10/04/07 18:30:07
時速350キロメートルに続き、年内には時速380キロメートルの超高速列車の運行が
予定されている中国の高速鉄道開発に対して、JR東海の葛西敬之会長がその安全性を
非難するコメントを発表したことが伝えられたが、中国の鉄道関係者が反発している。
中国の経済系メディア、毎日経済新聞は葛西会長が英・フィナンシャルタイムズ紙に
対して語ったコメントを、「安全性ギリギリのところでやっている」「日本では絶対に
やらない」として引用(松本正之社長のコメントとして報道)した上で、中国工程院
(中国国内最高峰のアカデミー機関)の専門家による見解を掲載した。
中国工程院の王夢恕会員は、「時速350キロはあくまで最高速度であり、実際はほとんどが
その7~8割の速度で運転されている。高速鉄道の安全性はインフラやレールなどの設計が
問題になるのであって、スピードで安全性は判断できない。我が国は時速350キロ以上の
高速鉄道技術の開発能力を持っており、安全性は保障されている」と語った。
また、高速鉄道の製造メーカーの責任者は、日本の新幹線軌道のカーブ半径が4500
メートルであるのに対し、中国では最低 7500メートル、ほとんどが9000メートルと
なっていることを指摘し、「日本より速度が上がったとしても、安全性の低下には
つながらない」とした。
そのほか、中国高速鉄道は建設・営業コストや企業の資金力といった面で日本の新幹線
より優位に立っており、国際競争で苦境に立たされている日本が、島国特有の危機意識の
高さも相まってこのような疑問を持つのは不思議なことではない、という「余裕」の
コメントも見られた。
ただ、報道を読んだネットユーザーのコメントには、「日本の発言には悪意が感じられる
ものの、我々も『島国』なみの危機意識を持つべきではないか」という意見が少なからず
みられ、中国の高速鉄道に対して一抹の不安を抱える人々の存在も明らかとなった。
◎ソース
URLリンク(news.searchina.ne.jp)
◎関連スレ
【鉄道】新幹線の海外進出に日本政府がグッと決心--JR東海会長は「技術盗み、安全性損なう」と中国を非難 [04/07]
スレリンク(bizplus板)
※補足
英紙フィナンシャル・タイムズに対して
JR東海の葛西敬之会長は次のように述べています。
“The difference between China and Japan is that in Japan,
if one passenger is injured or killed, the cost is prohibitively high,”
Yoshiyuki Kasai told the Financial Times.
“It’s very serious. But China is a country where 10,000 passengers
could die every year and no one would make a fuss.”
「中国と日本の違いは、日本では乗客が1人死んだり負傷したりすれば、
コストは途方もなく高く付き、深刻な状況になるのに対し、中国は毎年1万人の
乗客が死ぬ可能性があるのに、誰も文句を言わない(お国柄である)点だ」