【インタビュー】日本振興銀行事件 作家・高杉良が斬る 竹中平蔵と木村剛の大罪 [10/06/24]at BIZPLUS
【インタビュー】日本振興銀行事件 作家・高杉良が斬る 竹中平蔵と木村剛の大罪 [10/06/24] - 暇つぶし2ch1:@@@ハリケーン@@@φ ★
10/06/27 13:03:53
 小泉政権下に鳴り物入りで新規参入した日本振興銀行に、捜査のメスが入った。竹中平蔵
元金融担当相の盟友、木村剛氏が築いた“木村銀行”はなぜ挫折したのか。「金融腐蝕列島」
シリーズで金融機関の闇を描く作家の高杉良氏が、小泉-竹中路線のあだ花である日本振興
銀行と「小泉構造改革」を断罪した。

 日本振興銀行が開業する前、私は月刊誌「現代」(2003年11月号)誌上で、

〈新銀行が設立されたとして、その末路は不良債権を積み上げて破綻するか、商工ローンと
同質化していくしかないだろう〉

 と予言しました。地道に中小企業を支える銀行としてスタートしたはずなのになぜ変質
したのかと新聞は書きますが、私にいわせればハナからおかしかったのだから、変質したわ
けではありませんよ。

 日本振興銀行の開業は04年4月。中小企業への無担保融資を看板に掲げたが、融資は
伸びず、06年度まで経常利益は赤字を続けた。業績が上向いたのは、サブプライム問題を
きっかけに資金繰りに困った商工ローンの債権を安く買い取れるようになった07年後半
から。しかし、サラ金まがいの商法に頼ったことで、法令違反が次々に発覚。さる6月11
日、金融庁の検査を妨害したとして、銀行法違反(検査忌避)の疑いで警視庁の家宅捜索を
受けるにいたった。

 やる気はあるのに融資を受けられない中小企業を助けようという設立趣旨がウソだったと
断言するつもりはありません。しかし、それは絵に描いた餅だったことは、当初からわかっ
ていたはずです。

 銀行や信用金庫の中小企業向け貸出金利の相場が2~5%であるところ、日本振興銀行は
金利の「空白地帯」を開拓するとして、5~15%の金利を設定しました。しかし、もとも
と薄利の中小企業が、5~15%の金利を支払って、事業を継続できるはずがありません。
また、高金利を支払わなければたちいかないような中小企業に既存の銀行が貸し出すのは
困難です。金融庁の厳格な検査で「要管理」以下とされる蓋然性が高いからです。この厳格
な査定をルール化したのが木村剛さんです。唯一貸し出せるのは、ルールを適用されない
“木村銀行”だけでしょう。金融庁と密約ありと疑われても仕方ない。

 日本振興銀行の経営を主導してきたのは、小泉政権下で竹中平蔵金融担当相のブレーンと
して金融庁顧問も務めた木村剛氏だ。木村氏は04年9月に筆頭株主、翌年1月に社長就任。
同年6月に会長に転じたが、行政処分を受ける直前の今年5月、会長を退任した。

ソース
URLリンク(news.nifty.com)

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