10/04/10 03:43:06 v3abvmKO
>>79
当然の帰結だろ?
体力のない所から切り捨てられる
バブル崩壊前の日本社会はどの業界も護送船団方式だったから
一番体力のない所にあわせて予定調和の下に利益配分をしてきた社会
だから能力によってきちんと自分の居場所が確保されてきた
冷戦の終結により世界中のどの国にも有史以来最大限発展の機会が与えられた事により、
全ての国が自由競争の下に生き残りを賭けた戦いに飲み込まれた
日本はというとバブル崩壊の傷跡が癒えない最悪のタイミングだったものだから
全力で立ち向かうだけの準備が不足していた
そのため劣勢を挽回するために無条件で体力のないものについては非効率とやり玉に挙げられ
切り捨てられるしかなかった
その結果が居場所を自力で確保できないものは企業であろうが個人であろうが自己責任と罵られ
市場から退場する他なくなった
つまり、復帰しようにも復帰する居場所すらもはや無いのだからもはや手遅れ
労働市場についても適正化を図るには、一度既得権益を持てるものが手放さないと無理
日本社会は有史以来市民革命の経験が一度もないので分かるように急激な変化は好まない国民性
つまりダイナミックに適正化を図るのは望み薄だな
しかしダイナミックに適正化を図らないともはや時間がないのも事実
チャンスは高齢化社会が終結する今後50年以内だと思うが、その途中経過でアジャストする事まで考えると
これから10年以内に方向性を含めて決着を付けないと日本経済の凋落は避けられないと思う