10/06/26 13:01:43
みずほフィナンシャルグループ(FG)は23日提出した2010年3月期の有価証券報告書で、
塚本隆史社長、前田晃伸・前会長ら6人が1億円超の役員報酬を受け取っていたことを開示
した。6人の報酬額は1億1000万~1億2300万円。
それぞれの報酬総額は、塚本氏が1億1400万円、前田氏が1億1000万円。みずほ銀行の西堀
利頭取が1億1400万円、杉山清次前会長が1億1000万円。みずほコーポレート銀行の佐藤康博
頭取が1億2200万円、斎藤宏前会長が1億2300万円だった。
みずほグループは、旧富士銀行、旧第一勧業銀行、旧日本興業銀行の各行の出身者が役員
のポストを分け合う体制が続いている。今回の報酬開示で6人が横並びの金額を受け取って
いたことが判明、「旧3行のバランスを重視する非効率なグループ経営を象徴しているようだ
」(金融関係者)との指摘もある。
また、みずほFGは、11年3月期の株主配当を2期連続で減配する方針を示しているほか、
最大8000億円の公募増資を計画して一時、株価下落を招いた。22日に開かれた株主総会では
「株主をばかにしている」などと不満が噴出しており、報酬問題で株主から批判が一段と
高まる可能性もある。
ソース
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)