列車通過後の伊野消失でいったん切れば、伊野って人物は本当に存在したんだろうか、

っていうある種のファンタジーを感じることも出来る気がするし。

しかし、観終わった後にいろいろ反芻して考えるのが楽しい映画ってのも久しぶりだなぁ。

書きたいことはいろいろあるけど、伊野が姿を消した後、伊野を評価するような発言や

態度が一番多かったのが女医のりつ子だったってのが印象的だった。
偽医者だってのも、嘘の診断説明をされたのも分かった上で、母親には嘘診断を前提で
話しかけていたり、「訴えられるべきは自分じゃないのか」って言ってみたり。
母親が医師免許を持つ自分ではなく、持たない伊野に信頼を寄せていたってのは、
医者として娘として複雑な思いや葛藤もあるはずなのに、伊野が母親をどうしようと
していたのか見てみたいという趣旨の話をしていたのはすごいね。

そういえば映画の冒頭で刑

695:名無シネマ@上映中
09/07/16 22:49:30 nS5ZpDnw
しまった、変なタイミングで書き込んでしまった。

つづき

そういえば映画の冒頭で刑事が「今頃お姉ちゃんはべらせて云々」って台詞があったけど、
ラストはその真逆(?)だったってのは意図してたんだろうかね、やっぱ。

696:名無シネマ@上映中
09/07/16 22:55:04 yXvGM+dy
同感同感!直木賞じゃないよね。
北村薫は6回目のノミネートだし、また落選したらかわいそうだった。

697:名無シネマ@上映中
09/07/16 23:48:47 vGOxBErf
北村薫の受賞は喜ばしいことだね。
西川監督は今回ノミネートだけで、かえって良かったのではないかとも思う。

698:名無シネマ@上映中
09/07/17 00:04:12 WC18X6bM
ゆれる>>>>>>>>>>>>>>>>>>>ディアドクター

699:名無シネマ@上映中
09/07/17 01:23:01 24CwvT92
自分の印象としては・・・
『ゆれる』は荒削りな部分もあるが、その分惹きつけられる部分も多い。
こちらは作品としての完成度は高いが、その反面まとまり過ぎている感がないでもない。
自分はどちらも好きだけど、好みはわかれるかもしれないね。

700:名無シネマ@上映中
09/07/17 04:15:52 FblTcpCs
邦画にリアリティー求めるのも野暮だが、少しだけ指摘。
 老人死亡時は、挿管心マの蘇生はしないが、呼吸音心音停止と瞳孔散大
 を確認せず、死亡宣告する医者はいない。ここで偽医者判明。
 緊張性気胸は、授業と国試では重要だが、遭遇する確率は宝くじ。偽医者
 判別には、使ってほしくない。
 消化器癌は痛みとともに、通過障害による腹満や嘔吐がひどく、安楽死に
 はなりえない。
 あんな僻地の老医師が、あんなに夜遅くまで勉強するわけがない。ここ
 だけでも偽医者らしさプンプン。
 

701:名無シネマ@上映中
09/07/17 06:02:21 rZ2dYpyc
大きな釣り針だな

702:名無シネマ@上映中
09/07/17 06:53:25 9lgm0QX1
>>602
医学部知識は豊富だが映画は観慣れてないだけかもしれない

703:名無シネマ@上映中
09/07/17 07:20:47 LY5xmk/l
602ですが、今頃レスがついたのかと思いきやこんなことにああそうですか私人文学部出身あるよ

704:名無シネマ@上映中
09/07/17 09:46:34 24CwvT92
>>700
釣りであることを切に願う。
もし、医療に関係する職業の人またはそれを目指している人によるマジレスだったら、
いろんな意味で本当にこわいです。

705:名無シネマ@上映中
09/07/17 10:34:49 S6Nfh8Gq
>>703
とんだディア部

706:名無シネマ@上映中
09/07/17 10:48:24 mtghJbbA
芸人のオードリーが撮影したところ全カットされたそうだね
何の役だか分からないが正解かも

707:名無シネマ@上映中
09/07/17 12:58:48 Xx/VrH0a
>>703
上でもあったけど、このスレは「我こそは真の見巧者なり。上から目線は我が専売特許なり」がウヨウヨいるから、気にすることないよ、と上から目線で云っとく。

708:名無シネマ@上映中
09/07/17 12:59:42 24CwvT92
>>706 誤爆?
それって違う映画の話じゃなかったっけ?

709:名無シネマ@上映中
09/07/17 13:28:13 EuvRt0rV
>>706、708
自分もみました めざましで凄く気になりました
違う映画でしたっけ?・・・


710:名無シネマ@上映中
09/07/17 13:58:54 iJpRKt6i
オードリー全カットはほんとらしいよ
瑛太の同期か村の若者だったんじゃないかね?
URLリンク(www.oricon.co.jp)

711:名無シネマ@上映中
09/07/17 14:12:49 iJpRKt6i
>>700
気胸の時は気付いたかどうかではなく、処置がわからず何も出来なかったからマズかったわけで・・・
あと伊野治の年齢は52くらいだから、老医師じゃないんだが・・・
たしかに鶴瓶だと60あたりに見えるから、行動と見た目にズレを感じるところはあった
八千草と違ってあて書きでなかったからだろうね

712:名無シネマ@上映中
09/07/17 14:54:13 hijFYQIV
映画感謝なんて受け身な趣味でもスキルと考える人もいる

713:名無シネマ@上映中
09/07/17 15:12:40 0Gs0AgdL
↑難解な文章だ。

714:名無シネマ@上映中
09/07/17 17:36:26 24CwvT92
>>710
ありがとう。ちゃんと見てなくて、勘違いしてた。

715:名無シネマ@上映中
09/07/17 20:04:17 hTd0TCuk
>>711
>処置がわからず何も出来なかったからマズかったわけで・・・
 50台の医師で気胸の処置ができるのが、どのくらいいるとお考えですか?
 緊張性気胸は、外傷性は極まれで、大部分は医原性だ。人工呼吸(陽圧呼吸)
 と中心静脈栄養の普及が発生源だ。50台でこの技能と処置法をマスターした
 者は、10%以下、まして僻地の医師では、、、、
 緊張性気胸からの救命は、医療ドラマの名医のお約束事だが、医療訴訟多発
 時代には、止めてもらいたいものだ。現実軽視の暴走検事や文系裁判官の常識
 になりかねない。



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