09/05/27 10:15:45 q6TUC7MJ
トリア作品のような、残酷寓話的な、非現実的表現もありではないかなと思うが。
まあ作為的であるとこが鼻につくというのはわかるけどね。
ハネケは「或る子供」「息子のまなざし」の監督と似た空気(表現手法)は感じるな。
しかし内容的にはあっちはヒューマニズムの塊みたいだけど。
そうそう「父帰る」なんてのも空気的には似てるな。
ハネケの作品からは、人間の真実というか、日常では見えてこない悪意みたいのが深く痛く突き刺さってくるね。
ダレでも持ち合わせている痛い部分の一部を突きつけられてしまうような。
人間て残酷な生き物だよなあ、でもそういうものなんだよ。って思うわ。
その嫌な部分から目をそらすなということでは。