10/04/20 23:45:49 B45Kbihn
>>156
個人ローンは、おそらく国内の需要を掘り起こすのに、住宅が金額が大きくて有効だから。
↓参考にどうぞ。
雇用不安と家計の消費・貯蓄行動 -雇用リスクと予備的貯蓄の実証分析-
URLリンク(www.jri.co.jp)
1990年代半ば以降、わが国経済が長期低迷状態を持続している要因として、将来不安の増大を
要因とする消費の不振が指摘されている。一般に、将来不安を原因とする消費減・貯蓄増は
予備的貯蓄といわれており、その存在については理論的・実証的にかなりの研究蓄積が存在している。
4.推定結果をみると、まず、離職率(雇用リスク)については、リスクの増大が家計の
金融資産比率を有意に上昇させていることを示しており、予備的貯蓄の存在を強く示唆する
結果となっている。ちなみに、離職率の1%ポイントの上昇は、
家計の金融資産-恒常所得比率では0.0295~0.0394%ポイント、
金融資産残高では22.5~30.0万円(2.5~3.1%)増加させるとの結果が得られる。
a.世帯主が女性の世帯は、男性の世帯に比べて金融資産を積み増す傾向が大きい。
すなわち、女性の方が男性に比べ消費抑制効果が大きい。
b.持家でローンを保有する世帯では、ローンのない世帯に比べて金融資産の蓄積が乏しい。
c.子供と同居している世帯は、その他の世帯ほど多くの金融資産を積み増していない。