10/03/31 12:27:45
マカオの航空会社「ビバマカオ」(中国名=非凡航空)が経営難から燃料代を払えず、
マカオ政府から営業権を停止されたのを受け、国土交通省は同社の定期チャーター便の
運航取りやめ届けを受理。同社の日本発着便は消滅した。もともと同社は、旅行業界や
利用者から評判が悪く、事実上の倒産にもかかわらず同情の声は皆無。最初から最後まで
「ビバ!」とはいかなかった。
ビバマカオはこれまで、成田-マカオ間を週4便運航していたが、国交省が運航取りやめ
届けを受理したことで少なくとも4月30日までは運航されないことになった。これに
より、同社便で帰国予定の日本人約160人がマカオに置き去りになった。
大手旅行代理店の社員は、ビバマカオについてこう語る。
「2007年に成田に就航し、当初はパッケージツアー専用の定期チャーター便でしたが
客足が伸びず、昨年秋から週2便を4便に増便。エアオン(航空券のみのバラ売り)も
始めました。機内の座席にはヘッドカバーもなく、食事や酒、毛布やイヤホン、水に
至るまですべて有料。その分、東京-マカオ往復で最安は3万円、現地購入なら約1万
5000円という超破格を打ち出していました」
機内サービスを徹底的に排除して運賃をギリギリまで下げるのは、ローコストキャリア
では当たり前の手法だが、悪評を高めたのは同社のいい加減な体質。同社を複数回利用
した在日中国人女性はこうあきれる。
「欠航や遅延は日常茶飯事。インターネットで予約したら、システムの不具合で代金を
二重に引き落とされたこともあります。搭乗中はいつも暇そうなキャビンアテンダント
たちがおしゃべりしながら、客に販売するペットボトルの水をゴクゴク飲んでいる。
こんな調子で、6人しか客がいない日もありました」
ちなみに、この女性が一杯150円で購入した水は、なぜか異様にまずかったという。
今回、置き去りにされた日本人客はマカオ政府の手配した現地の高級ホテルに宿泊。
いずれ代替便で帰国できるが、当のビバマカオは現地メディアに「突然のこと
(=営業権停止)に驚いている」「(運行は)再開する予定」と他人事のような
コメントを連発。世界各地で足止めされた4739人の利用客の怒りの火に油を
注いでいる。
●特徴的な色使いのビバマカオ機。日本の空ではもう見られない?!
URLリンク(www.zakzak.co.jp)
◎ビバ・マカオ
URLリンク(www.flyvivamacau.com)
◎ソース
URLリンク(www.zakzak.co.jp)
◎元スレ
【航空】格安航空会社『ビバ・マカオ』、燃料代未払いでマカオ政府から営業停止処分 [03/29]
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