10/06/29 19:30:55
復活を待望してはいますが...。
今年のE3(コンピューターゲームの展示会)での負け組は? と言えば、おそらくソニー
でしょう。ソニーはいろいろな意味で他社に後れを取っているのですが、今回は彼らの強み
であるハードウェアの分野で負けを見てしまったのです。残念です。
現在ゲームプラットフォームを作っている企業は任天堂、マイクロソフト、そしてソニーです。
任天堂は基本的にゲームの会社なので、ゲーム作りにおいては最強、または少なくとも、
面白いゲームを一番多く(似たようなものもあるとはいえ)作っています。マイクロソフト
はソフトウェアの会社なので、Xboxはソフトとサービスが充実しており、Xbox LiveやZune
やWindows Media Extenderがあります。そしてソニーは基本的に家電の会社ですから、ハー
ドウェアを得意としています。
例えばPlayStation 3はBlu-rayとCellプロセッサーがポイントです。PSPはハードのスペック
がニンテンドーDSを凌駕しているのであって、ソフトウェアではないです。ソニーの力はハ
ードウェアの力でした。
そんなソニーが、E3でなぜ2年続けてハードウェアの戦いに敗れてしまったのでしょうか?
PlayStationという強固なブランドを築いていながら、何があったというのでしょうか?
続きで、この疑問について考えてみます。
■家庭の中のソニーの居場所
ソニーがE3で発表したPlayStation Moveは、確かにWiiのモーションコントローラーをスペッ
ク的には超える存在です。PlayStation Eyeカメラを使ってMoveコントローラーを正確に検知
し、タテ・ヨコだけでなく奥行きも扱うことができます。ハードウェアの技術的なデモはか
っこよかったです。
が、ウィルソン記者のこの記事にあるように、PlayStation Moveはやっぱり、Wii HDの域を
出ないんです。独創的でもパワフルでもありません。コントローラーを手に持って振り回す
という基本の部分は、二番煎じです。しかも、少なくとも一部のゲームでは、Wiiより優れ
ているわけでもないことがわかっています。ウィルソン記者によれば、
戦闘が...思うようにできないんです。自分のパンチが、スクリーンにちゃんと反映されない
感じです。
だそうです。
ソース:ギズモード・ジャパン
URLリンク(www.gizmodo.jp)
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