【電気機器】日立製作所のHDD事業、お荷物卒業 黒字定着 世界のトップ追撃[10/04/23]at BIZPLUS
【電気機器】日立製作所のHDD事業、お荷物卒業 黒字定着 世界のトップ追撃[10/04/23] - 暇つぶし2ch1:やるっきゃ騎士φ ★
10/04/23 09:09:41
ソースは
URLリンク(www.sankeibiz.jp)
URLリンク(www.sankeibiz.jp)
URLリンク(www.sankeibiz.jp)

[1/2]
日立製作所は、赤字が続いていたHDD(ハードディスク駆動装置)事業で攻勢に転じる。
22日発表した同事業部門の2010年1~3月期の営業利益は3四半期連続で黒字を確保。
08年以降は利益を計上し黒字体質が定着したことから、サーバー向け小型装置の強化や
新しい記憶装置なども投入し、世界市場で強みをみせるシーゲイトなど米国勢を追撃する構えだ。

「世界的な景気後退の中でも着実に利益を伸ばすことができた」。
日立のHDD製造子会社「日立グローバルストレージテクノロジーズ(HGST)」の
スティーブ・ミリガン社長兼最高経営責任者(CEO)は同日の会見で胸を張った。

HGSTの1~3月期の売上高は前年同期比42%増の14億6000万ドル(約1350億円)、
営業利益も前年同期の5700万ドルの赤字から大幅に回復し2億1700万ドル。
09年10~12月期と比べても2倍近くの利益となった。09年通年の営業損益は約1億ドルの
黒字を確保した。

「今後も成長市場をとらえ事業の成長を加速させる」(ミリガン社長)と意気込むが、
HDD事業は数年前まで「赤字垂れ流し」(幹部)の部門だった。

日立は03年、米IBMのHDD事業を20億5000万ドルで買収。
しかし、統合作業の難航や、製品価格の大幅下落などで赤字が常態化。
07年まで5年連続で営業赤字を続けていた。
06年には赤字が3億7500万ドルに上り、07年には当時の古川一夫社長が撤退も検討するほど
だった。国内でもNECなど大手も撤退し、昨年には富士通がHDD部門を東芝に売却。
今では国内メーカーは日立、東芝のみだ。

日立のHDD事業を立て直したのが、今年4月までHGST会長だった現日立製作所社長の中西宏明氏らだ。
07年にHGSTに入社したミリガン社長が「中西さんの下でHDDに精通する人材採用を進めた」
と話すように、数年間で幹部の多数を入れ替えた。コスト低減のためメキシコ工場をマレーシアに
移管したり、部材共通化を進めて08年度に黒字化を達成した。

HDDはパソコン向けに加え、カーナビや家電向けなどの新規分野の需要も増加。
今後はネットワーク経由でソフトを提供するクラウド・コンピューティング向けのサーバーに、
日立が得意とする2.5インチ型などを強化。年内には米インテルと共同開発を進める次世代記憶装置
「SSD(ソリッド・ステート・ドライブ)」も投入する。

日立が目指すのは主要部品を内製する「垂直統合型」で、米シーゲイトやウエスタン・デジタルなどの
ビジネスモデルだが、「本当の変革にはまだ少し時間がかかる」(ミリガン社長)。

グローバルな価格競争が激しい分野だけに、日立もさらなるコスト低下が求められる。

                   ◇
-続きます-


レスを読む
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch