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早稲田大学インド経済研究所所長で元財務官の榊原英資氏は、日本政府は外国為替市場への
介入を控えるべきだとの考えを示した。同氏は円高を予想している。
榊原氏は24日、クレディ・スイス主催の投資家関連会議が開催された香港で、「円は当分の
間、1ドル=90円前後で推移するだろう。緩やかに85円まで上昇するかもしれない。しかし、
政府は介入するべきではない」と語った。日本政府の為替介入は2004年が最後。
同氏は日本の景気回復が「あまり強くない」現状を踏まえ、金融緩和は適切だとの見解を
示した。中国の人民元については、同国の成長見通しに照らし、次の10年で「大幅」に上昇す
るだろうと述べた。
-Editors: Lily Nonomiya, Russell Ward
ソース:Bloomberg
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