【コラム】躍進を遂げる韓国から日本が学ぶべきこと [10/06/29]at BIZPLUS
【コラム】躍進を遂げる韓国から日本が学ぶべきこと [10/06/29] - 暇つぶし2ch1:@@@ハリケーン@@@φ ★
10/06/29 22:29:27
 日本が後ろを振り返れば、GDP(国内総生産)の額でも世界の輸出市場でも、韓国が猛烈な
勢いで追いかけてくる姿が見えるだろう。もし予想が正しければ、2011年までに購買力平価
で換算した韓国の1人当たり実質GDPは日本の88%に達し、10年代中頃までに日本を追い越す
だろう。

 これは日本のイメージに打撃を与えるかもしれないが、日本経済にとってはよい面もある。

 まず、成長を遂げる韓国は日本にとってよい輸出市場になる。日本の韓国向け輸出額はEU
向けのほぼ6割に上る。また、韓国は日本の消費者に低価格の製品を供給することもできる。
たとえば、韓国のラッキー金星は日本市場で低価格の洗濯機の販売を計画している。

 だが同時に韓国企業は日本企業にとって手ごわい競争相手になっており、今後、世界の輸出
市場で日本に戦いを挑んでくるだろう。サムスン電子はすでに半導体市場でインテルに次ぐ
第2位のシェアを確保している。インテルのシェア14%に対して、サムスンは8%。東芝は第3
位で、シェアは5%である。

 10年前、現代自動車は世界11位の自動車メーカーにすぎなかった。しかし、傘下の起亜自
動車(株式の39%を保有)を合計すると、09年の世界シェアは、ホンダとフォードを追い越
し、トヨタ自動車、GM、フォルクスワーゲンに次ぐ第4位にまで躍進した。アメリカの乗用車
市場では、日産の11%、ホンダの11.9%に対して現代・起亜は合計で9.2%のシェアを有する。

■自由貿易協定でも韓国は日本より先行

 自動車と半導体は氷山の一角にすぎない。産業構造の高度化に伴って、韓国企業は付加価値
の高い製品分野でも競争力を強めてきている。その好例がアメリカ市場における日韓の競争
である。

 他の先進国に比べて、日韓両国の企業は輸出を比較的少数の製品に集中している。米商務省
の5ケタの産業分類区分を使って日韓の対米輸出を150品目に分類すると、その傾向が浮き彫り
になる。乗用車輸出の対米総輸出に占める割合は、日本が18%、韓国は15%。輸出品目の上位
10製品が日本の対米輸出の60%を占めているのに対して、韓国は61%である。日韓の対米輸出は32品目でほぼ9割を占めている。

 そして、08年の日本の対米輸出上位32品目のうち18品目が、韓国の上位32品目と重なって
いる。この18品目が対米輸出総額に占める割合は、日本が68%、韓国が約50%に上る。18品目
の中には自動車と自動車部品、半導体以外に工作機械、さまざまなプラスチック素材、通信
機器、発電機などが含まれている。

 これらの18品目を合計した韓国企業の対米輸出額は、すでに日本企業の25%に達している。
乗用車を除く17品目に限れば、その比率は31%に上昇する。これは、日本企業の販売量と価格
設定力に大きなプレッシャーを与える規模である。

 オバマ政権は中間選挙後に韓国との自由貿易協定(FTA)を修正して、議会に承認を求める
意向だ。議会の承認を得るのに時間はかかるだろうが、最終的に議会は承認するだろう。

ソース
URLリンク(zasshi.news.yahoo.co.jp)


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