10/06/06 15:03:33
民主党北海道は５日、７月の参院選で掲げる道内重点政策（素案）を発表した。
経済界から要望の強い整備新幹線の札幌延伸の早期実現を打ち出したほか、
医師不足対策として地方都市の大学への医学部新設などを盛り込んだ。
雇用・経済対策では、農林水産業の再生に向けて、原材料の付加価値を高める取り組みや、道産品の輸出促進への支援を充実。
水力やバイオマスなど道内の恵まれた自然エネルギーを活用した研究開発を強化する。
整備新幹線の札幌延伸については、過去の国政選挙の公約や重点政策で明確にうたってなかったが、
「新函館－札幌間を全線フル規格で早期認可・着工する」と明記。
高速道についても、救急医療や物流面での必要性を理由に整備推進を掲げた。
医師不足対策では、医学部の新設で医師養成数を増やすほか、
新卒医師に地方の医療機関への勤務を義務付ける仕組みの検討を挙げた。
このほか、道内市町村の財政基盤を強化するため、地方交付税の算定方式の見直しを国に求めていくことなどを掲げた。
ソース：北海道新聞
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