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音楽事業への参入を目指して、JVC・ケンウッド・ホールディングス傘下の音楽事業会社の
買収を検討していたソフトバンクが、JVC側との買収交渉を打ち切る方向となったことが2
8日、明らかになった。
買収金額などの条件が折り合わないことに加え、所属アーティストから反発が出ている
ことに配慮した。
ソフトバンクは、JVCの傘下に入っている日本ビクターの音楽子会社「ビクターエンタ
テインメント」と「テイチクエンタテインメント」の2社について、株式の過半数を5月中
に取得し、残りの株式を年内に買い取って完全子会社化することを計画していた。
出資額を巡って両社の隔たりが埋まらなかった。
ビクターエンタを巡っては、JVCが昨秋にもゲームソフト大手のコナミと売却交渉を
行ったが、金額などが折り合わず破談になるなど迷走が続いている。JVCは当面、横浜市
にある本社土地の売却などによる資金確保を検討している。
ソース
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