10/07/25 21:14:50 tu0GnWk3
古代ローマでは、資産接収や財産没収というのをやっている。韓国では、現代でもこれを
やっている。引退した前大統領というのは、たいがいこれを喰らって身ぐるみはがされている。
それで政界の浄化が進むのなら、おおいに結構な事だ。
なぜ、日本では、資産接収、財産没収というのがないのか。それは、国民の財産権が、
憲法で保障されているからだ。国家は国民の財産を守るべき、守ってこそ国家、という
大前提がある。
当然、社長よりは労働者、資産家よりは庶民の、なけなしの財産の方が守られるべきだろう。
日本は民主社会で、多数の幸福を優先するなら、そうであるべきだ。
だというのに、外国人労働者の導入とは、どういう事だろうか。これは、下層の労働者を
直撃する。労働者の財産は、その両手のうちにあるという。彼の財産は、貯えられてはいない。
日々の労働こそが、財産なのだ。ところが、その財産が、目減りさせられている。外国人労働者の
導入によって、雇用を奪われ、賃上げを先送りにされている。これは、財産権の侵害というべき
ではないか。
目には目を、歯には歯を、という。外国人労働者の導入を押し進めた富裕層、大企業は、
いずれそのつけを支払わされるだろう。
景気が良くて、人手不足で、賃上げをすべき時に、それをせず、日本の下層階級の底上げを
しなかった。それが、長期不況の原因だろう。