10/03/26 22:54:50
東京、川崎、横浜港をそれぞれ管理する東京都と川崎、横浜市は26日、
国際物流拠点として重点的に整備する国際コンテナ戦略港湾に「京浜港」として
応募した。
国土交通省によると、ほかに3港湾が応募。提出された計画書を審査した上で
6月をめどに1、2港湾に絞り込む。
京浜港のほかに計画書を提出したのは「伊勢湾」(名古屋、四日市港)、
「阪神港」(神戸、大阪港)、「北部九州港湾」(博多、北九州港)。
国際戦略港湾の整備については、前原誠司国交相が2009年10月に横浜港を
訪れた際に初めて言及。京浜港の各都市は「3港連携のスケールメリットを生かし、
ぜひ手を挙げたい」(横浜市)、「工業港である特徴を生かして連携を強化していく」
(川崎市)などと応募に意欲を示していた。
国交省は今後、4港湾の基礎評価を実施。その上で韓国・釜山港などに対抗できる
高水準のサービスが提供できるか、基幹航路を維持強化するためにコスト低減が
可能か、などの項目を検討する。
応募した4港湾のうち北部九州港湾以外は既に「スーパー中枢港湾」に指定。
国が優先的に施設整備を進めてきたが、アジア諸国のハブ(拠点)港と比べて
競争力の低迷が指摘されてきた。国は国際戦略港湾として国内貨物を集中させる
ことで、北米や欧州などの基幹航路の維持強化を図る狙いだ。
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