10/06/01 01:13:52
温家宝中国首相は31日、日本経団連が開いた歓迎昼食会で、ギリシャの金融危機に触れ、
「世界経済が二番底に陥らないと断言はできない」と述べた。
中国経済については「大規模な財政支出などの施策が成功し、2009年も成長を保持できた」と自信を見せつつ、
景気刺激などの経済成長策と経済構造の転換、インフレ抑制を柱とする「三位一体」の経済対策を継続する方針を示した。
温首相のあいさつは予定時間の25分を大幅に超え、約50分に及んだ。
「日本の環境・省エネルギー技術を大いに学びたい」と述べ、日本の環境関連産業の中国への進出を促した。
「中国の成長は日本にもプラス」として、経済分野の協力関係を強化したい意向も示した。
昼食会には経団連の米倉弘昌会長や御手洗冨士夫前会長、岡村正日本商工会議所会頭ら約130人が出席した。
ソース:日本経済新聞
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