【資源】「BP破綻」米エネ界大打撃 権益売却なら世界的業界再編[10/06/30]at BIZPLUS
【資源】「BP破綻」米エネ界大打撃 権益売却なら世界的業界再編[10/06/30] - 暇つぶし2ch1:やるっきゃ騎士φ ★
10/06/30 08:45:05
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メキシコ湾で原油流出事故を起こし、巨額の補償を求められている英メジャー(国際石油資本)
BPが破綻(はたん)した場合の影響が懸念されている。
米エネルギー業界が打撃を受けるのは避けられない見通しだ。
また、米金融当局はBP破綻が金融システムに与える影響について調査を実施した。

◆1000億ドル負担も
BPは、リースしていたリグ(石油掘削設備)「ディープウォーター・ホライズン」の爆発による
原油流出事故の損害を補償する原資として、200億ドル(約1兆7800億円)を特別預託口座に
拠出することで合意している。
同社は28日、メキシコ湾での油井原油流出事故で、これまでに支出した対策費用が
26億5000万ドルに達したと発表した。
事故関連の損害請求件数は8万件を超え、約4万1000件、総額1億2800万ドルが支払われた。

同社は清掃作業や補償の費用を捻出(ねんしゅつ)するため資産売却も検討している。
資産管理会社オッペンハイマーの石油担当アナリスト、ファデル・ガイト氏は、事故が発生した油田の
権益を一部保有する米独立系石油会社アナダルコのような企業が費用負担責任を回避した場合、
BPの最終的な負担総額は1000億ドルを超える可能性があると分析。
同社の存続が脅かされる事態になると指摘する。

◆戦略上の要衝多く
米国で最大の石油・ガス事業を行っているBPの破綻は、同国の石油産業全体を大きく揺るがすと
予想される。
同社の日産量はおよそ100万バレル。全米の従業員2万3000人のうち、メキシコ湾沖の
油・ガス田開発に携わるのは約7000人で、エンジニアや地質学者といった高給の専門職も多い
という。

メキシコ湾沖の掘削事業は1990年代半ば以降、BP主導で進められてきた。18年間にわたり
減少が続いていた米国の石油・ガス産出量は昨年、同地域での資源開発計画の進展を追い風に
7%の増加に転じている。

またBPが新たに資源探査を進めている各国地域の中には、リビアの海底ガス田や
イラク南部のルメイラ油田、アゼルバイジャンのカスピ海油田など、米国にとって戦略上
重要な地域が少なくない。そのため、同社の破綻が米エネルギー安全保障にもたらす影響を
懸念する見方も出ている。

BPが補償費用を捻出するため各国に保有する資産・権益の売却に踏み切れば、
中国やロシアの石油会社が買い手として名乗りを上げる可能性があり、石油業界の勢力図が
塗り変わる事態も想定される。
ノルウェーの銀行最大手DnB・NORのアナリスト、グトムント・イスフェルト氏は、
そうした企業が関心を示すとみられる物件としてアゼルバイジャン、アンゴラ、ブラジルといった
国々の資産を挙げ、「ことによるとノルウェーにある資産が標的になるかもしれない」と付け加えた。

-続きます-


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