【経済政策】高速道路値下げ1年、経済効果は「期待外れ」 [03/21] at BIZPLUS
【経済政策】高速道路値下げ1年、経済効果は「期待外れ」 [03/21]  - 暇つぶし2ch1:ライトスタッフ◎φ ★
10/03/21 13:01:31
「休日上限1000円」の高速道路料金値下げが始まり、20日で1年を迎えた。
地域経済の活性化の掛け声とともに導入されたが、大型連休並みの大渋滞でサービス
エリア(SA)は混雑したものの、フェリーや鉄道は大きく利用客を減らし、
観光地では「目に見える経済効果はなかった」との声も上がる。高速値下げは
地域に何をもたらしたのか。

西日本高速道路会社によると値下げによって、土曜休日の交通量(1月末時点)は、
兵庫県内の中国、山陽の各自動車道、舞鶴若狭道で16~43%増えた。神戸淡路
鳴門道の明石海峡大橋、大鳴門橋も22~27%増加した。

その結果、関西のSA、パーキングエリア(PA)では売り上げが10%伸び、
国土交通省は「地域経済に一定の成果があった」とする。

だが、観光地の受け止めは冷ややかだ。淡路市楠本の国道28号沿いで、「渡舟
(わたりぶね)食堂」を経営する小橋由子さん(44)は「東浦インターに近く、
値下げでお客は増えると思っていたが…。期待外れでした」とため息をつく。
神戸、阪神間の釣り客は「高知で大物を狙いたい」と四国へ。年間の売り上げは
2割近く落ちた。

店を開けて40年以上になる。フェリー乗り場にも近く、かつては大勢の客で
にぎわったが、明石海峡大橋開通で状況は一変した。「淡路は国の交通施策に
振り回されてきた」とこぼす。

一方、昨年、関東などから客が押し寄せ「うどんフィーバー」に沸いた香川県。
ほくほく顔と思いきや、県観光振興課は「千円高速の観光客の大半は、うどんを
食べるだけで帰ってしまう」と話す。「週末の人出は増えたが、その反動で平日は
激減した。新型インフルエンザの影響もあって、経済効果はほとんどない」という。

 ◆   ◆

交通渋滞やほかの交通機関への影響に注目するのは、上智大経済学部の有村俊秀
准教授(環境経済学)だ。東名高速では昨年のゴールデンウイークで、長距離渋滞
などによって最大5億円の損失が生じたとはじく。さらに「瀬戸内海では競合する
フェリーの損失額が大きすぎる。結果的にマイナス効果だった可能性がある」とみる。

6月からは高速無料化の社会実験が始まる。舞鶴若狭道(吉川ジャンクション
‐小浜西)丹南篠山口インターの地元、篠山市の圓増(えんそう)亮介商工会副会長は
「渋滞など不安もあるが、地元にお金を落としてもらうため、地域の魅力を一層高め
たい」と気を引き締める。

◎ソース URLリンク(www.kobe-np.co.jp)


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