10/05/05 12:58:45
アップルのスティーブ・ジョブズCEOは先日行われた発表会でこんな発言をしている。
「Androidにポルノを売るショップがあるのは知っての通り。
誰でもダウンロードできる。あなたも、あなたの息子もだ。当然、これは我々が目指すところではない」
「Android(アンドロイド)」とはGoogleが提供するスマートフォン用プラットフォーム。アップルのiPhoneの商売敵と考えればいい。
ジョブズは「iPhoneからポルノを排除する責任があると感じている。ポルノが欲しければAndroidを買えばいい」とも発言しており、
まるで Android=ポルノのような物言いだ。
だが、このポルノ禁止がスマートフォンのシェア争いに影響を及ぼす可能性もないではない。
新メディアが出るとアダルト方面での模索が始まる。iPhoneも例外ではない。
画面にタッチして女性の服の下を透視するアプリや、iPhoneを動かすと写真の特定の部位が揺れるアプリ、セクシーグラビア集など様々なアプリが登場した。
iPhoneの公式ショップには徐々にアダルトアプリの数が増えていったが、アップルは突如アダルトアプリをApp Storeから一斉に削除した。
これで生計を立てているアプリ作者たちは一斉に反発したが、先のジョブズ発言を見るとアダルトアプリを復帰させる気はないようだ。
玉石混交とはいえ当たると大きいのがアダルトアプリ。
2ヶ月で2700万円以上も稼ぎ出したアプリもあるというから、立派な経済効果といえる。
アダルトアプリの作者たちはいわば「金の卵」になれる可能性があるわけだ。
メディア戦争で勝利を収めてきたのはVHSやWindowsなどアダルトが充実した側だ。
iPhoneを追い出されたアダルトアプリ作者たちがどこに行くかでスマートフォン戦争の今後が占える……かも知れない。
ソース:Ameba News
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