10/06/15 23:42:18
>>2のつづき
究極のサービス業と言えばコンビニだ。日本のセブンイレブンでは、店員の笑顔、会釈は
当然のことで、さらに紙袋の取っ手部分を折り畳んで客が持ちやすいようにして渡してくれ
る。
こちら北京のセブンイレブンでは、客が長蛇の列を作っていても店員はレジをサボってい
たり、レジを通した商品を投げて返したり、わざと一番汚い札を選んで釣りを渡すといった
ことが横行している。だから監視カメラも、客よりもむしろ店員を監視しているほどだ。
最近は、中国人の間で日本旅行がブームになっているが、多くの中国人が、日本のサービ
スに感銘を受けて帰ってくる。先週も日本から帰国したばかりの中国人ビジネスマンに会っ
たら、「東京で一番感動したのはラーメン屋」と言っていた。何でも、彼がラーメンを食べ
終わって席を立ったら、三方から店員がテーブルを拭きに飛んできたのだという。
この頃は、日本の報道を見ると、「日本は中国に追い抜かれた」という悲観論が目立つ。
だが日本には、技術とサービスという立派な「ツートップ」がある。こればかりは、中国が
逆立ちしても日本にはかなわない。日本人はもっと胸を張るべきである。
-以上-