10/05/01 18:32:37
農業体験/学生に資格取得指南 県や鳥取環境大などと連携
鳥取市のラシック(若山幸司社長)は、過密労働によるうつ病などによって休職するIT企業の
社員を対象に職場復帰に向けた研修を提供するビジネスを始めた。県や鳥取環境大などと連携を
確認する調印式が30日、知事公邸で行われた。
精神疾患による休職者が多いというIT業界の需要に着目。農業体験をしたり、同大でIT関連
の資格取得を目指す学生に教えたりしながら職場復帰につなげていくという。研修中は市内で
共同生活し、精神医療のサポートも受けられる。
研修期間は1~6カ月。研修費は1カ月間の場合は30万円▽2~6カ月間は月25万円。
食費と旅費は含まれていない。大都市圏から遠い鳥取にどれだけ研修生が集まるかは未知数だが、
同社は今年度に180人の受け入れを見込んでいる。
調印式には、利用を検討している東京のIT企業の役員も出席。「休職者を復職させる研修の
ノウハウがわが社にはないし、この研修を導入すれば精神面でのサポートもしている企業と
アピールできる」と話した。
ネックはコスト。6カ月の研修だと企業にとっては給与のほかに1人約150万円かかる。
この役員は「3カ月が限度」と話していた。
ソース
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