10/04/24 13:43:44 MmzM7SHN
大正初期生まれの祖父母が常に言ってた。
俺らは終戦直後の食料難だった時も田畑を所有していたから
食に困ることはなかったが、農地を持たない周囲の住民は悲惨だった。
こぼれた稲を拾うために収穫直後の田んぼを徘徊したり、
米を恵んで貰おうと玄関先で土下座になって物乞いをしたり、そういう人たちを数多く見てきた。
高度成長を迎え、農業や農家が卑下されがちになった時期もあったが、それでも田畑を手放そうとは思わなかった。
ただただ「食べられる」という事の有難さと感謝の念を持ち続けてきたからだ。
今後、再び日本が食料難に陥る可能性はゼロとはいえない。
だから絶対に田畑を手放してはならんぞ。どんな事があっても。
俺はどんな甘言があろうとも、先祖代々受け継がれてきた田畑を守り続ける。
5町(1万5千坪)の田畑を。