10/03/20 22:20:02
JR東海は18日、東海道新幹線の2月の乗客数が前年同月比1%増となり、2008年
10月(2%増)以来、1年4カ月ぶりに前年実績を上回ったと発表した。
ただ昨年、景気後退で大幅に減った反動という面が大きく、松本正之社長は名古屋市内での
定例記者会見で「依然、厳しい状況だ。今後の動向を注意深く見守りたい」と話した。
東海道新幹線の乗客数は、出張の手控えによるビジネス客の減少などで1月まで15カ月
連続で前年割れ。新型インフルエンザ流行の影響も重なった昨年5月には15%減まで落ち込
んだ。
最近は回復傾向で1月は3%減まで改善。3月も、17日までで前年と同水準で推移している。
また、松本社長は、先進国で高速鉄道事業を日本企業が受注しやすくなるよう、政府が
資金面で後押しする方針を表明したことを歓迎。「大きな進展だ。(新幹線やリニアモーター
カーの売り込みを)米国に絞ってやっているので、プラスになる」と語った。
(共同)
ソース:中日新聞
URLリンク(www.chunichi.co.jp)