10/03/30 20:25:52
経済産業省が３０日発表した２月の鉱工業生産指数（２００５年＝１００、季節調整済み
、速報値）は９１．３で、前月より０．９％下がった。前月を下回るのは０９年２月以来、
１年ぶり。経産省は１月の伸びが高かった分、企業が生産を控えた可能性があるとみて、
「持ち直しの動きで推移している」との基調判断を据え置いた。
業種別では、「輸送機械」が前月比２．５％減。国内外向けの小型乗用車が落ち込んだ。
国内向けゲーム機の周辺機器が減った「その他」は５．３％減だった。４月以降エコポイン
トの省エネ基準が厳しくなるため、液晶テレビの一部で生産を抑える動きがあり、「情報通
信機械」も４．７％減った。
経産省によると、トヨタ自動車のリコール問題の影響はまだ見られないという。ただ、
主要企業に生産の見通しを聞く製造工業生産予測調査では、輸送機械は４月が前月比４．７
％減と大きく減少する見込みになっている。
ソース：asahi.com
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