10/04/25 23:07:33 Klj4RTMd
トヨタはずっと昔から豊田家の会社なんだよ。
三井や住友なんかと違って、番頭が実権を握って当主は「君臨すれども統治せず」なんて伝統はない。
奥田、張、渡辺、みな任命したのは豊田章一郎。豊田英二が元気なころは英二の同意も得ている。
重要事項は全部章一郎の同意を得ている。持ち株の比率はわずかだが、豊田家がオーナーなんだよ。
それに、章男が将来社長になるのは早くからわかっていて、いつ「大政奉還」するかという「時期の問題」だけだった。
そうなると、トヨタの場合、オーナー一族と抜擢された番頭たちや将来の皇太子とその取り巻きたちと言う「宮廷の人間関係」になって、「あいつがこんなことを言っていた」、
「いや、こいつがこんなことを・・・」となる。
それこそ、革命前夜のロシアやフランスの宮廷みたいなもんだよ。
日本のマスコミはトヨタマネーに踊らされて書かないけど、外国のメディアはタブーがないから書いて流しているんだよ。
トヨタは昔中国でランクル・プラドを「覇道」と訳して顰蹙を買ったけど、中国の歴史や漢文の素養がある人が社内にいないのかな?
・清朝の時には、早くから皇太子を決めると皇太子に取り巻きがついて派閥ができ、皇太子が遊んでろくなことがないから、皇帝がなくなって初めて遺言で皇位を継ぐ後継者を明らかにした。
・先代皇帝の時の功臣は必ず次の皇帝の代になると、何かしら罪をでっち上げられて失脚させられる。
「章一郎」皇帝から「章男」皇帝に代が変われば、どうなるか、臣下の奥田、張、渡辺は何とも思わなかったのかね・・・。