【自動車】若者はもはや「クルマ離れ」ではなく「クルマ嫌い」になった(SAPIO)★2 [10/05/06]at BIZPLUS
【自動車】若者はもはや「クルマ離れ」ではなく「クルマ嫌い」になった(SAPIO)★2 [10/05/06] - 暇つぶし2ch2:本多工務店φ ★
10/05/07 13:22:14
>>1の続き

なぜ自動車は売れなくなったのか。
最大の理由は少子高齢化にあると業界関係者は口を揃える。
高齢者はクルマから引退し、一方で新たに自動車ユーザーとなるはずの若年人口が減っているからだ。

しかも問題は、ただでさえ少ない若年層がクルマに興味を失っていることである。
自動車工業会は、大学生を対象にマーケティング調査を実施し、09年3月に「乗用車市場動向調査」を公表した。
70頁にも及ぶ詳細なレポートで、それ自体が若者のクルマ離れに対する危機感を表わしているように見える。
レポートでは、現代の若者が育った時代環境として、こう分析されている。
「バブル崩壊後の低成長期に育ち、将来の生活に悲観的な見方をする傾向が強い」
「ゆとり教育で授業数が減り、絶対評価の導入で他者との競争を経験する機会が少なかったことが窺える」
今の中高年にとってクルマはステータスを表わすものなので、人よりいいクルマに乗ることでそれを示そうとしがちだが、
今の若者にはそういう感覚がないというのである。
現在の40~50代が大学生だったころ、クルマは「興味関心がある製品・サービス」の第7位だったが、今の20~30代のころには10位に落ち、
現在の大学生となると、「語学、資格試験(15位)」「化粧品、エステ(16位)」に次いで17位にまでランクダウンしている。
「今の40代、50代のなかには、親が初めてクルマを買ったときのことを良き思い出として覚えている人が多い。クルマは特別な存在なのです。
 しかし、今の若者は生まれたときから家にクルマがあり、携帯やゲームなど娯楽も他にたくさんあるので、特別なものではなくなっている。
 しかも若年層の平均年収は年々減少しています」(自工会総務統括部・持田弘喜氏)
つまり、「興味もないし、買うお金もない」ということ。
東京在住の20代ビジネスマンや大学生に話を聞いたところ、こんな答えが返ってきた。
「クルマは欲しいモノの17位どころか、100位以内にも入らない。駐車場代や税金がかかるのでタダでもいらない」(商社勤務26歳)
「ゼミにクルマ好きがいて、バイトして100万円ぐらいのクルマを買って、周りから変人扱いされている。
 だいたい合コンで女の子から携帯の機種は聞かれても、『クルマ、何乗ってる?』と聞かれることなんてまずないですしね」(大学生21歳)
もちろん、これは公共交通機関が発達している都市部の話で、地方では相変わらず生活の足としてクルマは必需品だ。
しかし、都市部は人口が多いだけに影響は大きくなる。

若者のクルマ離れは意外なところにも影響を及ぼす。自動車保険料の値上げである。
09年7月に損害保険料率算出機構は9年ぶりに自動車保険料を決める際の基準となる「参考純率」を平均5.7%引き上げた。
値上げの理由には多々あるが、
「高い保険料を負担している若年ドライバーが減り、保険料の安いコンパクトカーが増え、保険料負担のバランスが悪くなったことが大きな要因」(損保料率機構・広報)だという。
一律アップならまだしも、年齢によって上昇率が異なる。
同機構が算出した保険料の一例では、若年層が契約する「全年齢補償」は27.1%もの値上げだ。
保険会社がそのまま反映させれば、若年層のクルマ離れを助長しかねない。

日本の場合、欧米諸国と比べて自動車の維持費が非常に高くつくことも原因の一つと考えられる。

>>3に続く


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