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トヨタ自動車のテストドライバー約300人のトップで、50年近く車両開発に携わってきた
成瀬弘さん(67)が23日、ドイツで開発車を運転中に事故死した。
高級スポーツカー「レクサスLFA」の評価中だった。成瀬さんは豊田章男社長に運転技術を
指導したことでも知られる。
豊田社長は24日、ブログで「あまりに突然の訃報(ふほう)に言葉もありません。
成瀬さんの思いをしっかりと引き継ぎ『もっといいクルマ』をつくります」と誓った。
トヨタによると、事故に遭ったのは世界のメーカーが車両評価に使うドイツ北西部のサーキット
「ニュルブルクリンク」(ニュル)近くの公道。詳細は調査中。
カーブでドイツメーカーのテスト車と正面衝突したとの情報もある。
成瀬さんは1963年、トヨタ自動車工業(現トヨタ自動車)に入社。
一貫してテストドライバーの道を歩み「2000GT」「MR2」「スープラ」など主に
スポーツ車の開発にかかわり、02年の定年後も後輩の指導などに努めた。
ニュルでの車両評価の経験年数、走行距離は世界トップ級で「ニュル・マイスター」と呼ばれ、
現地でも有名。
09年6月の毎日新聞の取材に成瀬さんは「10年後、20年後に記憶に残る車を作りたい。
走る芸術家を目指している」と話していた。
約10年前、豊田社長に「車を深く知りたい」と運転指導を頼まれ、一度は断ったが熱意に負けて
引き受けた。ともに07、09年にニュルであった24時間耐久レースなどに出場し、車ファンを
増やす活動にも取り組んだ。
ソースは
URLリンク(mainichi.jp)
トヨタ自動車テストドライバーの成瀬弘さん=2009年5月
URLリンク(mainichi.jp)
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