10/03/30 23:39:06
サッポロホールディングスの定時株主総会が30日午前、都内で開かれた。今回の総会では
筆頭株主の米投資ファンド、スティール・パートナーズ・ジャパンが村上隆男社長ら取締役の
交代を求めて6人の独自候補を出していたが、サッポロ側が提案した取締役候補10人が
いずれも賛成多数で承認された。
総会後、村上社長は「誤解に満ちた主張を展開したスティールには、全社が一丸となって
成長戦略を達成しようとしていることをしっかり理解願いたい」とのコメントを発表した。
経営側の役員選任案は約7割の株主から賛同を得た。
サッポロ株の約18%を握るスティールは、現経営陣の業績目標の未達成などを批判し、
委任状争奪戦を繰り広げてきた。スティール側は総会で「われわれの候補者は最善だ」と
訴えたが、提案が退けられたことで、保有株の扱いも含めて戦略の練り直しを迫られそうだ。
◎ソース:時事ドットコム
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