10/06/29 12:48:15
新型の豚インフルエンザの輸入ワクチンについて、厚生労働省は28日、
ノバルティス社(スイス)と契約した輸入量の3割を解約することで合意した
と発表した。
購入契約を結んだ同社ともう1社への支払いは違約金も含めて約853億円に
上るが、すでに納入されたワクチン6694万人分(健康な成人換算)の
4分の1が使用期限切れで廃棄される見通しだ。
解約するのは、ノ社から購入を予定していた2500万人分のうち、
まだ国内に納入されていない838万人分。
厚労省は解約にともない約92億円の違約金を支払う。
一方、ノ社は今回の解約に際し、今後4年間に別の新型インフルによる
世界的大流行(パンデミック)が起きた場合、4千万人分の供給枠を
日本に対して確保することを約束したという。
厚労省は昨年10月、新型インフルの流行に備え、ノ社や
グラクソ・スミスクライン社(英、GSK)と計9900万人分の
輸入契約(約1126億円)を結んだ。
しかし感染が下火になりワクチンの需要が低下。
ノ社が納入した1662万人分のうち、5月末で1301万人分の有効期限が
切れて使用できなくなった。6月末には、残り361万人分の有効期限も切れ、
廃棄されるという。
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