【鉄鋼】神戸製鋼、鉄鉱石の探鉱事業に参入へ 原料高で権益確保強化[10/04/01]at BIZPLUS
【鉄鋼】神戸製鋼、鉄鉱石の探鉱事業に参入へ 原料高で権益確保強化[10/04/01] - 暇つぶし2ch1:やるっきゃ騎士φ ★
10/04/01 10:45:45
4月1日(ブルームバーグ):国内粗鋼生産4位の神戸製鋼所は、鉄鉱石の探鉱事業へ参入する方針だ。
国内総合商社や独立行政法人の石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)などと協力していく。
原料高で収益が圧迫される中、開発の初期段階から参加することで安価な権益を取得し、コスト削減を
図る。鉄鋼メーカーが探鉱事業に乗り出すのは極めて珍しい。

鉄鋼部門原料部、資材部、建設技術部担当執行役員に1日付で就任した岩佐道秀氏が都内で
ブルームバーグ・ニュースなどとの取材で、考えを明らかにした。
岩佐氏は「これだけ資源価格が暴騰してくると、原料確保とコスト削減の観点から原料部隊は
(資源のある)川上に出ていかざるを得ない」と述べた。

秘書広報部広報グループの藪木宏之課長によると、神戸鋼の鉄鉱石調達のうち自社権益を持つ
鉱山からの鉱石が占める割合(自山鉱比率)は現在10%弱。
2008年10月に新日本製鉄など国内鉄鋼大手3社などとの連合で、ブラジル高炉大手CSNの
鉄鉱石子会社ナミザの権益の一部を取得するなど、ブラジルに3権益を持つ。いずれも開発済み案件を
取得した。

国内鉄鋼メーカーでは、JFEスチールの前身である川崎製鉄が1970年代にMSG(ミナス・ダ・セラ・
ジュラール)社のプロジェクトに参加し、未開発鉱山の探鉱にかかわった例があるが、現在は各社とも
開発済みの権益を取得するのが一般的。

岩佐氏は、鉄鉱石権益の今後の取得について、開発済みの有望な鉱山は「資源大手が押さえているため
ほとんど残っていない」と指摘。その上で、「グリーンフィールド(未開発鉱山)へ出ていくことで
権益を確保していきたい。一番望ましいのは豪州だ」と語った。

神戸鋼の1日午前9時13分現在の株価は前日比1円(0.5%)安の200円。年初来では19%の上昇。

資源価格をめぐっては、近年、鉱山会社側の寡占化が進む一方で、中国など新興国での鉄鉱石の需要が
増大しており、資源大手の価格交渉での影響力が強まっている。
世界最大の鉄鉱石生産会社、ブラジルのヴァーレ は2010年度鉄鉱石契約交渉で、日本の鉄鋼メーカーと
4-6月期について前年度比90%強の値上げで暫定合意した。交渉はこれまで約40年間、年度ごとに
価格を決めていたが、需要の高まりを予想する資源側の意向で四半期での契約に変更した。

ソースは
URLリンク(www.bloomberg.co.jp)
神戸製鋼所 URLリンク(www.kobelco.co.jp)
株価 URLリンク(company.nikkei.co.jp)
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