09/06/24 14:42:06 HfAwhbJ0
心情をあえて観客の想像に任せる映画というのはあるし、
心理描写を極めて少なくして表現する手法というのも確かにある。
ただ、このドラマが主体となるであろう題材の映画で、
その表現方法を使うのは、やはり個人的には受け付けない部分が大きい。
具体的に例を出して言うと、
裁判でハンナが罪を認めてしまう理由となる部分や、
刑務所で踵を返して去るマイケルの心情など。
この辺は、このドラマの根底となるべき部分だったと思うんだが、
その理由となるものが、そこまでに積み重ねられていないから
一体なぜ?なのかの理解が難しくなってしまっている。
人間とは整合性のないものであるし、心情など人それぞれ。
それはそうなんだが、この映画はそこを曖昧にすべき映画ではなかったのでは。