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7月2日(ブルームバーグ):6月の非農業部門雇用者数は今年初の前月比マイナスとなった。
国勢調査の終了で一時雇用者が減少したほか、民間部門雇用者数の伸びが予想に及ばなかった。
米労働省が2日に発表した6月の雇用統計によると、非農業部門雇用者数(事業所調査、
季節調整済み)は前月比12万5000人減少した。
特に2010年国勢調査関連の一時雇用者は22万5000人減少した。
ブルームバーグ・ニュースがまとめた非農業部門雇用者数のエコノミスト予想中央値は13万人減少だった。
民間部門雇用者は8万3000人増加した。
家計調査に基づく6月の失業率は9.5%と、前月の9.7%から低下した。
5月の非農業部門雇用者数は43万3000人増と速報値(43万1000人増)から修正された。
6月は労働力人口が前月比で65万2000人減少したことが失業率の低下につながった。
国勢調査関連の一時雇用者がまだ33万9000人いることから、今後も雇用減は続くとみられる。
ステート・ストリート・グローバル・マーケッツのシニア債券ストラテジスト、ジョン・ハーマン氏は、
「新規雇用の息吹はほとんど感じられず、全体的に労働市場は弱い」と述べ、
「下半期の消費の伸びは上半期をはるかに下回るだろう」と指摘した。
■部門別雇用者
製造業部門の雇用者は9000人増加。年初来で最小の伸びだった。
市場予想では2万5000人の増加が見込まれていた。
建設部門は2万2000人減。5月は3万人減少だった。
政府機関雇用者は20万8000人の減少。州・地方行政機関の雇用は1万人減、連邦政府の雇用は19万8000人減少した。
平均時給は前月から2セント減少して22.53ドル。
平均労働時間は週34.1時間と前月の34.2時間から減少した。
ソースは
URLリンク(www.bloomberg.co.jp)
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