10/06/24 10:00:40
トヨタ自動車は、社員の行動規範を冊子にまとめた。顧客との意識のズレが批判された
大規模リコール問題を経て再出発を誓った4月、豊田章男社長の指示で全社員に配布した。
グループ創業者・豊田佐吉の遺訓をまとめた「豊田綱領」の現代版と位置付けている。
配布したのは「私たちの心構え」と題したA4判14ページの冊子。
「修身の教科書のトヨタ版」(豊田社長)で、各ページに「改善」「現地現物」「正直」
「愛社精神」などの言葉が大書されている。
豊田社長は就任1年となる24日の株主総会で、社員の意識改革を急ぐ方針を説明する。
「お客様第一」の項では「自分たちに都合のよいお客様をつくっていませんか」、
「謙虚・感謝」では「自分たちのやっていることはすべて正しい・優れていると
思っていませんか」などと問うて「おごり」を戒め、関連する佐吉らの語録も収めた。
電気自動車の登場など自動車産業が大きな転換期を迎える中、豊田社長には、
「トヨタがこのまま世界の有力企業の地位を保てる保証はない」との危機感がある。
「クルマづくりを通じて社会に貢献する」という73年前の創業理念を徹底し、
「最大企業」よりも「最良企業」を目指す方向性を全社に浸透させる意図がある。
ソースは
URLリンク(mainichi.jp)
トヨタ自動車が作成した冊子「私たちの心構え」=2010年6月22日
URLリンク(mainichi.jp)
トヨタ URLリンク(toyota.jp)
株価 URLリンク(company.nikkei.co.jp)