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博士課程修了後、任期付きの不安定な立場で研究を続ける「ポストドクター
(ポスドク)」が2008年度は1万7945人(前年度比1%増)に上り、
04年度から4年連続で増えたことが、文部科学省の調査でわかった。
34歳以下の若手が初めて減少に転じる一方、民間などへの就職が難しくなる
とされる35歳以上の「高齢ポスドク」は07年度より約7%増えて
5825人に上り、全体の3人に1人を占めた。
文科省は、ポスドクの企業実習を支援して民間就職につなげる施策などを
展開しているが、厳しい現状が改めて浮き彫りになった。
調査は全国の大学など1176機関を対象に行った。
高齢ポスドクの増加について、筑波大学の小林信一教授(科学技術政策)は
「深刻な状況だ。ポスドク自身が視野を広げて進路を探すとともに、
大学側でもポスドクの将来を考えた指導をすべきだ」と話す。
ソースは
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