10/07/04 20:16:35
丸紅が地方空港から直接、海外旅行に行くことができるチャーター便事業を本格展開する。
7月から9月にかけて、JTB、エイチ・アイ・エスなどと旅行商品を作り、パリに直行するチャーター便を計9便運航する。
九州の宮崎、大分、熊本、福岡の各空港や、仙台、札幌の地方空港を利用する。
規制緩和でチャーター便の座席をばら売りできるようになり、経営が厳しい地方空港は着陸料などが安いことから本格展開することにした。
好評なら年末年始なども運航を検討する。
丸紅は、航空会社のエア・タヒチ・ヌイとチャーター便を飛ばす代理店契約を結んだ。
300席程度の航空機を使い、人気の高いパリ便を運航する。
7月21日の宮崎発の便は途中、大分空港に着陸して、旅行客を乗せてパリへ直行する。
国内には90以上の地方空港があるが、経営破綻(はたん)した日航の路線廃止などで、定期便の運航が減少し、地方空港の経営は厳しい。
このため、丸紅は「地方の空港を上手に活用し、(成田空港や羽田空港に行かなくても楽しめる)手軽な海外旅行の需要を掘り起こしたい」としており、
地方空港とも連携して、観光人気の高い地域へのチャーター便を増やしていきたい考えだ。
ソース:読売新聞
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