10/06/15 16:04:30
日銀は15日の金融政策決定会合で、日本経済の成長基盤強化に向けた新たな貸出制度の詳細を
決定した。
成長分野の事業を手掛ける企業に投融資する民間金融機関への貸付総額は上限を3兆円とし、
貸付金利を政策金利と同じ年0・1%の低金利とする。8月末に貸し付けを始める。
政策金利である無担保コール翌日物金利は、現行の年0・1%程度に据え置くことを全員一致で
決めた。国内景気の現状は「緩やかに回復しつつある」とした前回会合の判断を維持した。
新貸出制度は、政府が近く示す成長戦略と歩調を合わせ、金融市場に潤沢に資金を供給し、
本格的な景気回復とデフレ克服を目指す。
新制度が対象とする成長分野は環境やエネルギーなど。
日銀は、これらの事業を手掛ける企業に投融資した実績に応じ、民間金融機関に原則として
1年後の返済を条件とする資金を貸し付ける。
受付期限は2012年3月末まで。借り換えは3回まで可能とする。
新制度は、4月30日の決定会合の議論を受けて、白川方明総裁が検討を指示していた。
ソースは
URLリンク(www.47news.jp)
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