10/06/22 10:34:06
JR東海は、2013年度をめどに、リニアの新型の試験車両を開発する方針を固めた。
4代目にあたる今回の試験車両を、量産化前の最後の試験車両と位置づけ、27年予定の開業時に使う
量産車両のベースとしたい考えだ。
これまでの4両編成から12両編成にして、車両メーカーに近く、設計などを発注する。
同社は山梨実験線(山梨県)でリニアの走行試験を始めた1997年以降、試験車両をこれまで
3種類開発。
現在使われている3代目の試験車両「ロングノーズ」は02年に開発し、耐久性や騒音などを試験してきた。
開業後の状況により近い走行試験をするため、山梨実験線を13年度末をめどに現行の約18キロから
約43キロに延ばす計画だ。12両編成の新型試験車両も、これにあわせて投入するという。
現行の3代目試験車両は4両編成だが、開業時を想定した長い編成で試験走行して車両や路線の問題点を
洗い出す。
新たな試験車両は、09年4月に改修された3代目の形状を引き継ぐ。
3代目は当初、空気抵抗を減らすために先頭車両が約23メートルにわたり細く伸びていた。
しかし車両の中が狭くなり座席数が減るため、先頭車両に覆いをかぶせる改修をし、細長い先端部分を
約15メートルに縮めている。
現在、改修後の車両による走行試験が最終段階を迎えている。空気抵抗などに問題がないことを確認して、
同様の形状を4代目にも採用するという。
ソースは
URLリンク(www.asahi.com)
リニアの現在の試験車両。改修で短くなった先端部分のつくりは、新型の試験車両に引き継がれる
=昨年4月、山梨県都留市の山梨リニア実験センター
URLリンク(www.asahicom.jp)
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