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生活用品製造卸のアイリスオーヤマは、LED電球「ECOLUX」(エコルクス)シリーズ新製
品として、実売2300~2500円前後と「業界最安値」の製品を3月26日に発売する。月産50万
個の生産体制を整え、LED電球市場に本格参入する大山健太郎社長は「シェアナンバーワン
を目指す」と意気込む。
発売するのは、重さ75グラムと軽量で根元がふっくらしたデザインの「軽量タイプ」と、
根元を白熱電球よりスリムにデザインした「スリムタイプ」で、それぞれ60ワット相当の
白色タイプと電球色タイプ、40ワット相当の白色タイプと電球色タイプ、計8モデルを用意
した。
オープン価格で、実売予想価格は40ワット相当が2300円前後、60ワット相当が2500円前後
。スリム化・軽量化でアルミ素材の量を低減、部品点数を削減したほか、組み立ての一部を
自動化するなどして低価格化したという。
「白熱電球と交換すれば電気代が下がって交換の手間も省け、約1年で元が取れる」とPR。
消費電力低減による「エコ」効果も訴求する。
LEDチップは国内大手メーカーから調達。中国に新設した工場で、4月から月産50万個(年
600万個)体制で生産する。欧米など海外展開も視野に入れる。
同社の事業分野は、ガーデニング用品からペット用品、収納用品まで幅広く、提供アイテ
ム数は1万4000。年1000アイテムを新規投入しているという。LED照明には2002年に参入。
ガーデニング用ライトから始め、イルミネーション用などを展開してきた。
エコルクスの第1弾は昨年夏に実売4000円前後で発売。生産が追いつかないほど売れたと
いう。第2弾となる今回の製品は大幅に低価格化した上で生産体制を整え、小林幸子さんを
起用したテレビCMも展開。ブランド浸透とシェア拡大を狙う。
小林さんは「“エコ”バヤシサチコ」としてエコルクスをPR。CMには、昨年末の紅白歌合
戦で衣装として使った巨大な小林さんの像「メガ幸子」も登場する。全国の高齢者家庭に
エコルクス1000個を提供し、電球を交換するプロジェクトも行う。
小林さんは「わたしは紅白の衣装などでわりと、電気を使ってしまうタイプ。今年は
エコを考え、エコバヤシサチコとして地球に優しい生き方を模索し、社会や環境に貢献して
いきたい」と話している。
ソース:ITmedia
URLリンク(www.itmedia.co.jp)
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