【自動車】中国、自動車ビジネスの「主戦場」に…需要爆発、年3000万台予想 [10/03/25]at BIZPLUS
【自動車】中国、自動車ビジネスの「主戦場」に…需要爆発、年3000万台予想 [10/03/25] - 暇つぶし2ch1:依頼76-396@備餡子φ ★
10/03/28 02:24:27
 中国自動車工業協会の集計によると、中国の2月の新車販売台数は前年同月比46.3%増の121万1500台となり
12カ月連続で100万の大台を突破している。金融危機以来、低迷が長引いた米国の新車販売台数(2月は78万265台)を
大きく上回って「世界一」の座を保った。

未曾有の市場

 通年ベースで2009年に1364万4800台と前年実績を46.2%上回って初めて世界一となった中国市場。
同協会では今年1500万台突破を見込んでおり、上海に本社を置く三菱自動車工業の販社、三菱汽車銷售(中国)の
飯田健治総経理(社長)は「12年に2000万台、15年に3000万台の市場になる」とみている。

 中国政府は金融危機対策として昨年打ち出した販売促進策のうち、今年は自動車購入税の税率優遇幅を縮小。
販売ペースは鈍るとみられていた。だが、高度経済成長に伴う所得の大幅増加や、先進国に比べ自動車の保有率が低い
ことが、爆発的な需要増の背景にあるといえる。

 優遇税制はその市場拡大の呼び水となった。飯田氏の試算によると、中国のおよそ4億世帯のうち半数が自動車を
保有する時代となれば、1台のライフサイクルを8年と考えて年間に少なくとも2500万台の買い替え需要が発生する。
それに新規需要が上乗せされるため、年間3000万台以上の需要が見込める未曾有の市場が誕生するという。

 三菱汽車銷售の場合、中国に対応する次なる戦略として、今後の主役となる内陸部の市場攻勢と、そのカギとなる中国
全土でのサービス態勢拡充を打ち出した。これまで販売の中心は大都市の北京や上海のほか、広東や浙江、山東、江蘇
など沿岸各省だった。現在は全土で88カ所にある同社系の認定ディーラーだが、10年内にはこれを100拠点まで
増やす方針だという。

 サービスの質も高める。ディーラーから発注のあった補修部品の納入を、現在の72時間以内から36時間以内に短縮
させる態勢づくりを急ぐ。「いかに早く補修部品を届けるか。顧客の満足度を高めることが中国においてもカギになった」と
飯田氏は話す。仮にリコール(回収・無償修理)する事態になっても、一刻も早い実施が最終的に顧客の信頼に結びつくのは
中国でも同じ。

関連産業のすそ野

 スピードだけではない。北京と広州に置いているディーラー技術者養成のためのテクニカルサービスセンターを、今年6月から
内陸部の四川省成都でも本格的に稼働させ、大都市や沿岸部だけではない内陸部での市場開拓の礎にする考えだ。
さらなるアプローチとして、今年11月には上海に高難度修理センターを開設し、高度な自動車メンテナンス技術を中国全土に
発信していくことにしている。

(中略)

 中国に注目するのは完成車メーカーだけではない。自動車部品メーカーや修理、保険など自動車向けサービス、さらには
中古車市場の拡大やアクセサリー販売、駐車場や洗車などあらゆる自動車関連産業のすそ野が今後、中国で勃興し
広がっていくことを意味する。中国ならではの法的規制や技術模倣など問題点は残される。
だが、そうしたマイナス面を補って有り余るチャンスがあるとみる関係者は少なくない。

▽ソース:SankeiBiz(サンケイビズ) (2010/03/25)
URLリンク(www.sankeibiz.jp)


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